第１３５話「上級職のススメ」（１）

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1 ：◆vsQyY1yD2Q

　　　　　　　　　._,,,,,,,, ノアニール　,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　: .,,,,,,＿_
　　　　　　 .ｒ'"″　　　○　|__,／,/彡--―V!" ,r‐-,、　　　　　 　 　 　 　 　 ／　　　　`ﾍi､
　　　　　,,,、ヽ,,,,,,,／二ﾆ"　　　 　 　 　 　 ﾞl‐'"　　 `i､　　　　　　　　　　　 ,i´,,-,,,--―''''''^′
　　　.エジンベア,/′ 　 ○ カザーブ ¬"　竜の女王の城 　 　 　 　 　 `'"
　　　‘".○ﾉ　　.ﾞl,、　 .ｯ丶　,r‐-‐'ﾞ｀　　　　　○　｀X″　　　　 浅瀬の祠　__、　　　.ｲﾐﾆ〃
　　　　　　　.,-'"　｀'''△　　 ‘|　　　 　 　 　 　 　 y/　｀'‐、 　 　 　 ○ 　　.`'''i､'ｰi､'ﾆ‐.,、〈ﾞﾞﾞﾞ''i､
　　　　　　丿　○ シャンパーニ、　　_,ｒ'"フ〜'"｀　　　　＼　　 　 　 　 　 　 `i､ ｀ﾞ'-､ﾞl|,,,,）　　｀ヽ、
　　　　　　.|＿__△　　　　　i"　○ 祠の牢獄. 　　　　　　　│ 　　　　　　　　／　　　　　　　　○ シャーマン族の集落
　　　　　 _,lﾞ　　△,ｘ、　、　　ﾌ.,-二._,lﾞ＼　.ヽ　　　　　　　　ﾞl、　　　　　　,,,,丿　　　　スー.lm　　　 ｀i､
　　　　ポルトガ　　 ﾞl゛ ﾞl｀'''ﾞ／　　｀ﾞi､　.ﾞl,,,,,,ilﾞ　　　　　　　　 `''ｬι　 ,,-″　　.ﾞ″　　、○i､ヽ　.、○ いく夫バーク
　　　　.|　○.,,'"　　　!○′＼: 　　　△ 　　△ 　　　　　　　　　|　○i､ﾞヽ,、 ,,--､_　　 ｀ﾟーﾞl．`'i |: 　　|
　　　　 `''''''゛　　ロマリア ,、 ﾞヽ　アッサラーム　　 　 　 　 _,!" ムオル　￣　　: `ヽ　　　　: ﾐ''⊇　 .,ﾉ
　　　　　　./ﾞﾞﾟ''-､,＿＿,,″　 .,,/: 　○ △ 　　　△ ,--,,,,,,,,／　　　　.｝ 　 　 　 　 　 |,＿　　　 ｀ﾞﾞl,,,,、|
　　　　　 ,,lﾞ△△　 　 　 ｀ﾞ'―'ﾞ　　　/ﾞ,ﾌ　　　　　△ ￣] |　　　　　｀/　　　　　　　　　　 ﾞ''i､　iﾆ″　｀
　　　｀,lﾞ＾△　　　　　　　　 　 　 　 ,i´｝　　　　　　△　ダーマ　　 　/ 　　　　　　　　　　　,i´ ,,／"
　　　.,i´　△　イシス　　 　 △ﾞl-,,,lﾞ 丿　　 　 　 　△ ○　△　　　│　　　　　　　　　　 丿..i{,―-,,、
　　　.|、　△　　○　　　 　 △│ｖぃ′　　　　　　　　　 ﾞヽ、　　,,-''ﾟ.r‐、 　 　 　 　 　 ,/△△△△/'―-、
　　　｀`-、　△△△△△△△,二ﾞl｜　　バハラタ ,,,,、　 .ヽ.／｀,-/○ ジパング　 ,/｀△ 　　　 ／ △△）
　　　　　 ﾞヽ、　　　　△△ｒ'"　　 .|｜　,,,,,,,,、　 ○ ,!y″　　│　 ￣″　　　　　　　 |△ 　　　　△　　 △|
　　　　　　 .`i､　　　△,-ｘ,二_　　..|｜／　 ｀ヽ、　　ﾟ',＼ 　 ,/　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ△ ○　　＿△ △/
　　　　　　　│　　△｜○,,,,○ |　.|　　　　　　｀'-／゜　 ﾞ='"　　　　　　　　　　　サマンオサ 　l○ エムローム
　　　　　　　 |ﾞﾞﾞヽ,、△バラモス城ﾞ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀'i､△△△△,ノ′
　　　　　　 テドン,〔△　　　　＿_lﾞ　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _,,,ｖｨ、,,--,、　　　　　│　　　　,r'′
　　　　　　 ヽ、　○.ﾞ‐△ ._,-'"　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /″ ○レーベ ＼、　　　 │　　　lﾞ
　　　　　　　 ｀'ヽ,＿,,,,-‐"｀　　　　　　..,．.ｖ，　 　 　 　 　 　 lﾞ　　　 : 、　ｱｽﾞﾗｴﾙ男爵領:、 ○ アルヘンティーナ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ﾞ゛　ランシール　　　　 ﾞl　　　　 ﾞﾞ父、　○.|　　　　　ﾞl,、 .|
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 lﾞ　　　○　ﾞl　　　　　　　 ｀li､　..r‐"［○″　 ,｝　　　　　 ｀ﾞ'┘
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 : ￣￣ﾞ'--,丿　　　　　　　　 ｀'-ィ: i,＿アリアハン
　　　　　　　　　＿＿__、ラーミアの神殿
　　　　　　　　.'!,,、　　 ｀●'''''''ﾞ''i､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｨ○ ルザミ
　　　　　　　　　　ﾞﾞ''ｰ-,,,,,,,,,,,,,--ﾞl‐


2 ：◆vsQyY1yD2Q
【 ラーミアの神殿 】
　　　| |　 |　| |　||　|　| | |l 　|| 　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　||　 l|　|　 |　| || ｜ |　　| ||
　　　| |　 |　| |　||　|　| | |l 　|| 　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　||　 l|　|　 |　| || ｜ |　　| ||
　　　| |　 |　| |　||　|　| | |l 　|| 　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　||　 l|　|　 |　| || ｜ |　　| ||
　　　| |　 |　| |　||　|　| | |l 　||　 　 　 　 　 　 　,　．-‐‐-　､　 　 　 　 　 　 　　||　 l|　|　 |　| || ｜ |　　| ||
　　　| |　 |　| |　||　|　| | |l 　||　　　　 　 　 X´　　　　　　 　 ｀ﾐ丶、 　 　 　 　 .||　 l|　|　 |　| || ｜ |　　| ||
　　　| |　 |　| |　||　|　| | |l 　||.　 　 　　　/　　　　　　　　　　　　　へ　 　 　　　||　 l|　|　 |　| || ｜ |　　| ||
　　　| |　 |　| |　||　|　| | |l 　||.　 　 　　/　　　　　　　　　　　　　　　 丶　　　　 ||　 l|　|　 |　| || ｜ |　　| ||
　　　| |　 |　| |　||　|　| | |l 　||. 　　　　′　　　　　　　　　　　　　　　　 ゛�＝@　 ||　 l|　|　 |　| || ｜ |　　| ||
　　　| |　 |　| |　||　|　| | |l 　||.　 　 �[　　　　　　　　　　　　　　　　　　　�[. 　 ||　 l|　|　 |　| || ｜ |　　| ||
　　　| |　 |　| |　||　|　| |　￣　　／�[　　　　　　. . . . . . . . . . . 　　　　　　�[:.:.:.｀￣´　|　 |　| || ｜ |　　| ||
　　　| |　 |　| |　||　|　| |　 　 ／ 　.ｉ　　　　　　. . . . . . . . . . . . . . .　　　　　',. 　 ＼_ _ _|　 |　| || ｜ |　　| ||
　　　| |　 |　| |　｀¨￣´　　／　　　{　　　　: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . 　 　 }..　　　＼　｀¨￣´　 .|　|　　| ||
　　　| |　 |　| |　　　　　／ 　 　 　 !　　: : : : .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : : : : : ..}　　　　　＼_ 　 　 _｜ |　　| ||
　　　| |　 |　| |　　　 ／　　　 　 　 �[　: : : .:.:.:.:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:: : : .}. 　　　　　　＼＿　 .|　|　　| ||
　　　| |　 |　| | 　 ／.　 　 　 　 　　�[.:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:.:.:�[　　　　　　　　＼＿｀￣￣¨´
　　　| |　 |　| | ／　 　 　 　 　　　　�Y.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: .:.:�W. 　 　 　 　 　　　　＼＿＿＿
　　　｀￣￣ ／　 　 　 　 　　　　　　�X;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:�W　 　 　 　 　 　 　 　 　＼　_＿＿＿＿
　　　　　 ／ 　 　 　 　 　 　 　　　　　�E;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:�C 　 　 　 　 　 　 　 　 　　　＼　_
　 _ ＿／ 　 　 　 　 　　　　　　　　　　�];:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:�] 　 　 　 　 　 　 　　　　　　　　＼＿　_
　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　�I:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:�I
　 　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　｀＞．_;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_.．＜
　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-=ニ二二三三二≡二三三二二ニ=-


　　　　　　　　　＿＿＿
　　　　　 ／）／ノ '　ヽ､＼
　　 　 ／ .ｲ （.●） 　（●.）＼　　　―― という訳で、上級職の条件
　 　 ./,'才.ﾐ).　 （__人__）　　　＼
　　　|　≧ｼ'　 　 ｀⌒´　　　 　 .|　 こんな感じの仮説が立ったお。
　　　＼　ヽ 　　　　　　　　　 ,／


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【 水鏡通信中 】━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　／!　 　.／!
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,イ ／　 i　 ／　 | 　 ／!
　　　　　　　　　　　　　　　　／ ／　 　 ﾚ'"　 .::::レ'" /.|
　　　　　　　　　　　　　　 ／レ'　　　　./　　 .::::/　.:::/ :ﾚ'!
　　　　　　　　　 　 　　／　 i　　　　　/　ー-､/　.:::/ 　 /　,
　　　　　　　　 　 　 　入/ ∧　　　　/　　　ヾ ￣｀ﾍ　 /／/
　　　　　　　　 　 　／ ./ /-‐-､__　/ ／＼　 ﾍ　.i　.∠＿＿_
　　　　　　 　 　 ／／./ /,ｏ ｏ　ノty'"￣¨ ヽ　　 |　　 ..::::::／
　　　 　 　 　 ／ｲ´　 {　| .,y-＜ .{ i　 y‐-､　i 　 .| ﾍ::::::＜＿
　　　　　　　/ ./　 r'"i　i./ ｲ::} i　ゞ　/.{::::} ) .|　　i :∧ー─'"
　　　　　　 .ｿ .i　 ./}'"{Y弋_｀´ィ　　　＞､ノ　.|　./　　.',　　 　 その職業ならではの特技っスか……。
　　　　 　 .´　 |　/ 〉-}.　　〈　 　 .人　　　}　 | .,'　∧i: ',
　　　　　 　 　 | ∧ { ﾉ　　　｀ー〈 　 ｿー'"　 .!ｲ ./ﾍ::l ヾ　　　分かりました、やらない夫さン達にも伝えときます。
　　　　　　　　 ｿ　', ﾊ､　　　　 　｀ー'　 　 　 ´.|∧ �W
　　　 　 　 　 　 　 ｿ　 ＞─⊂¨ヽ__ノ´ヽイ¨´ ｿ .ﾙ
　　　　　　　　　 　|__,＼三三 ｀i　　　／三ﾆ/　.:/
　　　　　　　　　　 ﾊ　　＼_z='"!　　 ﾉ三三/＿/!
　　　　　　　　　　 |::',　　 ＿人 `¨＜三三/　.:/::|
　　　　　　　　　　 |::{.＼_入 ｀{三三}￣￣　　/::: |
　　　　　　　　　　 |::｀ー─ '"ー‐───一'"::::: |
…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…【 水鏡通信中 】

　　 　　 ＿_＿__
　　　 ／　―　　 ＼
　　／ノ　　( ●)　　 ＼
.　｜ ( ●) 　 ⌒）　　　|　　特技によっては モンスター使いも認定できそうだけど
.　｜　　 （__ノ￣　　　 /
.　｜ 　 　 　 　 　 　 /　　　何か心当たりはあるかお？
　　＼＿　　　 ⊂ヽ∩＼
　　　　/´　　 　 (,＿ ＼.＼
.　　 　|　　/　　　　　＼＿ﾉ


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…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／ﾚVVVVVVVV ｲ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／　　　　 　 　 　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／　　　　　　　　　∠
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／　／ヽ／＾＾＼　　 x≦⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　／ 　 （　　　　 〆　　ミ
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　′_ノ　　 ―　　　 ﾑ　 ヾ　　 スンマセン、ちょっと心当たりないっス……。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 从| （●）　（● ）　 §从　ゝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 | 　（__人__）　　u.　§ﾙ′　　モンスターは、餌付けとかでやってるんで。
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼　｀ー ´　 　 o ﾟ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∽　　　　∽　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /　 ∞∞　　/　/　　 |
…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　／　　 　 　＼
　　　 ／　　　 　 　 　 ＼
　　／ 　　　　　　　　　　＼　　「魔物ならし」 ……？
　　|　 　　　＼　　 ,＿　　 |
　　/　　ｕ　 ∩ノ ⊃―）／　　 いや、それはモンスターズで肉投げてるようなものかお？
　　(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
.　　＼　“　　／＿＿|　 |　　　 分かったお。　こっちでも ちょっと考えてみるお。
　　　　＼ ／＿＿＿ ／


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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-──‐-
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ／:.:.:.:.:.:.:.:.:/ニニ ＼
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ｲ_:_:./:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 ,:':{　才:.:.:.:.:.:.:.:. / ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.ﾟ，
　　　　　　　　　 　 　 　 /:.:.∨l|:.:.:.:.:.i:.:X/　 |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
　　　　　　　　　　　　　 ':.:.:.:/Ｖ|:.:.:.:.:.|// ＼ |ﾄ:.:{:.:.:. !:.:.:.!
　　　　　　　　 　 　 　 ｉ:.:.:.:.l　（|:.:.:.:.:.| 笊朴 |l ヽＸ:.:.|:.:.:.|
　　　　　　　　 　 　 　 |:.:.:.:.|/」:!:.:.:.:.:.! 込ｿ　　ｨ芯}:ﾉ:./ﾉ
　　　　　　　　 　 　 　 |:.:.ﾄ:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.|　　 　 ､ ゞy':.:./}　　　モンスター使いも面白そうな……。
　　　　　　　　　　　　 .x===ミ从:.:.:.:.:|　　rへ　 ｲ:.:.:.:｢
　　　　　　　　　　　　.′　 　 ヾ:＼:. 〕ト-ﾚ1 |:./|:.:.:.:′
　　　　　　　　　　　　{　　　　　 ∨∧: v=厂 ヽ j:.:./
　　　　　　　　　　　　|　　 　 、　 ヾi:ﾄ: { ハ_)　}:イ
　　　　　　　　　　　　Ｎ　　 　 ＼　 ヾiﾄ/≧≠ﾉヽ‐ミ
　　　　　　　　 　 　 　 |、　　　　 ＼. ヾ{　　　 　 }､ﾉ》
　　　　　　　　 　 　 　 |ﾊ　　　　　　/厂ヽ　　　 　 ＼
　　　　　　　　 　 　 　 |: :ヽ　 　 　 .ノ　 从　　　　 　 }
　　　　　　　　　　　　　￣　＼　　　　　　　＼　　 　 ﾉ


　　　　　　 　 , : ´ ￣｀゛ ::　.
　　　　　　 ,:::人::':::::::::::::::::::::::::＼
　 　 　 　 .::::{:;o）,::::::::,:::::::､:::::､:::ﾞ:.
　　 　 　 .|:::::i゛´:|i:::::_||::::::_|:::::,|iﾞl::ｌ
　　　　　 |:::::|::::::|（≡）　（≡)|::::|::|
　　　　　 |:::::|:::::_| 　 　 ,　　 j:::::| ｀　　ハルヒ、面白いかどうかで判断するのは止めませんか？
　　　　　 |:::::|:´:|､_　　-‐ _ノ:::i ｀
　　　　　 |:::::|:::::{´ ヽヽil､:::|:::::|
　　 　 　 |:::::|:::::| ヽ.　// ',:|:::::|
　　 　 　 |:i|:|:::::| 　 |┴─i:|:::::|
　　 　 　 |:||:|::,i'l 　.|.＿＿||,､i'|


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　　　　　　　　　　　　　　　　　//l /l ﾚ　: l: :l: ､　＼　: ＼ヽﾄ､ﾚl＼V: .　: : : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　 　 ｌ /l'　ｖ　!: ,ﾍ: l!:丶　 ＼ : : ＼ ヽl　 `　: . : : : : : : :
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 | l　: . .　l:｜ l |ｌ:l､_ｖ=≦三ミ､:ヽ: .　 : . : .｜: : : : :
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 | l, : . : : :ヽl≧:|ﾍｌ　ヽ/ｒうヽ ﾄk/　: : : : . : :|＼: : : :
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 | lゝ: : . : : ﾄﾚｆlヽﾞヽ　 └‐┴ / : /: : : : : : :ｖ　}: : :　　　難しいところねぇ。
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ｀l　ヽ|:l､ ､|￣ /　　　　　　 /: ／l　: : : : : | ∨ : ｌ /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`!|ヽヽ　､ 　 　 　 　 / ´　/ﾚ:　: : : :ﾊ: ｌ: :/l′　　ハルヒって、どう見ても
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ': :ﾊ＼　;- ､　　　　　　//l: l : : : /: ﾍl:/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/:/: : ＼　ﾞこ’　　　　　/´:/ﾚl: : : ': l: /l′　　　　興味ある事だけに
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　 /ィN|: : : |ヽ　　　 　 　 /　ｲ lN|:/:,: :,l/　　　　　　 能力を発揮するタイプみたいだし。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l':/!: : /l/ ゝ ＿　　-// //: /l':/|:/′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l'　l: :,′　　 l /l 　 /´ /´／〃l l′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ{　　　　l'ノ|　 　 /／　/　ヽ


　　　　　　　　　　　 　　　　＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　_　 ‐ : : : : : : : : : : : : : : :丶
　　　　　　　　　.. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
　　　　　　 　 . : : : : : : : : : : : : ; : : : : : : : : : : : : : :＼
　　　　　　　/: : : : : : : : : : : : ﾊ : : : : : : : : : ﾄ: : : : : : :.
　　　 　 　 /: :/: :.' : : : : /: .:/　! : : !: : : :ﾊ: l !: : : : : : :::.
　　　　　　ｉ: :, : : ,' : : : -A-/-‐ﾍ : :} : : / 乂_l:_!＿: ､: : i
　　　　　　|: : : : : : : ;ｨ.:/ ,ﾚ〒=､ ヽﾊ／,=〒=､ハ: :ハ: :|
　　　　　　l: : : : ｉ : : ｉﾚ,イ,.::::｀-'!　　　　ｌ.,:::｀‐'lヽ V : :l: :!
　　　　　　l: .:/ﾆ| : : l　ｉ |ﾊ.::::.ﾊ}　　　　{ﾊ:::::.ﾊ! }/: : .: : |
　　　 　 　 : :{　 | : : ｌ　` ヽ.二.ﾉY ⌒ Yヽ.二.ﾉ ´ｉ: : .:/V
　　 　 　 　 '::ヽ_| : : l 　(::0::::::::::ﾉ　 　 (:::::::::::::) │ｉV　　　美希さんと一緒ですね。
　　　　　　　 ＼:| : : l　 　 　 　 __ 　 ＿_　 　 　 l: l
　　　　　　　 　 .| : : |:＼　　　{　 ￣ ヽ::::}　　　ノ:/
　　　　　　　 .＿| : : lゞ : ｀＞ ゝ、＿___)/__. イ: :/
　　　　 　 ／ 　 ＼:/三イ::::l　｀ フ=く_}ヽ:ノ　レ´
　 　 　 　 ＞ー =〃／　|:::::ヽ／!:::::::l ｌ::::ｌヽ
　　 　 　 ヽ_＿／／　　 |:::::::::ヽ 〉:::〈/:::::l　 ヽ





　　　　　　　　　　　　　　　 　 ,
　　 　 Ｚ 　 　 　 　 　 　 　 ノ/　　　　　　　　　　　　　　　＿ ,.. ., ＿
　　　　　 z 　 　　　　　_,／ / _ ＿　　　　　_,｡-−' "´￣　　　　　i　ヾ:｀":>､_
　　 　 　 　 z　.＿,｡-'"　　 '"　　　｀ヾ'"￣.i　　　-- −-、　　　　 '、　｀"　　 >.､
　　 　 　 　 ,r'´　jヽ　　　　..,_ 　 　 　 1. . . '!　　i　 __　　i　　　　　　ヽ -−'"　　 ＼
　　　　　　/　　ノ　.!-‐- ､_ 　＼　　　 } . . . 1.　 ｀く:.:l　　!　 　 　r-r:‐:‐:r-.､　　　　/ヽ,､_
.　　 　 　 ;'　 ´　 .r':ノ!　 _　ヽ　 ヽ,rﾍ.,!. .　. .l　　　　ヽ､_ﾉ　　　　ヽヾ:..:,ﾉ　 }　　　 .i　 i:;:j /ヽ、
　　　　＿j　　ｰ'7'" .ﾉiﾐｌ　‐　ヽ、_, 　'〈,_ . . . !　　　　　　　　　 　　 ＼_,..｡-'’　　　 ヽ､_,.ノ　　 ＼
　　,.r'",r-!　　　_,r_',．iｼ 　 　　　 ヽ、　､_'´. i　 .　‐-- ､,_　　　r - ｡.., __ 　　 　　 　 　 　 　 　 　｀:、
　./　/ 　 l　 _,. -‐'7　　　　 r-､　1 /^'ー'´. !　 i　 __,...、 i　　 i　　　　　 ｀ヽ　　　　ri、'‐-､ 　　 　.}'＼､_
　ｌ　;'　　 .1　　 _ノ'_,ノ　　 　ｌ_ ﾉ　i｜: . : . : j　　l　':;.:.:.:.:i/　　 i　　,r:'::'^:､　ﾉ　　　/::.::.1　　.ヽ　　 ﾉ. . .1 ｀ヽ
　'、l　　　入　 __,ノ" ､_　　　　 　.; １. . . . . .':、　'､_,.＞'"　　　ヽ　.{:.:_;｡-'´　　　　i;:.:._:/　　　.1　,:'. . . . |.　　 ＼
　 ヽi、　/　j':、｀^ヽ、 'ﾐ;　 、　　/　 ':、 . . . . ｀':-.､,_　　　　　 　´￣　　　　　　　　ヽ--　‐　',／. . . . . ﾉ　　　 　＼
　 　　 ./.　;'　 ヽ, ,_　i^'ぐ,丶 　./'⌒V^ヽ､-､,__. . . . .｀.':ー:-.-:-.-:-:-.-:-:‐:―:.'."":´.:￣￣: . : ._:_;.:.｡r'´　　　　　　 1
　　　　{.　 i、　　l.j ヽj　 .｀' ‐-く　 ,rv1j^'^'ｰ　.｀'‐-､.,＿　　　　　　　　　　　＿,.:｡-ー '"￣￣　　　　　　　　　　　r‐'
　　　　 ）　 ｀'ー―――― '"　 ｀~ 　 　 　　 　 　 　 　　￣￣ ￣ ´ ￣￣　　　　　　　　　　　　　　　　 　＿,.｡r'"


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　　　| |　 |　| |　||　|　| | |l 　|| 　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　||　 l|　|　 |　| || ｜ |　　| ||
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　　　| |　 |　| |　||　|　| | |l 　||.　 　 　　/　　　　　　　　　　　　　　　 丶　　　　 ||　 l|　|　 |　| || ｜ |　　| ||
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　　　| |　 |　| |　　　　　／ 　 　 　 !　　: : : : .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : : : : : ..}　　　　　＼_ 　 　 _｜ |　　| ||
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　　　| |　 |　| | 　 ／.　 　 　 　 　　�[.:.:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.:.:.:�[　　　　　　　　＼＿｀￣￣¨´
　　　| |　 |　| | ／　 　 　 　 　　　　�Y.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: .:.:�W. 　 　 　 　 　　　　＼＿＿＿
　　　｀￣￣ ／　 　 　 　 　　　　　　�X;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:�W　 　 　 　 　 　 　 　 　＼　_＿＿＿＿
　　　　　 ／ 　 　 　 　 　 　 　　　　　�E;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:�C 　 　 　 　 　 　 　 　 　　　＼　_
　 _ ＿／ 　 　 　 　 　　　　　　　　　　�];:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:�] 　 　 　 　 　 　 　　　　　　　　＼＿　_
　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　�I:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:�I
　 　 　 　 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　｀＞．_;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_.．＜
　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-=ニ二二三三二≡二三三二二ニ=-


　　　　　　 　 , : ´ ￣｀゛ ::　.
　　　　　　 ,::´:,::':::::::::::::::::::::::::＼
　 　 　 　 .:::::/:::::,::::::::,:::::::､:::::､:::ﾞ:.
　　 　 　 .|:::::i::::::|i:::::_||::::::_|:::::,|iﾞl::ｌ
　　　　　 |:::::|::::::|（●）　（●)|::::|::|　　　それにしても、これが不死鳥のタマゴ……。
　　　　　 |:::::|:::::_| 　 　 ,　　 j:::::| ｀
　　　　　 |:::::|:´:|､_　　 /,＼ :::i ｀　　　　この世界に来て色々と見てきましたが、これは……。
　　　　　 |:::::|:::::{´ ヽ.V,　　 ヽ|
　　 　 　 |:::::|:::::| ヽ　/| ､　　 ﾞ.
　　 　 　 |:i|:|:::::| 　 |┴l ゝ ､_ ﾉ
　　 　 　 |:||:|::,i'l 　.|.＿k 　　ヽ.
　　 　 　 || |ッ',_＿|:┴ ヽ､ ,／
　　　　　 |　|:{　lｪrl| 　 　 |´
　　　　 　 　 ゝ 　/| 　 　 |
　　　　　 　 　 |V　|　　　 |
　　　　　 　 　 | 　 | 　　　|
　　　　　 　 　 |＿_|＿＿_,|
　　　　　　　 　 {ｰｲ　ﾘrﾍ､
　　　　　　　 　 `ｰ' 　.`ｰ"


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　/　　　　/　/　 l　　/　　　　V l　　i　　i　 ヽ　　 i　ヽ＼
//　　　イ／/　/l　/　　　　　 } ﾄ、　lk　l　　 i　　 l　　 ヽ
/　,,,≧//_ /／ ﾉ /　　　　　 / il　＼iヽ l l　　il 　 il ﾍ　 人
彡ﾞﾞフ:::::::rヾﾐ≧　{　　　/　 / l/,,=-≦､ﾘ ill 　 l　 ∧　 /
　/:::::::;;;;;ゝｲ::l/／{　　 /　/　 ｲ/::( )ヽヽ ﾘ l　 l　/　ヽﾍ
　|::::::::;;;;;;;;:::::::l　 　V 　i /　 　 ｌ::::;;;;; ::|　ｌ　l　/l〈　＼ l　＼
　 '､:_　'''' 　ノ　　　 ゝ、{　　　 l:::::'''':::ﾉ　|　l /l /＼ ノ　　　　　そっちも驚きですけど
: : : :.　￣　　　　　　　　 　 　　` ー '　-'　i　,/ l　　＼
( ): : :　 　 　 　 　 　 　 　 ,　　 　. : : : ;( )l　　　l　　　 ト　　　 精霊の方が もっと驚きですの。
:O : : ::　　　　 　 　 　 　 　 　 　 : : : : O::l　 　 ,'　　ヽ　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 : : : : : l　　 /＼　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　/　　/ .＼＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｲ l　 /　　ﾊ＼＼
　`　、　　　 ⊂ﾆ＝＝ー‐-　　　 ／　 V /ﾍ　　　l　 ﾊ



　　　　　　　　　　　::::::::::::::::::::::::::: 　　　　　　　　　　　　＊
　　　　　　　　　　　::::::::::::::::::::　　　　　　　　　　　　　／　＼__　　♪
　　　　　　　　　　　::::::::::::::::　　　　　　　　　　　　 「_二二7ﾆヽ>
　　　　　　　　　　　:::::::::::　　　　　　　　　　♪　 ,ｲ ﾊﾉﾊﾍﾄ､!ハ(
　　　　　　　　　　　:::::::: 　 　　　　　　　　　　　　 )ﾊi o　　 o iｲ,.ゝ､
　　　　　　　　　　　::::: 　　　　　　　　　　　　ｒｧ--ﾝ'ﾍ､_∀　ノi-‐''7つ　　　┼
　　　　　　　　　　　:: 　　　　　　　　　　　　（( ヽ､ _,! -=＝ﾆ二''ｰ.ｲ　)）
　　　　　　　　　　　:　 　 　　+　　　　　　　　　,.-'ｧ' 7　　i　ヽ｀ヽヽヽ.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /　/　/'!　 i　　ﾊ　　Y　',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __人__　 　/ 　i　ﾊ_ !　ﾊｒ' ￣!ﾍハi　ヽ.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀Y´　 　 ﾉiヽ.!/ 　_ﾚ' 　'"￣　|/　!　ﾊ　　　　　　　　気にしないで！
　　　　　　　　　　　　 　　　i｀ヽ.　　　　　　 　ﾊ.　!.'´　　__　　"".!　 ﾊ　 i　　　__人__
　　　　　　　　　　　　 　,.-‐ゝ　ヽｧ- ...,,_　_イ_.ﾉ_7" 　i´　 ヽ.　 / ,ｲ　 i/　　　　｀Y´　　あなた達も、私の お友達よっ！
　　　　　　　　　　　　　ヽ､　i　 　i | 　 　 ｀"T'i 　 ｀ヽ.ヽ.___,ﾉ ,.ｲ / ﾊ,.ﾍ!
　　　　　　　　　　　　 　　'ｰ---ｒ!/　　　　　i､i　　　　 ｀r＝i'´ﾚ'､ / !,.─‐---ｧ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ "'' ｰ-..,,ゝﾍ　　　／ /ﾊゝﾍ 　｀/:::::::::::::::/:::/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀!ヽﾄ､__　／　__i_ 　', ./::::::::/´｀ヾ/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┼ 　　　　｀ヽ.,__r' 　　 __i_.　 Y______ゝ､__,ﾊ,
　　　　　　　　　　　　　__人__ 　　　　　　　　　　　 〉　　　__i_　　.i=,==7'´ -' /　　　+
　　　　　　　　　　　　　 ｀Y´　　　　　　　　　　　,.「ヽ.,､_____ﾊ____」､ー---‐'"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　/ヽ､_　　}l l{ ,.ｲヽ.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　/　　　 ￣|'´|　 i　 ヽ.
　
　　　　　　　　　　　　　　￣/　___　/　i o　___ ─‐ｧ　l　 |　￣/　/二/ ___　_,.ｨ'´ /
　　　　　　　　　　　　　　／＼　　/　 ヽ､ 　　　ﾉ´　　 ノ　／＼　 ／ 　　　　|　/__ヽ,


9 ：◆vsQyY1yD2Q

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒､＞.､ l:i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ヽ l !:j
　　　　　　　　　　　　　　　　　, ‐ ´ ￣￣ ' '｀ ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 ／: : : : : : : : : : : :: : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : :: : : : : : : : :: : :: ヽ
　　　　　　　　 　 　 　　/: : : : : : :ノ,　_人:: : :: : : : : : ::',
　　　　　　　　 　 　 　 /: : : : : へ( '´　 　＼!､_ : : : : : :l
　　　　　　　　　　　　 i: : : :: : i Y´ﾊ　　　 ,rん､｀! : : : : |
　　　　　　　　　　　　:l: : : :: : :! ヽﾋﾘ 　 　 Vうy´l: : : : :ｌ　　　と言うか、あたし達
　　　　　　　　　　　　i i: : : :: : l u　 　'　 　 ￣ /: : : : : l
　　　　　　　　　　　　!:i 、: : : :ヽ 　 ‐―-　_ ノ: : : : : :/　　　 ここに来ちゃって良かったんですか？
　　　　　　　　　　　　 '　ヽﾄ､: ::i､＼　　　ｒー': : : : : :/
　　　　　　　　　　　　　.r ⌒ ､ー‐i ｀￣ｰﾆ; ; ; ; ;_／　　　　　ダーマが お休みだからと言って……。
　　　　　　　　　　　　 /　　 　!　　|　　　 l　｀ Ｔ ｰ､
　　　　　　　　　　 　 / 　　　.ﾄ､　, -ｭ　,ｒy二ヽ　　ｌ
　　　　　　　　　　　ｒ'　　　　 i　i'　,彡'i しi'ｒﾆ　!　　ヽ、
　　　　　　　　　　　'!´￣ ｀ ､ｌ　 ｌ　　ﾋjこi、ー　i　 　　l
　　　　　　　　　　　ｌ'´￣ ｀r', - '　　 j､_ ノ!ヽ 　 ＼＿_.i
　　　　　　　　　　　ｌ　　　'´ 　　　／　　　|　 ＼ 　 ＼ l


　　　　　　　　 　 　　＿＿＿_
　　　　　　　　 　　／　　 　 　＼
　　　　　　　 　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　 ／ 　 （●） 　（●）　 ＼.　　 それは気にしなくていいお。
　　　　　　　 |　 　 　 （__人__）　 　　 |
　 　　　　　　＼　 　　 ｀ ⌒´ 　　 ,／　　　アリスも喜んでるし
　r､　　　 　r､／　　　　　　　　　　ヘ
　ヽヾ　三　|:l1　　　　　　　　 　　　　ヽ　　仲良くしてあげて欲しいお。
　　＼>ヽ/ |｀ ｝　　　　　　　　　 　　|　|
　　　ﾍ　lノ `'ｿ 　　　　　　　 　　　　|　|
　　　　/´　 /　　　　　　　　　　　　 |.　|
　　　　＼. ｨ 　　　　　　 　 　 　 　　|　 |
　　　 　 　 |　　　　　　　 　 　 　 　 | 　|



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,........,_　　♪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, ",＝=- ,ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ((　〈,（从从リ　i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ____　(i､ﾟヮ ﾟ(ﾊ从
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|||　|⊂)_,ﾊ､,ﾌつ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣　 ,.ﾉﾘハ_ｌﾌ⊃ ))
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ｀'i_ﾉ'´ 彡


10 ：◆vsQyY1yD2Q

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,．: ' ""~~"" '　．
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::i＼:::::::ﾍ.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,'::::i::::::::::i::::::::::i:::::::::ﾊ／',:::::ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 i:|:::| :::;;;;;|!:::::::::l :::::::i::|　 |:::::::}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |;ｌ::ｌY´ /:/｀Y´ 二二二 i:::::::|、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 { 」. /:/　/　 乂ジ '´　)r‐、i　　まるで別荘扱いだな……。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,ﾍ_|'ﾒ--‐' ,　　　,,,.　 　i∂j:::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ! _/ﾌ　　　　　 __　υ/┬´::::|　　これで いいのか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i´,.'ヘ;､　「￣　丿 ／　.| : ::::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　 ,〕_＞┬┬''" ﾄ--､!;;;; ::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.へ,　 |'"-‐''へii_,.-'"ヽ､＿/＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ∧　 ｀ﾞ7 /　　　i'o　　　 　 / 　∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　 　 ∨/　 　 / 　 　 　 　 i/ 　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　 i {　 　 ,'ο　 　 　 　 }',.　　∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　 |.ﾊ.　　 ',　　　　　　 ﾊ　　　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＼__,.＞'´|　　 i.o　　 　 　 | ∨　　　 i


　　　　　　　　　 ___,,,,.....,,,,__
　　　　　　 ,.-''"_,,,... -‐-...､｀ヽ､
　　　　 ／　,. '´:::_;;::-‐─ ､! ヽ.＞　　　　 オーブを集めてくれているんだし
　　　 /　　/ ／´　　　　 ,　　 i　｀ヽ. 　 　 これぐらいは お安い御用よ。
　　　,'　　 |/　　i ､__,.! 　ﾊ ,ｫ-ﾊ　　|
　　　|　 　 i　　ﾊ_/_i_ヽ/ ﾚｧ-ｧ|　i　|.　　　それに、やる夫だけ特別扱いしてる訳じゃないわ。
　　　|　 　.|　 /r'i´ゝi｀　　 !_ｿ'|　ﾊﾉ
　 　 | 　i　レﾍ ｀,ゝ-'　 　 ,　 "!ｲ､　　　　 他の勇者達が来ても泊めてあげるわよ。
　　,ｲ　　|　　,ハ"　 　 ,.-‐ｧ 　ﾉ | ',
　　ｿ 　 ﾊ 　　　|＞.､.,_ ｰ´,∠i　i　〉　 　　 ,.-‐つ/´ｉ_
　 〈 　./i　V､ 　 |∧ﾍﾞi￣´ﾉ|-ヽ!/　　 　,.'"　｀'ｰ'ノ´r'i
　　 ヽ､! ,＞'"＼ﾉ｀''ｰ-7二ン　　｀ヽ. 　/　⌒　　ｰ'ン
　　　　/ 　　　　 　　 /|::::|:::Y!　　　　',/　　 ｧ‐''"´
　　　 /　　　__,,.. 　 //'|::::|:::::',!　　　_/　　./
　　 r7､.,___ 　　- .//　|::::|:::::::',!_,.-'ｧ' 　　,'
　　 Wへハ＞二//　 ﾉ__,|--'"レY　　　,'
　　 ./ 　 　 ／7｀'　　　-=キ‐　 ',ヽ､__ノ
　　〈 　　ｰ'＜iゝ､ 　 　 -=キ‐ _,,.〉､


11 ：◆vsQyY1yD2Q

　　 　 　 ..:::::|::::....
　　　　..::::::::::|:::::::::::..
　 　 .:::::::::::::::|:::::::::::::::..
　..::::::::::::::_,:::::::::,_::::::::::::::..
..:::::::::::::,::´,.-=＝::,ヽ::::::::::::..　　　皆、修業が終わったら
:::::::::::::::i　(ﾉﾉλﾉ)リ::::::::::::::..
:::::::::::::::ﾙｲ) ´ -｀ﾉ)::::::::::::::::::..　　もう来なくなるけどね……。
::::::::::::::::::/ﾌﾆつヽヽ::::::::::::::::::::..
:::::::::::::::くｸ/_入⌒)｀)─────────────────
　.::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::
　 .／::::::::::::::::::::::::::


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,． '' " ￣ " ''　．
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /::::/:::i::::l!:::::::::::l!::::::::ト､:::ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /,ｲ::i:::::|::::l!:;ノ:::/|:::::::;;|／i::::i
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /' |:i :| 二ﾆ´_,.．-'''"´　　ヽ:::|
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 {:|::i'´ /:/ i　　 ⊂ﾆ⊃　i,-}､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /タX/:/_丿 , 　 　 ∪" ﾊヽ}　　（ 爆弾岩に けつまずいた！？ ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 | ＼i ""　　　　　　　　 L|/､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 | 　 ﾍ　　 厂　￣ヽ 　 / |ヽ::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 j　　　丶､,,_　　　.丿イ 　|　 ＼:＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 「~〒~个 　 　 　 　 ヽ;＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.．‐'''".i　 |　 /｀"'''‐ ．._　 　 ヽ;ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／|,..．‐'''´ /o　 "'''‐ ． _/ﾍ　　　 ｀'|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　 冫 　 　 | 　 　 　 ヽ／　∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　 /　　　　/ο　__　 　 ∨　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ 　 　 /{　　 　 i 　 /´￣＼‐-ﾍ　　∧　　　※ 「地雷踏んだ」 みたいな意味
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　／　ﾍ.　　　 ',.o ヽ､__r_ |　　｀ヽ　∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／｀ヽ､／　　　　',　　　i　　　 ＼/__,,,,..． -‐'´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 彡イ_,ノ　 　 　 　 |　 　 |　 　 　 　 |


12 ：◆vsQyY1yD2Q

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／~^ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　_　　_ｨ- ｲ/⌒ ヽL　＿
　　　　　　　　　　　　　 ／ｨy　＞ V/彡=ﾐ　＼ ＼ il
　　　　　　　　　　　　　{ {　/　/≫ ≪　　 ヾ　　　 ヽl
　　　　　　　　　　　　　ヽY　　　　　　　　　　ゝ　　　il
　　　　　　　　　　　　、_ /　 / /　/　　　　 ＼ ＼　__, ィ
　　　　　　　　　　　　 /　/ / /　 l　　 {　　 i　ヽ　　 八
　　　　　　　　　　　 /l　 l　l　l ノ从　　ヽ＼l　　} _i}　　ヽ
　　　　　　　　　　　　{　li　 l　iｨ-=cﾍ　 ｲ'示ﾄY ﾊ }　　　 、 　　兄上様……。
　　　　　　　　　　　　ヽﾄl　 l　弋 .::j　}ノ ゞ-ｨ liｲ l( ))
　　　　　　　　　　　　　／>从ヘi｀O　　　　 Oｲ　l lﾍ V l　 }　　なんとかなりませんの？
　　　　　　　　　　　　　ﾌ /　　ヽゝ==- ^ イ=ﾃl /l l　ﾍ V　 il
　　　　　　　　　　　　/　 {　　 /＼{　<;;;;;;;;;ノ　　l l　 ﾍ Vヘ{
　　　　　　　　　　　　l　　lﾍl　　　　　ﾉ;;;;;{　/　ノl l　　 ﾍ〉ﾊ
　　　　　　　　　　　　lﾊ{　　l　　　　/;;;;;;;;l　　　l==l　　　ヽﾉ
　　　　　　　　　　　　　 iへ Nﾍ {　ﾉ7 V l l　从l==i　ゝ　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　 　　 / /　///◎　/　　 /ノ ﾊﾊ{


　　　　　　　　　　 　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　　　／_ノ　 ヽ、＼
　　　　　　　　　　　　／（●） 　（● ）.＼
　　　　　　　　　　 ／　　 （__人__）　　u.　＼　　　　 アリス、落ち込まなくてもいいお。
　　　　　　　　　　_|_. 　 　　｀⌒´ 　　　　　_|
　　　　　　　　ｎ .| | ｌ ,/)　　　　　　U 　l^l.| | /）　　 オーブが あと一つ揃えば
　　　　　　　　', U ! ﾚ' /　　　　　　.　.　| U ﾚ'/／)　やる夫の家に お引っ越しなんだから。
　　　　　　　　 {　　　 〈　　　　　　　　 ﾉ　　　 ／
　　 　 　 　 　 .i,　　 　."⊃　　　　ｒニ 　　　 /
　　　 　 　 　 　 "'""⌒´　　　　　　　`''""''''



　　　　　　　|
　　　　　　　|
　　　　　 _,........,_
　　　　, ´,.-=＝ ,ヽ　ﾊｯ
　　　　i　(ﾉﾉλﾉ)リ
　　　　ﾙｲ) ﾟдﾟ ﾉ)
　　　 　 /ﾌﾆつヽヽ
　　　　くｸ/_入⌒)｀)─────────────────
　　 　／
　 .／


13 ：◆vsQyY1yD2Q

　　　　　　　　:_,,...--──---､...,,_　　　×
　　　　　　／　 ,. ,,...--------..._｀　ヽ.　　×
　　　　　/　　／　　,.'",. '"￣/ 　　 ヽ.｀ヽ.
　　　　/ / / 　ﾚ'　　　　ハ　　 〉　 ',　　 '　　　　そ、そうよね！
　 　　:,' .〉／ﾊ 　 　/|｀メ､ |　 /　ﾊ　 i　 ',.
　　　.ｲ イ / 　!　./-─‐-､レ'|　/_ |　ﾊ　 i　　　 あと一つ、オーブがそろえば
　　　ﾉ 　　ﾚ ! .ｲ "　　　　　　ﾚ'___ ｀/　|　 ,ゝ　　ロマリアに お引っ越しして、家族と暮らせるのよね！
　｀／　　　　|.!／|　　 　　 　 　　　｀|　 ﾊ　ﾊ.
　〈.　/ 　　　|.　　',　　 /´￣｀ヽ.　 "|Yノ ﾚ'　　　 今から楽しみだわ！
　　)ﾍ　 /　　',　　'､　 |　　　　/ 　,.ｲ　',
　　　 レ､ 　　 ヽ. 　|＞ゝ.,__／,.イ　ﾉ　 〉　　　　 ほら、お茶を出すから こっちに いらっしゃい！
　　　　　 ).-‐‐-ハVﾍrL _/ヽレ|／｀ヽ（
　　　　／　　 ｀ヽ／ /　/ﾊ |　ﾄ､／､　　　　 　./⌒'ｧ-､ 　人___
　　､イ　　　　　　'; /　〈/　ﾚ' !　ﾊ｀ヽ.　　　.　/　 ﾉ､　ﾉ) 　　 （
　くヽ､ヽ_____________」　　　ﾅ 　,〈　 　　', 　　 / 　 ｨ{___,ﾉ　 　⌒
　　レﾍ__,.ヘ_,.ﾍ_/　　　 ﾒ　　　ﾚﾍﾍヘ〉　／　　 ｧ‐''


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／∠二ヾ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,､　　／／ ,　-― ｀　￣',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ ∨ / ／ヽ､　＿＿　　　L
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ ヘi　i/ ／ ヽ　＼　　l｀ｰ-i　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　／ミ i　 !　｀＞　＼　｀ヽ|　　l￣/｝
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /／　　/　　　　　　＼|　　　i　 　 l//
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /　/　 l　l　　＼ヽ ∨i .|　　　l ＼｀ー- __
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ ｲ　　i　 l　ヽ　ヽ＼ .八　　　l　　＼　　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／/　 �W　 l いX　ヽ　ヽ ∨ ＼__ ゝ　　　 ＼　)
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾚｲ　.l 」弐､　}ｨ竓ﾃ7V　　 V　 ﾉ　　　V　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　 l ﾊ 以V　逆ﾘ　 |　 |ﾌ　∠　　　　}　　　　 ＿}｀　　この切り替わりの早さは
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽiハ　'_ _　　8　|　 i　　L」ニコ　 l　 　 ,-'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ヽ __ 　　イj　/__ノゝ＼　　　l　　{　ノ｝　 　 　 これは これで むかつきますの。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{　 ＿フ￣ﾚ＿__　ノ＼l　　　ヽノ　イ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l／　 γ ＼　 |i|　　l　　 ヽ　　　 ＼ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 , -―- vﾍr'i　(　 　 ,./ｰ-､ ヽ_」i|　　 ヽ　　 ＼　　　}`
　　　　　　　　　　　　　／　　, ..ゝヽ ｀{　ゝ　 //　　　 ｀Oi;i;i　　　 ヽ 　 ∧　.ノ
　　　　　　　　　　　　/　　 ／ 二二Y.j／ ／/　　　　　ヽi;i;i　　　　 }　ﾉ {　　｀ｰ'ﾉ
　　　　　　　　　　　　|　　 l／　{ ,-　!　／ ./､　　　／／　ioiヽ　　　レ　 l ,､　i　ヽ
　　　　　　　　　　　　∨　 !､　 ﾚ　 ｀i v|　/　＼　/　´_ノ` Y ｝|∨　/　　/　 V　｀v
　　　　　　　　　　　　　＼ ｀ー ∧　 ∨l /＼＿ 7‐ フ　ｲ //　| ∨　　 ´


　　　　　　. : "´ ￣ ｀ : ､
　　　 　 .,:::::::::::::::::::::::::::ヽ::､
　　 　 //:::,::::::,:::::::､:::::::､::ヾ:.
.　　　 ｌ,f:::i|_:::::|:::::::||:::::_|i::::i::|.　　落ち着いて、アルフィミィ。
　　　 |:|:::::|（●)　 (●）|::::::|:|
　　　 |:|::::_|.u 　 ,､　 　 |_:::|::|　　連絡も終わりましたし
　　　 |:|:´:|ﾞ:､／ |l|＼,.ｨ|:｀::|::|
　　　 |:|::::|::/　　 |　　ﾞヽ:::::|::|　　お言葉に甘えて、お茶を いただきましょう。
　　　 |:|::::|/　　 ∧　　 |:::::|:::|
　　　 |:|::::|　　／,| ヽ 　|:::::|:::|


14 ：◆vsQyY1yD2Q
- 　 ..;;_:::::::::::::::::::,.:　'´　　　 | |　　 　 | |
::::.::: :.:.:.:.｀:.`ﾞｰi´＝==ｰ_ｰ- ｣ Ｌ.. __　 | |
:.::::::.:.:.:... 　 　 |　 　 　 　 ￣ｉ i¬＝ｰt |
::.:..　　　 　 　 |　 　 　 　 　 | |　　 　 | |　　　　　　 　 　 __
:.　, -rｔ--　 ...」_,　　　　　　 | |　　 　 | |　　　　　 x≦爪川
　 !　| | F＝=ﾐ. |＝＝‐_ー-''└ー　.._| |　　　　　 | }八L}ﾊ|
　 ｉ　| | |////,| |　　　　　￣| |￣￣｀'ｉ |　　　　　 |（_ﾄ､ﾐｰj|
　 |　| | |////,| |　　　　　　 | |　　 　 | |　　　　　 | xz公こ|
　 |　| | |////,| |　　　　　　 | |　　 　 | |　　　　　 |从行辷|
　 |　| | |////,| |　　　　　　 | |　　 　 | |　　　 　 └-----'
　 |　| | |////,| |　　　　　　 | |　　{爻爻〆　　　　　 　 {沁爻爻}
　 |　| | |」」」」｣ |=====ﾐ. 　 | |　 　 YＹ广 r─---　 .....L乂＿ﾉ＿_
　 |　| |-‐Ｖﾍ¬||| || || ||l 　 | |　 　 ﾉ八　 |￣　｢三二,.ｘ≦}┬r=＝
　 j　| |　　Vﾊ　|j｣L.＜⌒￣￣￣ （_＿_） ⌒＞｢三ﾆ/: : :/　| |
　 j　| |　　 Ｖﾊ |￣　　 ≧‐┬------┬‐≦　 ｢三 ,': : / 　 | |
.　 ! :| |　 　 |/ﾊ!＿＿＿_,＞|:. .　 　 . .:|＞ﾄ､_　｢三:ｉ: : :i　　 | |
.　 ! :| |　 　 Ｋ＿_＿_＿_ﾉｉ　|:. .　 　 . .:|:,.　'´￣｀`Ｙ|: : ,l.. ＿| |
-ｰ[〉| |-‐¬| r──ー､ | |　|:. .　 　 . .:|｢ ,ﾆ¬=─'_!ｘ1.|　　:|_| ￣
　 　 !｣　　　| | |　　 　 | | |　|:. .　 　 . .:|| |　 | |￣ | |　| |
　　　　　 　 | |_|　　 　 | |_| (乂:..　　.:乂| |: . Ll　　| |　| |
　　　　　 　 |_|　　 　 .::Ｌ!. .: .:.:.:￣￣＾:..|_l:::.:.:...　　| |　Ll
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 :.:.:.:....Ll



　　　　　　　　＿＿＿_
　　　 r─‐ﾐ:::::::::x=＝＝≧ｭ __
　　　 l___ _/:::::::/:::::::l:::::::.､::::::ヽ」
　　　く　 /:::::::/:!::_/_ヽ::::::l_:_:::::ﾄ
　　　i::V::l:::::ｨ::::l!:/　l｀l:::/ Ｙ::l:::::!
　　　|:::::::∨:l/:::代苡 ,|/ 苡j从ﾘ　　　……なに、この くつろぎの空間。
　　　|::::::Y⌒ｉ::::|u.　 　 ,　　}:::|
　　　|:::::::ｌゝ..|::::|､.　　 _ 　 ｲ:::|　　　　イメージしてた精霊の神殿と違うんだけど。
　 　 j::::::/::::::|::::|　＞r一'::::!::::|
.　　/ｌ:::/ｌ从∧::ﾄ.　　ｉ/ﾙ1ﾉ:::ﾘ
　　　ﾚ' ／:.:＼ ヽ　　`ト､　У
　 　 ,ｨ'⌒:.:.:.:.:.ヽー─ﾍ:.:.:.＞z、
　　/　∨∧:.:.:.:.:.:.､ニニ}:.:.:.:.:llハ
.　/　　 ∨∧:.:.:.:.:∧　　ｉ:.:.:.:.:ll:.l i


15 ：◆vsQyY1yD2Q
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　 /: ::::::;:-―――-::::;;_::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 , ' ..:::::::ヽ:.ｒ―――-::::;;_｀ヽ､::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /.: . : ::::::::｀:`l:::::::､:::: :::::::::::｀‐-丶､:::::::::::::',
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,': .:: .: .::::: :: ::;l:;. :､:ヽ: . ::::::::::::::::::::｀`:::::::::::::',
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 l::::::: :. :::::: .::/ !ﾄ;. lヾ､＼.. ::::::::::::::::::::::::::::::::::l
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 l:i:::::::::. ::l: :/___ﾞl ヽ'､ヽ　丶､:::＼:::::::::::::::l::::::',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾞl::::i:::::::::l/ｚ;;＝;ﾐ‐ヽヽー‐ｚ＝;ﾐヽ､:::::::::l}::::ﾄヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 l:::ﾊ::::::::'､〈{-'´}｀　　 　 ´{‐''´} ｀/`:::::/::;､:! 　 　 　　もっと厳かなのを
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ';:', `i:::::､ヽー┘　 ,　　 ‐ゝ‐┴/:/:::::;::/. ﾞ`　　　　　想像してたんでしょうけど
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾞヽ/:;i::::ヾヽ 　 　 ,　　　　　／イ::::::ﾊ{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.　-―l/-!:::::::ﾄ､　　　ｒ 、　　　 . ィ:::::::/ー--――‐　　この辺りは、ダディさんの手で
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /　　　　　 l:ﾄ;:::'､｀,ヽ､└ '　_,　´ /::;ｨ::/　　　 　 　 　 　 リフォーム済みよ。
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 { ヽ　　　　 ﾞi 丶:ヽヽ ヽTTｒ.ィ　 /::/ l/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ 丶　 ,,,....＿__ ヽ'､ ＼ ! !|ﾚ-''7／　＿__,,........､
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾉ　 ヽ/　　　　 i　｀`　 ７T´　 '´　 /　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ゝ　 / ､　　 　 丶　　 /　ヽ 　 　 / 　 　 　 　 　 ＼


　　　　　.＼､ 　/}
　　　　---_,>∨ﾉ
　　　二ィ: : : : : : :＼
　..--/: : : :ﾊ: : : : : : :ヽ
　--/-::|:./　ヽ: : : : : : Ｙ
　二|: : :|/∩　ヽﾊ',: : : |
　　-',-::| .∪　　∪',: :ﾉ　　精霊の神殿をリフォームって……。
　　--ヽﾍ､　i二i　ｨハ
　　　--<＼｀≡´} /ノi
　　.. --{-ヽ＼-丿ｲ　}
　　二〈二.◯|　 |◯　.）
　　--ィrm　.|　 | rm､〉
　￣￣ ´´￣￣￣´´￣


16 ：◆vsQyY1yD2Q

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,イ 二二二 ヽ ---- ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 イ´:.r ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　｀ヽ、:.:.:.:ヽ　　　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　/　 　 ヽ　 ヽ　 ヽ:.:.:‘，　　　}
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,イ　　!　　 i　! ',　　 ヽ　ヽ　 .',:.:.:.:ｉ　　　 ｉ
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 }　 !!　| | 　 | | ', ',　　 ヽ 　 廴_ }:.:.:| 　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　i　/ 丁|┼ ､| |　i ヽ----ヽ´ ! 　.|:.:.:| | 　.| |
　　　　　　　　　　　　　　　　| /　 | | |　 /!|　 ヽ', ヽ　 ',ヽ } 　 i:.:.| |　 .| |
　　　　　　　　　　　　　　　　!/　　| | !　,' ﾘ　　 ヾ､ ＼ i　ﾘ||　|', ヽ!.　 ! !
　　　　　　　　　　　　　　　 〃∨ .| ヽヽ{　　 　 　 　, -==≠|/ ', / 　 ヽヽ
　　　　　　　　　　　　　　　/　　', |ヽ　ヽ|ヾ≠　　　　　　　//　　}　　　 i　}　　 精霊だって、居住環境を気にするわよ。
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ﾘ　!＼ヽ　　 ′　　 　 　 { ｉ　　/　　　/ /
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ノ　} ｀ヽト　　r‐‐,　 イ ヾ､　/.　　ノ/　　　　ここが暖かいのだって、その結果だし。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　', ! {ヽ 　} ヽ､-＞＜――ヽ } ヽ　{ ヽ!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヾ､!　ヽ| 　 {:.ゝ―‐ ´:.:.:.:.／ ヾ､ |　 ｀
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /￣￣ヽ:./:.:.:.:.:|＿／　　　　｀ ヽ-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　 /:.￣ヽ/　　　　　　　　　　 ｉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　　　/:.:.:.:.:.:/|　　　　　　　　　　　 ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __|＿ ／　/:.:.:.:.:.:/:.:|　　　　 |　　　　　　　i
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　/:.:.:.:.:.:/:.:.:.:|　　　　}　　　　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　／--、　　 ／:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.|　　　/　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　 ／― ､　 ＼　i:.:.:.:.:.:.:.i::|:.:.:.:.:.:.|　　/＝､ ＼　　　　　',
　　　　　　　　　　　　　 ゝ´　r､ ｀ヽ､ /:.:.:.:.:.:.:.|::|:.:.:.:.:.:ヽ∠´⌒､｀ゝ＼　　　.∧
　　　　　　　　　　　　　　ゝ―― ,ヽ‐‐　､:.:.:.:.|:::＼:., イ´　 ｀ ヽ　ヽ＼　｀ヽ､ .∧
　　　　　 　 　 　 　 　 <.ヽ／ヽ/　　　　　　｀ ―＜- ､　 ヽヽ ',￣ ヽヽ＼　　 ｀‘，
　　　　　　　　　　　　　 ヽ/　 ￣｀ヽ､　　　　　　　　　　ヽ　!ヽ_ヽ ｀ ヽ',__ |　｀ヽ┘
　　　　　　　　　　　　　　,'　　　　　　　　｀ヽ､　　　　　　 ｀┘　　/￣　ｉ　 ￣￣
　　　　　　　　　　　　　　ヽ、　　　　　　　--― >､　　　　　　　/----┘
　　　　　　　　　　　　　　　　｀　― ´ ｌ＼:::::::::--::､::｀―― ＿/:.:.!
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 }:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.｀:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.／ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:.｀ヽ|＿:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,:.:イ´::::/::::i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:.:.:.:./:::::::::::::￣￣::::::::::::::::/::::::::!
　　　　　　　　　　　　　　　　　／:.:.:.:.:.:/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::∧
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　　　　　　　　　　　　 r　　　　≧/＼　 y ﾉ}彡　 ⌒7 }
　　　　　　　　　　　/ l　　_,ｲ　　〈ミミ V//ﾉ ヽ　　 //
　　　_ ,　 --= 　　_ lV　　　 } 　 ﾉ彡'''' ＼> ｲ Y ヽ＼
　　/　　　　　　　　人ミ=-＜彡从／　　 ／　 / 　 Y　ヽ
　　ゝ　　　　　 　 /　 /　T　/　／　／_,ｲ／ ,ｲ /　 ;l ＼ﾄ
　　　　 ／　⌒　　　 ( V　 Y /　　/ ／　ｨz=ﾐｲ　　ﾉ　ﾍﾊ
　　　 /　　　　　　　 ハ V　}{　　 从{／{ 弋ﾟｿ_l /ｲ ﾉ　i从
　　 / {　　　　　 i　　　 ) ﾉ 八　　ゝ,l l八u.O　　 　>イ、　　　み、身も蓋もないですの……。
　　 {{ﾊ　　＼　　ゝ-==彡_o= > 、　 l i　ヽ ﾟ　　_ｨ ん　 ＼
　　 ゝ ヽ　 ﾉ )　　　< ィ　　ゝ>£.へl　 >_＼　　.ｲ7　 ﾉ　ﾉ
　　　　 ≧　-=　　　　ノ　／／＞　>ィ　　 ヽT ;// 　 lイ
　　　/　イ / {　T≧ -=ｲ_／　　／◎ ￣ `ヽl l/-ヽ　从
　　　l{　　l l 人 {　　　　 ／　 /::://`丶、 　 l j<r　l --ﾐ、
　　　ゝﾐ_　V　 ヽヽ　　/ r - /::/ {　 l　　￣l ﾘ_　 ﾉー-/ﾑ
　　　　　フ　　/　 ﾊ　{ 八 (;ﾉ入　ヽ_l＿　　lﾉゝﾐl_　／ﾆ/
　 /_彡 7　　/　　　}　Vﾊ / ／-=<_ﾆﾆﾆﾆミ>/liﾆﾆﾆ／
　 i　　　V　　 　 ／　　l l |ｲ＼　_　　l　　　l　　ﾉ ﾍ


17 ：◆vsQyY1yD2Q
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＿ _
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 .ィ==ミ:.:.:＼__
　　　　　　　　　　　　　　 　 ／:.:.:.:.:.､:.:ヽ:.:.:.ヒ廴
　　　　　　　　　　 　 　 　 ./:ｲ:.l∧:.ルｘ:.}:.:〈/:.ヽ〕　　　もっと、こう！　面白いのは無いの！？
　　　　　　　　　 　 　 　 　′{:.:.≧　 '苙ヽ:.:.V:.∧
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /}:.ﾊ´ rへ　 /}:.:}:.:.}__　　　ほら、謎と神秘とか！　
　　　　　　　　　　　　　　　//l:':.:.＞ ='.イ　!ヾ「i:i:ハ
　　　　　　　　　　 　 　 　 ﾚ'人ト:.:.イ: f─ |: : i:i/ .∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 「|i:i: :|== |: :i:i.′　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ |i:i: :| 　 |: i:/｀ヽ. n 「!ﾉ)ﾉ)
　　　　　　　「i /)/)　　　 　 　 / .人i:i l m |:i/　　 ﾄ ＼＿ノ
　　　　　　 .{l '　' 厶--く ￣￣`ヽ　/＼ヾ. lｲ　　　{　ｰ一’
　　　　　　　` ー─l}i:i:i:}　　 　 　 /　　} 弋ﾑﾍ. ／＼
　　　　　　　　　　　 ⌒ ー─‐一　　　 丁ハ:「「: :イ: :ヽ
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /ｲ: : }} : : : l : : ∧_＿
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 く/ﾉ: : :!〉: : : l: : : : :}: : : }


　 　 　 　 　 　 ,.　 ´￣￣｀ 　 ､
.　　 　 　 　 ／::::::;ｲ:i:::::i:::::ﾍヽ::::ヽ
.　　　　　　/:::/: : i | |:: :|i::::::ﾊ:::}ゞ: ',
　　　　　　{:::/!: : :| !ｉ|:: :||: :: ::|::| ﾍ:::}
　　　　　　i:::{ '"三`' ／　 "´｀ﾞヽ }::i
　 　 　 　 ﾍ;:i'´ /:::/ .｝ 　 z==ミ .｝/
　　　 　 　 { ﾍ./:::/ ノ　､　　　　 ,ﾞ~}.　　神秘なら、イングリッドに敵うものは ないんじゃないか？
　　　 　 　 ヽ,ﾊ￣　　　　　　"" i,Ｘ
　　　　　　　｛｀ﾍ.u　⊂ニつ 　 ｲ　｝　　本物の女神だぞ。
　　 　 　 　 　 　 ＞ ．____,. イ::::|
　　　 　 　 　 　 　 | ≧ ≦ |.|:::::|
　　　　　　　　 , ＜ヽ. ∨ ＜＞ i
.　　　　　 ,＜＞'ﾞ´　　i´o.　　｀ﾞ''＜＞､
　　　　　/　 ﾍ.　　 　 |　　　　 　 /　　',
　　　 　 | 　 /　 　 　 | o.　 　 　 ∨　 .!
　　　 　 |　 ｛ 　 　 　 |. 　 　 　 　 ｝　 .!


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-── ．
　　　　　　　　　　　　　　　　　.イ∠二二≧ミ:..、
　　　　　　　　　　　　　　　　/:.:./:ハ:.:.:.､:.:.:.:.:.Xﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　l:く:l/＼＼:l Χ|:.|｣｣:|
　　　　　　　　　　　　　　　　|:ﾑ| ＾じ　 ＾じ |:.|):.:.|　　いや、そーかもしんないけど……。
　　　　　　　　　　　　　　　　l:.从u　　　　　|:从:.:!
　　　　　　　　　　　　　　　　V:.父ト 「￣)イ/ハ/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧T7 :∧


18 ：◆vsQyY1yD2Q

　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿ ＿ .. -──- ．
　　　　 　 　 ＿＿_　　　　 __ノ:.:.:.:l／:.:.:.:.:.:＼:.:.:.､:.＼　　　 　 ＿＿＿ ＿_
　　　 　 .／　　　　 ＼　 /:.:._:_/:.:.爪:.::＼:.:.:.:.:ヽ:.:.i:.ﾄ:.ヽ　　　´ 　 　 　 　 │
　　　　　|　　　　 ＼　 ＞-く/ |:.:.:!:{｀トヘ.メ、:.:.:}:.从 }:ﾉ／　 　 　 ／ 　 　 !
　　　　　| 　 　 　 　 ヽ　 　 {ｰl:.:.:ド y==ﾐ　　､払':.:.:.く.´　 　 　 .ｲ　　　　　|
　　　　　|　　　　　　　|　　　∨:.:.:|　　　　＿_ '　 V:.:.∧　　　 /　　　　　　.′　　あーもう！
　　　　　|　　　　　　　∨　　 }:.:.:.:|　　　/ ￣｀7ｉ　}:.:.:ｌ:∧　　/　　　　　　/
　　　　 ∧　　　　　 　 .廴／:|:.:.:∧.　　{＿＿У .从:.!_}:.}_.イ　　　　　　/　　　　 私は、もっとこう！
　　　 　 .∧　　　　 　 　 ∨从:.:.:.| ＼ 　 　 -　 /:.}:.:.| j:厶′　　　　　/
　　　　 　 　 、　　　 　 　 ＼:.:.:.:∧　　 　 　 .イ:.:.ﾊ:ﾘイ　　　　　　　　　　　　 　 未知なるもの！
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 〕トﾍ:.:＼　　 「:.:.:j＼{ {!　　　　　 　 ／
　　　　　　　 　 ＼　　　　　　∧: :l:.:.:} ＼ ん'⌒Y:∧　　　　 　／　　　　 　 　 　 不思議なものが見たいのにー！！
.　　　　 　 　 　 　 ＼　　　　　 }: :|:.:/: : : V二二!: :i:ヽ　　　 ,
　　　　　　　　　　　 |:丶 　 　 ∧ l/i:i : : : ∨　　＼: :ハ 　 /
　　　　　　　　　　　 |: : :＼　 　 ヽ: :ｉ:ﾄ.: : : :∨　　 .}: : ｉﾊ../
　　　　　　　　　　　　ー─ﾍ　　　 ＼ｉ:ｉﾄ: : : :∨ffﾊ.!: : !: }′
　　　　　　　　　　　　　　　∧　 　 　 ヾi:ｉト．: ∨　.|: : ｌリ
　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　 　 　 ＼i:i≧ﾍ　.|: //{
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 〕ト　　　　＼:〕さ才:ｲ l|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　　　　＞==厶　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　 　 _＿.辷介少　!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 人　 ／┴:┴:/:.:!:ヾ:「:!


　　　　　　　　　__＿__
　　　　　　,.....::::::::::::::::::::::...
　　　　　/.:::::::::::::::::::::::::::::::::.｀ヽ
　　　　 ,::::::::::::U::::／::::::::＼:::::::}
　 　 　 {:::::::::::::::Ｎヽ八ﾉノｲ:::::/
　　　　 ､:::::::::(l::|( ●)　(●)ｲi 　 　 ｸｴｽﾄ
　　　 　 ヽ:::::八|ｰ（::::)^(:::)-八　　　探求ですねー。
　　　 　 ＜>x:从､'' 　ァ　イ
.　　 　 　 /.:::i `/⌒ヽ_〔_ ,ﾉ 　 　 　 ある意味、やる夫さんに近いんでしょうか。
　　　　　 ｉ::::::| / 　 ,　Ｖ｣ ､}
　　　　　 |::::::|'　　/　 　｀ヽ ヽ
　　　　　 l::::/ 　 /　 　 　 ﾉ ノ
　　　　　八'　　/　　　　 /´
　　 　 　 / 　 /　　　　 〈
.　 　 　 / 　 /､＿＿＿ノ
　　　　/⌒Ｙ:::::::::::::::::::::{
　　　　､_ノJ:::::::::::::::::::::::.


19 ：◆vsQyY1yD2Q

　　　　　　 　 , : ´ ￣｀゛ ::　.
　　　　　　 ,::´:,::':::::::::::::::::::::::::＼
　 　 　 　 .:::::/:::::,::::::::,:::::::､:::::､:::ﾞ:.
　　 　 　 .|:::::i::::::|i:::::_||::::::_|:::::,|iﾞl::ｌ
　　　　　 |:::::|::::::|（●）　（●)|::::|:::| 　 　私なんて、匿われてた村を出てから
　　　　　 |:::::|:::::_| 　 　 ,　　 j:::::| ｀
　　　　　 |:::::|:´:|､_　　-‐ _ノ:::i ｀　　　　未知と不思議の連続なんですけど。
　　　　　 |:::::|:::::{´ ヽヽil､:::|:::::|
　　 　 　 |:::::|:::::| ヽ.　// ｒ─┐
　　 　 　 |:i|:|:::::| ￣￣7~ｱ茶_}､
　　 　 　 |:||:|::,i'l 　 　/三ﾞ一メ;}|
　　　　　!| |.ﾞ::j　ﾄ-､/┴─ｲ､~ /
　　　　　 | _|/　　 / ト.￣　￣｀､､
　 　 　 　 У　 ,／‐-､j}　 　 　 〉ｭ
　　　　 　 ｀￣´￣￣￣￣￣￣


　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ．　 ￣￣￣￣￣:.`:...､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.ィ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　／:.:.:.:.:.:　 --─……　ミ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　,:':.:.:.:.:.／　 ＿＿＿　＿__ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾟ，
　　　　　　　　　　　　 　 　 /:.:.:.:.:.厶イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼}:.:.:.:.､:.:.:.:.:l
　　　　　　 　 　 　 　 　 __/:.:.:.:.:./:.:.:.:{!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.f´￣｀7
　　　　　　　　　　　　／ ｨ:.:.:.:.:.:.':.:.:.:/ハ:.:.:}:.:.:.:.､:.:.:.:.:|:.:.:.:. !:.:.:.:.:.V ＼ﾊ
　　　　　　　　　　 　 ∨ :|:.:.:.:.:.:|:.:‐┼一}:ハ:.:.:.:!ヽｰ┼─:.|:.:.:.:.:.:ﾄ､_ノ.:.:.
　　　　　　 　 　 　 　 {　 |:.:.:.:.:.:.:.:.:. ===ミ　 ＼:ト　X===ミ:.:.:.:.:.:.|Ｖ　|ヾ:
　　　　　　　　　　　　 ヽハ :.:.:.:.:.: {ハ示kﾄ　　　　　乍示T!:.:.:.:.: |:.　 |:.:.､＼
　　　　　　　　　　 　 　 ' ∧:{:.:.:ｌ:.:.:.:|.込ツ　 　 　 　 込ツ !:.:.:.:.: |:.:.:､|:.:.:ｌ　 i　　あ、うん……なんかゴメン。
　　　　　　　　　　　　　|/| ﾄﾍ:.:.|:.:.:.:| , , ,　　、　　　　, , ,　|:.:.:.:.:.:|:.:.:.}|:.:.:|　 |
　　　　　　　　　　　　　|: | l:.:. 从:.:.八 　 　 　 　 　 　 u　 |:.:.:.:.:.:l:.:.:/|:.:.:|　.′
　　　　　　　　　　　　 .ﾊ |/:.:.:.:.:.:}:.:.:込、　　ｔ─…ｧ　　　ｨ|:.:.:.:.:.从:Lj:.:/イ
　　　　　　　　　　　　 {　lﾄ､:.:.:.:.小､:.:.{父ト　　￣　　 ≦:.仆:.:.:./:.:.:.:,:.:/:.:.:!
　　 　 　 　 　 　 　 　 V八:.}〉:.:. !:.:.＼》:.:.:.:.:.:.｀丁　 　《/ 乂〕iト--/:.:.:.:.:ｲ
　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼:.:.:ト､:.:ハ:.:.:.:.ィi〔ﾊ　　　　　　}: : : :厶:イ:/i/ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾl　V-‐=≦: : :i　　　　　　 , : : : : : : : /i//　ﾟ，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　イ:i:i: : : : : : : :|　-──‐ /: : : : : : :./i//　　.}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:.i:i:i: : : : : : : :|　ニニニ/: : : : : : :./i//／　 ,
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ハ:i:ﾊ: : : : : : : |´ 　 　 ./: : : : : : :./i//′　　{


20 ：◆vsQyY1yD2Q

　　　　　　　　　　　 {　（ 　 ,　-‐…‐- 　 .
　　　　　　　 　 　 　 ＞一'　　　　　　　　　｀ヽ、
　　　　　　　　　　 , ′　　　　　　　　　 　 　 　 ＼
　　 　 　 　 　 　 /　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ
　　　　　　　　　 ′　′　　　 ,ｋ　 　 　 ､　　　　　　｀ヽ
　　　　　　　 　 　 　 i　　　　　|∧ 　 　 |_＼　ｋ　　　　 ',
　　　 　 　 　 　 i　　i|　　　 厶{−＼(＼{ 　 ∨,ﾊ　　 }ﾊﾉ
　　　 　 　 　 　 |／ i|　　 |/ __{　 　 ｀　 ヽア圷､}　}V 　 ﾉ}
　　　　　　　　／ィ　 {人　lk灯 圷ﾐ 　 　 ′ﾋッ ﾊノｰ=彡 ;　　　　あふぅ……ハルヒ、うるさいの。
　　　　　　　　/ 厶イ　　ヽ{｀弋ッ　　　　 ,　.:.:.: {i　}ﾊ　　く┐
　　　　　 _彡'′rfア　　　人　:.:.:. 　 　 　 　 　 从ﾉ　　　 从_　　 そんなに不思議が欲しいなら
　ｰ=≦-=≦-=ﾆ人＿ 、　　ミ=-　　　 ｃ　 ｰ≠ァ ／　 {/ﾆﾆ}
　　　　{　{云==ニ二三ﾊ_　 ｰ=_,⊇ﾆ=--=≦ﾆ=‐ … ‐=ミう厶　　ハニーと お話しすればいいのに。
　 　 　 〉'′　　　　　 　 　 ￣　　　　　　　　　　　　　 ､ ヽ、',　＼
.　　 ／　　　　　　　　　　　　　 _,.　　-‐…‐-　　.　　Y }　}ﾊ_}　　 ヽ
＿__廴　　　 　 　 _,.　-=≠ ´　　　　 　 　 　 　 　 ヽ }､}_/　　　　 人＿＿
　　 三≧=--=≦三ア´　　　　　＿　　--　─　─└'…¬冖　 ´
　　　 三三三三ア´　　 　 rfﾆ三三三
　　　　 三三と7　　　　　 ,仁三三
　　　　　 三三{_{　 　 　 ｲ三三
　 　 　 　 　 　 └{_{ ｋ'′
　　　　　　　　　　 └'′


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　---
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ．　´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:.∠ 二　ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾟ，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ./:./:.:.:.:.:.:.:.:＼}:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ':.:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.: r=ミ :.:.:.:.:.:.:.l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ:.从{:.:.:.:.:.l:.:.}:.:.|:.:.:.:| ヽ厶:.:.:.:.:.:.l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |:.:. fj＼:.廾/ト:.|:.:.:.:| ハ　}:.:.:.:.:.:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |:l:.:l,　　 Tjヽ!:/|:.:.:.九　∨:.:.:.:.:.i|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 lﾊ:.ヽ _　　　　/:.:.:.:Y＾ﾚ'厶:.:.:.:.:ﾘ　　やる夫と？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /厂/ Vハ　＿_ /:.:.:. /イ:./: :/i/〕ﾄ．
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .ィ{:i:i :{　 {i:i: : : : イ:／ﾚ' /l:/: :/i//　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ､ヾiﾄ: ＼�Y : : : |≧== /: :': :/i//　　　 }i:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼ ｰ─仆 : : : l　　 ./: : : ｲi// ／　 .ﾉi:i:i:ﾄ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　ヽヾﾄ | 　 /: :／i:シ /ヽ==彡i:ｉ:ノ　}


21 ：◆vsQyY1yD2Q

　　　　　　　_,. ---ｧ‐_ﾆニ＝ｰ
　　　 　 ,. '´::::::::,r':／:::::::::::｀`丶､
　　 , - '::ー--::::!:/::::::::::::::::::::::::｀丶丶､
　 ,:'...:.: ..::: .:: .:::::ヾ::::::､::. :. :::::::::::::.. :ヽヾ:､
. /::::::::::::::::..:.: .: ::.:.::.::...::.＼::::.. ::. :.:丶:::.ヽ ＼
/:::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::',::',､::､::ヽ:::::::::.:..::..＼::',　 `
l::::::::::::::::::::::|:::::::::::!::ﾘ､ヽヽ:',､ヽ:::::::ヽ:::ヽヽ',
|::::::::::::::::::::::!::::::::/!/__ヽヽ ヾヽ,rヽ:::::',:ヽヽヽ
.l:::::::::::!:::::::::|::::://'__　｀ ヾ､ ヽｨ=､!､::::!::::ﾄ､ﾄ:',
. ',:::::r'l::::::::::!ノイ_ノ:}｀`　　｀ {ﾉ::} |:::',::ﾄ､:! lハi
.　〉::{　!::::::::::ヽ ヽ-'‐' 　 　 ヽ｀´ l::/|::! ヾ､　　　　やる夫は
　'/|::ヽ',::::::::!:ヽヽ､　　　　　 /　イ:', l:!
　　 Wヾ',::::::ヽ:ヽ｀ﾞ`　　--一 ／::､ヽl､　　　　　　こう見えて結構話がうまいのよ。
　　　　 |､ヽ::::ヽ､ヽ､　　　｀´ｲ:::::::::',ヾ｀`
　　　　ﾉ ヽlヽ:::ヽヾ:､｀` ;ｰ' ヽ',ヽ:::::! ヽ　 　 　 　 色んな事 知ってるし。
　　 ／｀丶ヽ ｀ヾ:､　｀`/ヽ､　ﾘ　ヽ::!
　／::::::::::::::｀丶､　　 〃､　　　　　 ｿ
'´,. ---- ､::::::::::::｀`ｰﾄﾄ､ヽ､
/:::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::,:､:::::ヾｰ｀`ヽ
:::,r:::::::::ヽ:::::::::',:::::r'　 ヽ::::',ヾ:､｀ﾞ`
/:::::::::::::::::＼:::::',::|　　　,>､:',　 ＼
::::::::::::::::::::::::::',::::l:!　　 /:::::ヾ　　　ヽ
::::::::::::::::::::::::::::',:::l!　/　ヽ:::::::',　　 　 ',


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,． -―-―-　、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　....:::::::::::::::::::::::::::::::::...、
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.｀,
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /.:::/:::〃:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ;::::.:′:八::::::::::::::/.::::;:::::ﾉ::::::::::
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 i:::::|::::_::|:::::､:::::::/l::::/イ::::::::}:::::}
　　　　　　　　　　　　　　　　　　!::::|:´::八Ｔﾄヽ/ｰｧ弋Tﾏ::::ﾊ::::;
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 �Y八垳无　　 /行予ｙ∨Ｙ:;'　　ＤＱの話、ほとんど覚えてますもんね。
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ヽ::::ゝ(:::::)'^(::::::）　ﾉ.::ｲソ/
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 い、 　 ′　 　 .ｲ/: :/|＼　　それこそ、シリーズを網羅する勢いで。
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／⌒`ヽiゝ ._ ＾ｎ_. イ /: :人|　 ）
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 /　　　 　 ヽ::| ｀,にヽ//.／|)一v'
　　　　　　　　　　　　　　　,ノ‐- ．　　　　 i}Yご'ｰ　Ｙ＾寸 　 ﾞ,
　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　＼　x彳（ [_ｙ　　〃:::/　ﾉ　|
　　　　　　　　　　　　　 ／厂｀丶 　 `くﾞ￣｀∨ 　 ∧::::>'´　ノ〉
　　　　　　　 　 　 　 　 | 〈　　　、＼／~￣｀｛　　;仁￣￣〔　　．
　　　　　　　　　　 　 ／!　　 　 :| . :｝　　　　 ヽ　 /´［￣￣ﾞ寸^〉
　　　　　 　 　 　 　 ｛ 〈　　　　 :|／　　. . : : : :| ｙ′ |ヽ　　　}`《
　 　 　 　 　 　 　 　 〉　＼　＼ :〉 ヽ＼: : : : : :|/　　 　 ＼: :ﾉ　,〉


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　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,. ＜:::::::::｀´:::::::＞､
　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／::::::::::＞---＜:::::::::::＼
　　　　　　　　　　　　　　　__/_:/:::::/_　-====ミ.∨ﾑ--ﾍ
　　　　　　　　　　　 　 　 _} -７:::::/::::::i::::::::::::::::::､::::::::',ト }',
　　　　　　　　　　　　　　乂_/::::::,'::::::/|:V:::::､::::::::',::::::::', ﾉﾑ
　　　　　　　　　　　　　　 i/i::i::::::|::/{ﾄ､{ ∨ﾑ＼:::::i:::::ハ∨:',
　　　　　　　　　 　 　 　 〈/i::|::::::{:i　|　丶 ＼',　�Y}::::::i::i }:',ﾊ　　　別世界のＤＱってヤツ？
　　　　　　　　　　　　　　7_|:::V:::ﾑ,==ミ　　　 rﾁ千::::/::|`:::i丶
.　　　　　　　 　 　 　 　 ,'::::i::::::＼:ﾍ、　　､　　　 ﾑイ::::::L_::|　}　　 いいじゃない！
　　　　　　　　　　　　　 |!::::i::::::::::八　　 r─ _ｱ　 /:::::::7| |¬,
　　　　　　　　　　　　　　ヾ{ V:::i､::::',＞　.￣　 イ':::::／| !.|　　'、　 今夜は、その話を聞かせてよ！
　　　　　　　　　　　　 , r{　　 ＼!.＼i. ト _ ¨´ 　_|／. . | |.|　,　j＼
　　　　　　　　　　　／　　 ､　　 {:i. . . ト ._｀　'´-.}. . . ..| |.! /　　　＼
　　　　　　　　　 r '　　　　　｀ - V',. ..ﾑ<ヽ_彡'ﾆi . . ..//,'/　　　　　 ｀ヽ、
　　　　　　　　　 ∨　　　　 __,..-､∨､. ∧.ー＜./. . ./// ト ,_　　　 _,.　　}


　　　　 _　-‐…　、 ',',
　　　　´　　 　 ｀ヽヽi ｌ-‐-　、
　　　　　 　 ／ ´¨ ∨ 　 　 　 ヽ
.　　　　　／　　　 　 　 　 　 　 　 ヽ
　 　 　 /　　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ
. 　 　 /　　　　　　　　　　　　ヽ　　 　 ﾊ
　　　/　　　　　　 　 ﾊ　ヽ、 　 ',　　　 ∧
.　　 ｌ　　　 | 　 ﾉ ﾉﾉ　 ヽ_>＞‐-f　 　 　 ',
　　 ｌ |　 　 |／十/　　　　, ‐roヽ i　　 　 .ｌ
　　 |　　　 r /fr o、 　　　{{ ∪} 〉ｌ|　　 　 |
　　 |　　　 ヽ{{ {∪}　　 　 　 ¨´　,'　　　　,'　　やる夫さま！
　 　 ',　　　 ヽ｀ ¨´　 丶 　 　 　 ﾉ　　　 ./
　　　∨　　　∧　　　 <￣ﾉ _　ノ　 ﾉ 　 ﾉ　　　あたしも聞きたいです！
　　　 ヾ　　ヽ　＞　 _　｀ ´　＞‐　´／ '
　　 　 　 ヽ　　　 >.> | ｀ ¨´ 丁 ´‐ 、
　　　　　　_　-‐¨　Y´ 　 　 　 ｀Y　 ヽ、
　　　　 ／　|　　　|　　　　　　 /　　　 |｀ヽ
. 　 　 / ヽ　.ｌ　　 |　　　　　　 .ｌ　 　 ノ　 ／',
　 　 / 　 ',　ヽ　 .ト、　　 　 ,ノ　 .／ 　 / 　 ｌ
　　 /　　 ヽ　 ヽ |｀ _ ―　´ イ./´　　 /　　 ﾍ
.　 ,　　 　 ,'　　 ||ヽ、 ￣´ , イ|　　　　|　　 　 ヽ


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　 　 　 　 　 　 ＿＿＿
　 　 　 　 　／　　　― ＼
　　　　　　 | 　 　 (●)　ヽ＼
　　　　　　 l　 　（⌒　　(●) |　　それは構わないけど、どんな話を聞きたいんだお？
　　　 　　　 〉　 　￣ヽ__）　 │
.　　　　　／´　　　　　_＿_／
　　　　　|　　　　　 　 ヽ
　　　　　|　　　　　　　　|


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ．　´二二二二　`　、
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／:./／:.:.:.:ィ:.:.:.:.:.:.:.:.＼l:.＼
　　　　　　　　　　　　　　　 __,/:.:./:_:/_:l:_/_{:.:. !_:_:!:_:_:_:ヽ:.:.ヽ
　　　　　　　　　　 　 　 ／　イ:.:.:i:.:/l/ }/　 ＼l ヾﾄ:.＼:.:.|:.:.:.｢ ＼
　　　　　　　　　　　　　.{　/　|:.:.:.{/===== 　 　 =====ヽ|:.:.:.| ヽ. }
　　　　　　　　　　　　　 ∨　 |:.:.:.⊂⊃　　　　　　 　 ⊂⊃:.:.|　 V
　　　　　　　　 　 　 　 　 ヽ./|:.:.:.:|　　 　 　 Λ　　 　 　 |:.:.:.ト×　　　そうねぇ……。
　　　　　　　　　　　　　／ / i|:.:.:.:|　　　 　 　 　 　 　 　 |:.:.:.|:.|､ ＼
　　　　　　　　　　　　　＼.廴.!:.:.込、　　　　　　　　　　 ﾉ:.:.:.|:.|_}.／
　　　　　　　　　　　　　 　 　 lﾊ:.:.:.:.:〕iト　＿ 　 ＿_　.イ:.:.:.:.ﾘ/
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＼lヾバﾄ:.:.::}　 {:.:./:.:.:ﾙ:.ﾚｲ/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 イ: :|====|: :〕ト．
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ハ: : :|　 　 |: : /: ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 | ＼:_:|＿　_|:斗- ﾐ|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ゝ.　＼i:i:| ＼i:i:}ノ.ﾉ


24 ：◆vsQyY1yD2Q

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　--z─…─　ミ
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　／:.:.:.:／.二二二二＼:.:.:.:.:.:.ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　,:':.:.:/:.:.{／:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.ヽ:.:.:「＼i
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /:.:.:才:.:.:.:.:.ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:!:.:.:.:.:!＼_〕
　　　　　　　　　　　　　　 /／ｨ’|:.:.:!:.:.| ！:､:.:.:.:.:厶斗匕:!:.∨ヾ:
　　　　　　　　　　　　　　.':.:＼{ ,j:.:┼{:ト､}:ハ:.:.:.:!　 }:ハ:ネ: |�U ﾟ，
　　　　　　　　　　　　　　ｉ:.:.:.:.爪|:.|:{　　　　　＼:{　z=== |:.:.:|く:.:､〉　　　じゃあ、魔法の話なんてどう？
　　　　　　　　　　　　　　|:.:ｉ:.:} | |:.Ｎ　z===　　、　　　　 |:.:.:|　):.:.!
　　　　　　　　　　　　　　|:.:l:〈/| |:.|.ﾊ 　 　 　 ─‐┐　　 !:.:.爪」:.:|　　　私、一通り覚えちゃったし
　　　　　　　　　　　　　　|:.:|:.:.:.|_|:.|:.:∧　　 　 　 .ノ　　 .从:.:.:|:.:./!
　　　　　　　　　　　　　　|:.ﾊ:.:.:从:.:､:.:.:〕ﾄ ．　　　　　／:./:.:./!:/ ;!　　　私の知らない
　　　　　　　　　　　　　　|:{　ﾟ，:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.::≧ ー　 {:.:/⌒ヽ.l'　/　　　 不思議な魔法の話、聞かせてよ！
　　　　　　　　　　　　　　ヾ　　 ､:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:ノ }　　r─/ / / , ＼ __
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＼.ィi´ : : /　 　 ゝ-ゝ--しし　 ヽ廴
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／|: :i:i : : : {＞--- ､/: :＼＿　　ノ:＼ ﾟ，
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ./　│ i:i: : : /ニニニ/: : : : /iﾄ:￣: :ノ: ﾉ　＼
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　 !: :li : : :{　　 　 /: : : : /i/l＞‐一 ” 　 　 ＼
　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　|: :i:ｉ : : | 　 　 .' : : : :/i/ 八　 　 　 　 　 　 ﾟ，
　　　　　　　　　　　　 ｲ 　 　 　 .∧ i:ｉ : : |　　 / : : : :/i/ /　 ＼　　　　　　　 ﾉ
　　　　　　　　　　　 /　　　　　　{　ヾ:i : : | 　 ,: : : : :/i/ /　　 / ヾ:､　　　　　′
　　　　　　　　　　　.’　　　　　 .人　 ヾﾄ: lｍ/ : : : /i/.ｲ　 　 ′　　 ー‐一 ’
　　　　　　　　　　　{　　'⌒ー‐{ 　 ヽ　ヾﾄ!　{: : : ｲi／　　　/


　　 　 　 　 　 ,.． ''""""'''　 ．
.　　　 　 　 ／ ::::::::::::::::::::::::::::::｀':､
　 　 　 　 /: :/!::i ::::i:::::::::i::::::',::ヽ::ﾍ
.　　 　 　 |: :/ |::|:::::|!:::::::|!::::::|!:::}:::::}
　 　 　 〃i::/ 七卞l!:::::::l!ヒﾆi}:::|;;;;;|
　　　　 |:;へY´ /::/'Y´　 下丁! L:i
　　　　 |:|δﾍ,/::/_ノ　､　 凹i.´ | 〕
　　　　 | '-' }､￣ 　 　 　 　 　 /V　　フム、それは私も気になるな。
　　 　　|:::::| | ＼ 　 ,　 ､　　／　 !
　　 　　|:::::| |　　＞;―,へ'´　　　j
　　　　 |:::::| _,,,....{´�X〈/´＼
　　　　 |:::厂 、　 「o´ {彡　|≧‐､
　　　　 ∨　y　　/　　 ル-'ﾍ.／ |
　 　 　 / i /　　/o 　 ∧　　 ∨ .|
　 　　/　 i{　　 {　 　 　 ∨ 　 ﾊ .|
　 　 〈　 ｀∧ 　 ', o　　　 ＼　 ' /
　　　 ∨ ´ヽ| 　 |　 　 　 　 厂´


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　　　　 　　　＿＿＿_
　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 ／　　＿ノ　 ヽ__＼
　　　／ 　　 （─） 　（─） ＼
　　　|　 　　 　 （__人__）　 　 |　　ハルヒの知らない魔法の話かお……。
　　　./　　　　 ∩ノ ⊃　　／
　　　(　 ＼　／ ＿ノ　|　 |
　　　.＼　“　　／＿＿|　 |
　　　　　＼ ／＿＿＿ ／


　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　／　　 　 　＼
　　　　 　／　─　 　 ─　＼
　　　　／ 　 （●） 　（●）　 ＼
　　　　|　 　 　 （__人__）　 　　 |　　じゃあ、ある勇者と共に戦った賢者の
　　　　 ＼　 　　｀ ⌒´ 　　 ,／
　　 　 /⌒ヽ　 　　　　　　ｨヽ　　　その後の話を一つ……。
　 　　/ 　　　 　,⊆ニ_ヽ、　 |
　　　/　 　 ／　r─--⊃、 　|
　　　|　ヽ,.ｲ　　 ｀二ﾆﾆうヽ.　|


26 ：◆vsQyY1yD2Q
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_　 -‐-　 ､
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,　´　　　　　　　｀ 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　,. -‐'　ﾌ　　　　　　 　 　　　 　　　　　　　　　　 　 ｀､
　　 　 / 　 ｒ‐´ ｒ‐､ 　 　 　 　 / 　 　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　ﾉ　 _/＿ 」　 .l　　　　　　|　　　ー‐-‐'　　 `ー‐-─ 　 　 !　　光ある限り、闇もまたある……。
　　 i　　 _ ＿　.） ,'　　　　　　 |　　　（ ー‐）　'"　（ ー‐ ）　　　!
　　 !　　　　　｀{ ﾉ　　　　　 　 ヽ　　 　 ,　 　 !　　　　　 　 　 /.　　 再び何者かが闇から現れよう……。
　　 |　　ｰ ― ､}´;￣￣;｀ ｰ‐-/;:;＼　　ヽ＿人＿_,ノ｀ 　　／,.,.,.
　　 l　　 ,.-ｒ　/;:ヽ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/:;/:;:;:;ヽ＿ ｀　ー 　 　 __, ｲ:;ヽ:;:;:;
　／i!　　　 〕〈:;:;:;:;:i:;:;:;:;:;:;:;:;:;/:;/:;:;:;:;:;!　　＼ _ｰ‐_,.／　　i:;::;:ヽ:;:;　　果たして１００年先に我々の未来はあるのか。
´:;:;:!ヽ ＿∠);;',|:;:;:;!:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/:;:;:;:;:;:;ﾄ､　／!;;;;;;;;;;〉、　,,.ｲ:;:;:;:;:;:ヽ
:;:;:;:;:ゝ､_　 /;;;;ﾉヽ:;:;!:;:;:;:;:;:;:;:;:|:;:;:;:;:;:;:;ト.｀'　 ヾ--〈　 Ｖ　 !:;:;:;:;:;:;:;　　 そんな気持ちから
:;:;:;:;:;O /｀:;´/;:;;:;:|:;:;l:;:;:;:;:;:;/└-､:;_:;」　　　　!;;;;;;;!　 　　 |ヾ､:;.-‐ 　　賢者は未来を覗いてしまったんだお。
:;:;:;:;O:;':;:;:;:;/:;:;:;:;:;l:;:;:!:;:;:;:;/:;:;:;,.-‐´:;:;:|　　　 |;;;;;;;;|　　 　 !:;:;＼_:;:
:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/ ､:;_:;_:;:;:;:;:;:;:;/:;:;;:;:ヾ:;:;:;:;:;:;:!　　　!;;;;;;;;;!　　　/:;:;:;:;:;:;:;7



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 -――――――-
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　 　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 .
　　　　　　　　　　　　　　　/　　　 　 __　　　　　　　 　 　 　 __
　　　　　　　　　　　　　 　 |　　　　　　 ＼　　 　 　 　 　 .／　　｜
　　　　　　　　　　　　　 　 |　　　　　　　　＼_　　　 　､／　　　 ｜　　勝てる見込みは少ない。
　　 　 　　　　　　　　　　　|　　　　　　 ー―‐　 　 　ー‐一　　　|
　　　　　　　　 　 　 　 -- ､　 　 　 　 　 　 /　 　 　 ヽ　　　　　 i　　 だが、分かった以上 見過ごす訳にはいかない。
　　 　 　 　 　 　 　 /　　 /⌒Yヽ　　 　 　 {＿__人＿_}　　　 　 /
　　　　　　　　　　 /　　 /　　 |　 ＼＿＿ 　　　　　　 　　 　 ／
　 　 　 　 　 　 〃i.　　/　 　 /　 　 i＼:::::::｀ヽ ー―　 　　／　　　　　今よりも技を磨いて その時に備えよう。
　　　　　　 　 ./ / 　 /　 　 /}　　 ./　 ＼::::::::|｀1　 　 「￣￣/
　　　　　　　　∨　　　　　　　　 　 　 　 ﾉ|:::::::|　|　　　|　　 /{＿_　　　たとえ この身が土に帰すとも
　　　　　　　　 }　　　　　 　 　 　 　 　 　 }:::::::|　|　　　l 　 /:::::::/
　　　　　 　 ／:::. 　 　 　 　 　 　 　 　 　 |:::::::|　　　　/　 {:::::::/---..　 我々の子供達に希望を託せるように……。
　　 　 　 ／::::::::::.　　　　 　 　 　 　 　 　 |:::::::|､　＼_/　／::::/:::::::::::::::..、
　　　　 /::::::::::::::::::,　　　　　　　　　　　　 ;::::::::|　＼〈 ／{:::::::::一ｧ::::::::::::∧
　 　 　 {::::::::::::::::::::::.　　　　　　　　 　 　 ,´ヽ:::|　　　}o　|::::::::::::::|::::::::::::/::::i
　 　 　 |::::::::::::::::::/´}　　　　 　 　 　 　 /　 /}:|　　　} 　.|::::::::::::::|:::::::::::::::::::|
　 　 　 l:::::::::::::/::{＼＼　　　 　 　 　 _/_,..ｲ:/::!　 　 }o　|::::::::::::::{:::::::::::::::::::|


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　　　　　　　　　　　　　　　´￣￣￣￣　｀
　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　'.　　　この平和に甘んじて、次の世代を不幸に終わらせない。
　　　　　　 　 　 ./　　　　　　　　 　 　 ＼
　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　 ＼_}　　　　それが 『聖戦士の誓い』 ……。
　　　　　　　　　 i　　　　　　　　　　　 　 ｢fメ､　i:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ｀¨､ i　　　　　　　　　　　(_￣｀ヽ-､
　　　　　　　　　　 '.　　　　　　　　 　 　 { 　 　 )ﾉ　　　　　　　　　　　とヽ　　｀iヽ
　　　　　　　　　　 ｢三三三三≧ミ 　 　ゝ, --'/　　　　　 　 　 　 ｢ヽ　と〉 　 　 {
　　　　　　　　　　 |三三三三三三三三ﾆｦ-'/　　　　　　　　　　 {　`ｰ ' ＿＿_iﾘ
　　　　　　　　 　 人三三三三三三三ﾆ/一'　　　　　　　　　　　　＼_／＿＿_,}ヽ
　　　　　　　　　/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣｀::.. ＿__　　　　　　　　　 ヽ/::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::/:::::::::`¬..＿＿＿＿＿_}::::::::::::::-=ミ::ヽ
　　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::ヽ:::::::::::i
　　　　　　 ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::＼::::::}
　　　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{:::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　ー一'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}::::::::::::::/:::::::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_彡'
　　　::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::::/:::::::／:::::::　-――――　　￣￣￣￣￣
　　　::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｢￣{￣
　　　::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|　　}
　　　:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾘ　　'.
　　　::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/　　　〉



　　　　　　　　　 __＿__
　　　　　 ,　´:::::::::::::::::::::::...
　　　 　/.:::::::::::::::::::::::::::::::::.｀ヽ
　　　　,:::::::::::::::::::-‐::::::::‐-:::::::}
　　 　 {:::::::::::::::Ｎヽ八ﾉノｲ:::::/
　　 　 ､:::::::::(l::|( ●)　(●)ｲi
　　　 　ヽ:::::八|ｰ（::::)^(:::)-八　　（ あ、『ロトの紋章』 ですね ）
　　　　 ＜>x:从、　 ▽　イ
　　　　　 /.::i, -/＞ ＜〔 ﾉ
　　　　　 {:／i:::::＼ i｡|／:::i＼
　　　　　./　/.::::::::::::Y:::::::::::ヽヽ
　　　 　 .i　 {:::::::::::::::::::::::::::::::}　}
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,..　─　￣　　￣　─ ､
　　　　　　　　　　　　　　 ,.‐　´　　　　　　　　　　　　　 `ヽ､
　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　ｉ　　　`､
　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　ヾ　　　　〃￣ﾞ　 ii　　　　ヽ
　　　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　 {{　 　 ,..、ヽ､　　　ヽ
　　　　　　　　　 ｉ　　　　　　　　　＼ 　　　　 ゞ　　ヾﾂ　,}ヾ､,　、　ヽ
　　　　　　　　　ｉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. -‐'"　　 ｀'　　　/1
　　　　　　　　　ｉ　　　　　　　　　　 ＼　　　　／　　　　　　　　　　 {)　　　　　異変を察知し、塔に駆け付けた
　　　　　　／￣⌒''''''ヽ､　　　　　 ＼　　　　 ｉ､　　　　　　　　/　　 K　ｉ　　　 賢者の前に立ち塞がる悪魔！
　　　　　/　　　　　　　　 ｀ヽ､　　　　　　　　／ヽ､　　　　 ／'ｉ　　　 ヽ' ｉ
　　　　/　　　　　　　　　　　　 `ヽ､　　　　/: : : : : ｀─'''´: : : : ､　　　 ｉ　ｉ　　 悪魔に生半可な魔法は通じない！
　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ､　 /: : : : : : : : : : : : : : : /'‐--'´　 ｉ
　　　ｉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヾ: : : : : : : : : : : : : : : /　　　　　 ｉ　　 激しい攻撃の前に為す術もなく
　　　ｉ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ＿_＿: : : : : : : : 〃/　　　　 ｉ　　　賢者は窮地に陥ってしまう！
　　　ｉ　　　､　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　｀ヽ｀ゝ'　く　　　　/
　　　ｉ　　　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　　⌒￣｀ ‐-､　 ｀'　__／　　 ／
　　　ｉ　　─-ゝ､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ､　＿__ -‐´
　　　i　　　　　 ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ､＿　-- ､
　　 ﾊ　　　　　　＼　　　　ｲ　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　ヽ､
￣: :‐ゝ､　　　　　　＼　　 'ﾞ　　　／ 　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　ヽ
: : : : : : : :￣　─-､　　＼　　ヾ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ　　　 ｉ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　．　────====ミ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ィi〔二二二二二二二　　 、:...．
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／:.:.:.:.:.::.:.:.:. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:..､ ＼:.:`:..、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼}:.:.:.:.:.＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :.:.:.:.:|:.:.:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 .,:':.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:'　l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. !:.:.:.: ﾄ :.:.:.ﾟ，
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /:.:.:.:l:.:.:.:.:.／{:.:/ ＼l ＼:.:.:.:.:.:.!ヽ:.:.:.:!:.:.l:.:.:.:. |:.:.:.:.:|　 ＼i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ./:.:.:.:.:.:、:.:/l　 V＿＿＼,, ､:.:､､|_,厶斗r七:.:.: }:.:.:.:.:|　 　 ＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /:.:.:.:.:.:.:.:.V:.:. ((　 　 　 ))　　＼:.{__＿＼:ハ:.:. ':.:.:.:.: l　､／!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ./:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:l /　　 厂´　,　　 ((　　 　 　 )) V .:.:.:.:.ｌ|　 ＼|　　　ヤバイ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ':.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:人＿.ノ　　　　　　　￣/　　 {　/:.:.:.:.:.:.:ﾘ 　 　 >
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {:.:.:.:.:.:.ｲ:.:.:.:.:.:.′　　 　 　 　 ＿＿_　{　　 .ﾉ./:.:.:.:.:.:.:./＼　イ　　　賢者ヤバイ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 、:.:.:.:.i|:.:.:.:.:.:{　　　 「￣￣´　　　　｀ヽ￣　/:.:.:.:.:.:.:./):.:.:.:.:.:ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　r‐ﾍ　　 V:.:.八:.:.:.:父ト .　！　　　　　　　　 │　/:.:.:.:.:.:.:./ｲ:.:.:.:.:.:′
　　　　　　　　　　　　　　　　 /⌒　ﾏ7´ 刈　 ﾚヘ:.:.:.:.:.:〕ｉト　　　　　　　　　| .ｲ:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:/
　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞‐　 }i:{　　　　　　 ＼//i:i/: : : ＞───≦:.:.:.:.:.:.:.:. /:.:.:.:.:ｲ:/
　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣￣ ￣ゝ　＿＿　　　/i:i/: : : :/￣｀ヽ/: ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｲ￣｀ヽ:!'
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　　　　　　　　　　　　　-───　、
　 　 　 　 　 　 ／　　 ⌒　　　　⌒＼
　　　　　　 　 /　　　　　　 　 　 x==ﾐ　　　　.｢廴__
　　　　 　 　 .′　 　 x===ミ　　　ヽ　　ヽ　　|{　　│
　　　　　　　|　　　　 　 　 (_＿人__ﾉ　　 }　 .八　 .ﾉ　　　　そこに颯爽と駆け付けたのは
　　　　　　　 、　　　　「廴_　|　　　|　　 /／　　７
　　　　　　　　＼　　/　　　} 乂___.ﾉ　イ 　 　 ／　　　　　　賢者の最愛の妻！
　　　　　　　　　 ≫’　　　！　ｰ‐　　　　　／
　　　　　　　　／､/　　 __ソ　　　　　　　イ
　　　　　 　 ./　　　 ／　　　　　 　 　 |
　　　　　　 ∧___ ／　　　　　　　　　　|
　　　　　　.′　　　　　　　　　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/|　／/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 {: |/:／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,. . : : : : : : : : .､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : : : : : : : : ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /: : : /:./: :.人: : : : : : : :::.,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/: : : /:./|／　　＼:ト､: !: : : :,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 /: : : : ﾚx‐＼　　／‐‐x |: : : :::.,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ,': : : : :.| んハ　 　 んハ |: : : : :i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,:..: : : :.│乂少　･　乂少│: : : :.!　　おぉっ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i : : : : : |　┌─‐─┐　　|: : : : :|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 !: : : : : :|　 |　（｀´）.│　　|: : : : :!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 　 　 　 　 VV＼: :!､　∨ ｀´　/ 　 ｲ/|/ﾚ|ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼|＞　---- ＜ ﾉ

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　　　　　　　 /⌒ヽ,　 　 　 　 　 ,　 ´　　　　　　 ｀丶
　　　　　　　 |　　　{　　　　 　／　　　　 　 　 　 　 　 ＼
　　　　　　　 l 　 　 ヽ　　 　 '　　　　　　 　 　 　 　 　 　 Y
　　　　　　　 ＼　　　ヽ.　 /　 　 　 　 ＿_　　　　 　 　 　 i
　　　　　　　　　}ヽ.　　 ＼!　　　　　　 irｬう�j､__,.　 ,,rｬ''!′
　　　　_,. -―‐く`　　　 　 ヽ　　　　 　 ﾄ廴::」　`　 ｲ::}_!〈　　　賢者は言う！
　　　 {′　　　　i　ヽ　　　　}ヽ 　　　　　f　　　　 　 　 }│
　　　　`ーｧ= ＜　　,}　､　　ﾊ!＿ 　　　　ゝ.＿＿,,ノ!_ノ /　 　 私と お前、二人の呼吸が ぴったりと合った時
　　　　　 {　　　{￣ヽ　 _＞ ´ r‐_）　　　　　 ￣￣￣ ／
　　　　　 ヽr―― '´￣　　　／´　　 ＞ . 　 　 　 ,.メヘ、　　　この世に奇跡の呪文が誕生する！！
　　　　　 /.{　　　　　 __.. イ ,ﾊ＼　　＼　 ｀ ｰ‐ ´/＼､ ヽ
　　　　　 |　ヽ.　-‐ ¨´　　 ノ}＼| ＞ ､ ヽ　　　 ∧　ヾi､ l. |
　　　　　 }　　ﾊ　 　 　,／　∧ヽ＼　.ヽ ヽ　 　/　 l　　}il! } |
　　　　　ハ　 ヽｰ､―--- '´ﾉﾉ ト､ ヽ　　　 　　　　　 ,iﾘ/-{
　　　　 {　　　　＼＼ ＿／ｲ　.|ヽ.ヽ ヽ　　　 l　　　///ﾄ､ﾉ
　　　　　｀７ヽ、　　` ＝ﾁ'´/　ﾉ
　　　　　 /　　{＼＿_ ノ .ノ ／

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フ　￣　八　　 / ／　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　／/ﾍ　　　　／{　ゝ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,　-= 彡_,,. -''´　 /::::::::、 ／　 ム　　　-=ﾐ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ ／-==ﾆﾆ彡 /ヽ⌒ `^=--ミ　ゝ　　　　ゝ　、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ ／　　　　　ノ 　　 У Y ﾉ＼　ﾉ＼　＼　　　＼ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　, イ　　,　-　'　　　　　　　　　　　　　　⌒ヽ ＼　　 ﾄ　 ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／//　／　　　　　　　　/　　　　　　　　　　　Vヽ}　　 ＼ {
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　//　　　 ,ｨ　　　 /　　/　　　　i　　} 　 ﾍ　l　 ＼　ヽ　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i/ i　 ／从　　ｨ{ i　　l i、　　 l| lｨ ---ﾐ V　　ﾍﾍ　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 V　　{{　　/ l i´⌒l　ヽ　　l　ヽ l 　l　 l　　　iﾊ　　　　　 ハ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }　　八　i 从 ,ｨf云ミzゝ人 jｨfﾓミzヽﾉ　i 　}　 l　　　　　ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ　　　 ヽ{　 ﾊ 弋c::ｿ　　　ｲ弋c::ｿヾ从ﾉ　j　　　 　　　ﾉ　　ﾄﾞｷ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イ　ﾉ　　　 〉 l ﾊ o｀¨´　　 ,　　 　　oｲ/　／　　　　　　　i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l／　　　/ {　l　　o' '　　　　　 　' 'o / /　ﾊ ＼　　　　　 }　　　　ﾄﾞｷ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　 l　i　 i　 ゝ 　　 　^　　　 　ｲ /　　　　 　　　　 ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/ /　　　　　l ∧　ﾍ　　＞　_　 _　. ＜ ﾉ/　　　　 　　　　　 ゝ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{/l　　　　　 人　＼lヽ }　ﾉ=======l　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l　　　　　　　　　_,　ィ///////// 、 _　　　 　/　　　　　l　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ゝ人　　　 ＞ 　 l////////////////l　　＜　　　　 　　} ﾊ }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V/　　 `ヽ /_////////////// ﾑ　　　 ヽ　　 　　 // ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／/　　　　 ///≧-/////// -≦/ﾊ　　　 　 V＼　人{
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　　 ￣　 l TT　TT　 Y　TT　TT　　{　　　 　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　T　── ﾍ liil　 lil　 ﾉ　　lil　 liil, 　 { ── T
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∧　　　　　l Li　　　 {　　　 　 Ll　 /　　　　∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀　── ´　　　　　 l　　　　　 　　 V＿＿　'
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　　　　　　　_ノ　　　　　　　 ＼　　　ヽヽ　　 //
　　　　　 ／　　　　　ヽ　　　　 l　 ＿_ l::}＿//_
　　　　 /　　　　　　　　',　　　　!´::::::::::|:|／ノ:::::｀ヽ
　　　 r'　　　　 ＼　　　 .',　　　 }ヽ:::::::::ﾘ"´:::::::::::::::::＼
　　　 |　　､　　　　＼　　 >─‐''　 }:::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧
　　　 ',　　 ＼　　　　}┬'　　 _,..ィ:::::::::/:/l::::i::::::::::::::::::::::∧
　　　　＼　　 ＼＿ノ　{＿,.ィ::|::／:/:/ノ　!:::lヽ＿:::|:::::::::::∧
　　　　　 ｀ー‐く　　　　　　 l: :!-‐'　 ＼　 ／´　ヽ:|::::::::::::::::',
　　　　　　　　 ∧　　　　　/: :| ィ三三ﾐ　　 ｨ三ミ |::::::::::::::::::l　　　おもしろかったよーーーっ！！
　　　　　　　　//ﾊ　　　　/: : :',⊂⊃　　,　　　⊂⊃::::::::::::::::::l
　　　　　　　 ,' !　　＼　 /: : : :ﾊ　l二二二二¨l　　!:::::::::::::::::::|　　 すごいです！！！　やる夫さまっ！！！！
　　　　　　　 | l　　 　 ∨: : : : : :ヽ|: : : : : : : : /　,/:::::::::::::::::::/
　　　　　　　 | l　　 　　!: : : : : : : : l＼_: : : :_/_ィ/:/／::::///
　　　　　　　 | |　　 　/: : : : : : : :!: :',::＼￣/: ::〉-/:::::／/'
　　　　　　　 | | 　 　/: : : : : : : |::l: : :',: : ∨: :/r/￣￣｀ヽ
　　　　　　　 l | 　／: : : : : : : : l/: : : :＼/: :/: :!　 ｀ヽ 　 |
　　　　　　　 l |／: : : : : : : : : :/: : : : : : :|: : l: ::{　　　　 /l
　　　　　　　/: : ::,-､: : : : : : _/__: : : : : : |: : |: : ゝl_　　ﾉl::|
　　　 　 　 /: : :/　 l: : :（⌒l_,'＼￣￣ヽ_!: :_|＿ノﾊ 　　ヽ!
　 　 　 　 /: : <___ノ,.--､Y_},'ヽ__｀ー---し'-‐‐ ' /!　　　ﾊ
　　　　　/: : /⌒>く　　 !: :/|＼　｀￣￣l⌒l二 ノ|::|　　/::∧


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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .　 ' "´￣ ｀ : ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／::::::::::::::::::::::::::ヽ:｀:､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /:::::,::::::,:::::::､:::::::､:::ヾ:::::.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ｌ:,f::i|,:::::|_::::::||_:::::i|:::::i:::::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |:::|::::|(●）　（●）|::::::|:::::|　　　結局、奥様は
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ´ |::::| 　　､ 　 　 |_:::::|:::::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ´ iヽ､_ ‐-　　_,.|:｀:|:::::|　　　その戦いが原因で……。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |:::::|:::7 l/'　 ﾞ1::::|:::::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:::::|::ｲ./　 ,ィ |:::::|:::::|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|:::::|:,i┴─:|／|::::|::|i:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 |;'i//|＿_／ 　|l'i,:|::||:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /ｪf_rｪ｀ﾞ>,　／ﾔ.| |!
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 //´￣ 　￣Y　　 ﾞ._
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 r_||　 　　　r-‐ﾄ､_　 ヾ.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣￣￣￣￣￣￣´
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,.．‐'''""~~~~""''' ‐ ．,
　　　　　　　　　　　　　,．'´ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀.ヽ.、
　　　　　　　　　　　,．' ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ､
　　　　　　　　　 ／: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　　 ,.' : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀､
　　　 　 　 　 /, '"::::::::::::::::::::::, : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀､:::::::::｀､ :',
　　　　　　　 iヽ､::::::::::::::::::::::/:::::::::i:::i :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', ::::::::::',::i.',
　　 　 　 　 ,ｲ : :＼:::::::::::,.イi : ::::::|:::| :::::::::::::i :::::::::i :::::::::::::::|::::::::::::|::i:}',
　　　　　　,': {::::::::::::::::::::／.{:| : ::::::|:::|:i:::::::::::::| : ::::::|l : :::::::::::|}i::::::i::l!::i::!',
　 　 　 　 i :::{ : ::::::::::::／　|::|::i : :::|::i|:| :::::::::::| :::::::::||:l!:::::::::::l|.} ::::|::|: |ﾊ!
　 　 　 　 |:::::', :::::::::::::::/　 l::!,,!_:::::|::||:| : ::::::::| :::::::::|l!|::i ::::::::} }:::::.}ｲ: |;;i!
　 　 　 　 | ::: ',::::／｀ヽ! .／~~""''''''!!‐-．／|i ::::::::|l!|:,|,．‐;'""/:i!/ ;;!
　 　 　 　 | : ::::Y ﾍ　|.|　i.　 　 　 ／／ ｀i　　　　,.-'"　　　　/
　 　 　 　 |:::::::::|　〈　l.|　|　 　 ／／　 　 } 　　 　,　　　　__ ,ﾍ,
　　　　 　 | : ::::ヽ,丶 |!､ >,,,／／　　　／ 　 　 　 ~"''''"~´/ﾍ:i　 　 だが、その戦いのおかげで
　　　　　　|:::::::::::冫､ {!'/　　~ ''''''''""´　　　　 　 　 　 　 /　 ||
.　 　 　 　 |:::::::::::|　 ｀l!ヽ､　　　　　　　　　　　〉 　 　 　 ,'　　i}　　　賢者は 新たな魔法、合体魔法を……。
.　　　　 　 | : ::::::|　　 !　.,ﾍ　　　　　　　　　　 　 　 　 ノ　 　 !
.　　　　　　|::::::::::|　　　 /　 i＼　　　　｀　　 ´　 　,．'´　　　　　　　 まさに愛の奇跡だな。
　　　 　 　 | : :::::|　　　 ｊ ＿|__ ｀'　．　　 　 　,．'´
　　　　　　 | :::::::|　 　 　 |　 　￣~"‐~''‐-.ィ´- ､
　　　　　　 | : ::::|　　　　/　　　　　　　 |　 |　　 |
　　　　　　 | : ::::|　_,.．'" "'''- ．_ 　 　 ﾍ_/　　_,ﾊ__
　　　　　　 | : :::.|乂　　"'''- ．._　｀丶,/"´ -'''´　　 ｀'‐．.,_
　　　_,.．-'''''"~~　 　>　　　　　 　 　 |　◯　　,．'"´　 ヽ､_"'''‐ ．,_
..r<￣＼__,,..．-‐'''"~　　　　　　 　 　 |　　 　 　 　 　 　 　 ｀"' ‐．/ヽ､
.|.　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　∧


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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 __,.-:‐:─:─::─::─-:-.､_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 _,..-:‐:'": : : : : : :_:_:＿＿:_:_:: : : : :｀ヽ、　　ｷﾗ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／:: : : ;ｨ=＝ﾆﾆ二､.＿_＿＿__｀ヽ:: :.:ヽ: :＼　　　　　　 　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:/: : ;/": : : : :;ｲ: : : : :＼: : :＼::｀::ﾍ:: : : :}:: : :ﾊ.　　　　＿ 人 ＿
　　　　　　　　　　　　　　 　 ｒ-‐'/; : : :|: : ::|: :::/ |: : ::ｉ:: : ::ﾊ:: : : :ﾍ: : :|: : : :|-‐'"￣| 　　 　 ｀Y´
　　　　　　　　　　　　　　　/　　ｊ: : : : :|: : ::|: ::|　∨: ::|:: : : :|:: : : : :ﾊ: ::|: : : |　　 　 | 　 　 　 ｜
　　　　　　　　　　　　　　 └-‐,{: : : : :|: : /|: ::ﾄ、 ∨:.:ﾄ､: : :|＼:;／::|: :|: : : |　 ､‐-┤
　　　　　　　　　　　　　　　　 / l: : : : :|:::/　ヽ:|､＼ ヽ::|　＼:|／_ヽ:.:|: :|: : : |　　＼::|　　ｷﾗ
　　　　　　　　　　　　　　　　〈__{: : : : :|::|　 ,ｨﾁ心､ ヽ ` ｉ,／,ｨﾁ:心､:|､|: : : :|＼,／:::|
　　　　　　　　　　　　　　　 　 |::ヽ､: : :{:|,ｲ {::;人_::|`　 　 　 '{::;人_::} ） }: : : :|: : :ｉ:: :.:|
　　　　　　　　　　　　　　　 　 |: ::|::ヽ: :.:{`　V:Y´;;ｊ　　　　　 V::Y´;ﾉ,'　|: : : :|: : :|:: :ｉ:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　|:ｉ:.:|:: :ヽ_:ゝ "￣ 　 　 ′　 ＿, ￣" 　 ｊ: : : :ｊ:. : :|:: :|:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　|:|､:ヽ､:.:.:::ｊ 　 　 　 ｰ--‐'"　　 } 　 　 /: : ::/:: : :ｊ: :.:|:l
　　　　　　　　　　　　　　　　　|:| ∨:.:＼::ヽ、　 　 ∨　　　 　 j　 　 /: : ::/: : ::/: :/|/
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　　　　　　　　　　　　　　　　　´　　　´　　 ヽ::{-‐'´￣,ｨｊ　 　 {ｱ ,/;／ｊ:;／|:/_,|/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／､＼　 　 {'´￣~ヽ/　'" / /　／"~｀ヽ、
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　やる夫はＤＱ３の世界で生きていくようです

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第１３５話　「上級職のススメ」

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　　　　　　　　　　　　　　{　,ｲ"　　 　 } l ｌ| l|　l　 }　　　　　　　　　　　悟りって、ホント人それぞれなんだよね。
　　　　　　　　　　　　　　�Y　,ｨ⌒ヽ　刈'⌒ｌ|､|　j
　　　　　　　　　　　　　／{ ﾄ､r━━ﾐｰr━━ﾐﾘ'}､　　　　　　　　　　　私も苦労したよ。
　　　　　　　　　　　 ／　八{`廴＿ノ¨¨廴＿ノ'}ﾉヽ丶
　　　　　　　　 　 ／ 　 /　 {　.,､　　､j:,.　　,､　八　ﾟ， ＼
　　　　　 　 　 ／　 　 .{　 込　^ー=ﾆﾆ=‐'^ ノ　　　 ｉ　　＼　　　　　　厳しい修行をして、修業をして、修業をして
　　 　 　 　 ／　 　 　 :{ 　 　 ｀ー､ ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ ノ´}　　　　.}　　　 ＼
　　　　 　 / 　 　 　 　 |　　　　 ∨｀¨¨¨´∨　　　　　l　　　 ／＼　　　苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで
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　 　 　 　 {　　　＼　　 �[}ﾞゝ-'((　⊂:::::::::::)ﾞrと⌒)　j　　/　 　 　 }
　　　　　　l　　　　 ＼　,ｲ　､__つ ￣￣￣´ﾉ⊂¨¨)／　 /　　　　　}　　その後、一杯のオートミールを食べて悟ったんだ。
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Comments

少佐…ゲフンゲフン、大神官猊下にあらせられましては、非常に納得のいく悟り方かと存じあげまする…

Posted by at 2015年03月16日 20:35

オートミール？
スジャータさん作のですねw

わたしは小五ロリで開きます

Posted by at 2015年03月16日 20:57

ふと思ったんだが、イングリッドとやる夫の間に子供が出来たら天空シリーズの勇者になるのかな？

後、少佐のはまんまお釈迦様のだなｗ

Posted by at 2015年03月16日 21:21

チョッ！？そんなんでSATORIが啓いちゃうの！？

Posted by at 2015年03月16日 21:24

仏陀もいうよね、苦しみだけの苦行は快楽に溺れてるのと変わらないって

Posted by at 2015年03月16日 21:47

マジで遊び人→賢者ルートやりやがったｗｗｗ
しかもこんな一瞬でｗｗｗｗｗ

Posted by at 2015年03月16日 22:39

賢者ときたから、てっきり某賢者スレの話かと思ったｗ

Posted by at 2015年03月16日 22:47

要はきっかけが重要なんだよねぇ。そしてそれを見つけるのが一番困難だったりする

Posted by at 2015年03月16日 23:10

そういやロト紋、ある意味未来の話じゃねえかｗ

Posted by at 2015年03月16日 23:35

一食抜くと餓死する大神官猊下が言うとネタだけど
普通に偉人コースの修行と悟りだわそれｗ

Posted by at 2015年03月17日 00:32

大神官猊下の台詞、なんか卵王子カイルロッド思い出したなー
絶望と悲しみに押し潰されそうになってた時、ホームレスの子供が炊き出しで貰った一杯のスープを
差し出してくれた暖かさに救われた、っていうやつ。

Posted by at 2015年03月17日 16:22

人それぞれ過ぎィ！？

Posted by at 2015年03月17日 20:41

少佐の悟りって、シッダールタが苦行の果てにスジャータから一杯のミルクを飲ませてもらった話のオマージュだよね

Posted by at 2015年03月18日 09:07

聖お兄さんのミルク粥(レトルト)の話か
空腹に勝る調味料なしってお話でなかった？

Posted by at 2015年03月18日 09:42

まぁ禅においては修行による苦行でだんだんと悟る漸悟と突然成ることで出来上がる頓悟の2種類あるからねぇ

Posted by at 2015年03月18日 11:32

アンデルセン僧正も、悟りに時間がかかったみたいなことを言ってたね。
やっぱり、あっさり悟る天才肌より、あれやこれや苦労した方が、人に教えるのにはいいのかしら。

Posted by at 2015年03月18日 17:55

ああうん、「悟る」のは一瞬だからね…（苦労した人たちを見ながら）

Posted by at 2015年03月20日 22:38

ずっと仏陀の付き人やって仏陀の説話全部覚えて（これを文章化したのが経典）ながら悟れず、
仏陀が入滅した途端に悟った阿難みたいな例もあるし悟りってホント人それぞれなんだろうな。

Posted by at 2015年03月31日 02:46

ハルヒは多分やる夫の話を聞いて自分の中の世界が狭いと悟ったんじゃないかな
んでもっと広い世界を見たいという好奇心からいっきに爆発みたいな

Posted by at 2015年04月30日 15:54

やる夫冒険譚の語り手として凄いとかいう描写あったな、本職の吟遊詩人みたいだ

Posted by at 2016年04月18日 21:45

↑↑それ凄いハルヒらしくてわかる。
飽き飽きして窮屈に感じていた世界。やる夫がほんのすこしそれをくりぬいてその外を見せた時、その窮屈な壁は自分が作っていたと気づいて、一気に世界が広がったんだろうな。

Posted by at 2016年05月20日 03:11

天才じゃったか…

Posted by at 2016年07月24日 00:51

何気に遊び人の素養ないかやる夫にｗ
あと加護はともかく魔法使いと僧侶の修行はした方がモンスター職で使える呪文の運用にプラスになりそうな

Posted by at 2016年08月17日 22:19

＞その後、一杯のオートミールを食べて悟ったんだ。
これ以上ない説得力。食い物以外で悟る気が全くしない的な意味で

Posted by at 2017年10月01日 20:34

>>30
ふたりのこの手が真っ赤に燃える！！幸せ掴めと轟き叫ぶ！！
石破っ！！ラァァァッブラ（ｒｙ

Posted by at 2017年12月23日 04:53

>>11
現代日本の慣用句が使えないからその世界ならではのものを考案するとはやはりここの作者は芸が細かい

Posted by at 2017年12月23日 13:24

>厳しい修行をして、修業をして、修業をして
>苦しんで、苦しんで、苦しんで、苦しんで
>その後、一杯のオートミールを食べて悟ったんだ。

厳しい修行（断食）をして
（空腹で）苦しんで、
その後、一杯のオートミールを食べて悟ったんだ（食事は素晴らしい！！）

こう言う風に聞こえたｗ

Posted by at 2018年05月22日 18:19

この回のコメント欄は異様に濃いよねｗ　勉強させていただいたよ。

仏陀の悟りになぞらえながら、どうみてもおあつらえ向きな大神官猊下の悟り方。
やっぱりさすがの手並みだなーと改めて思うよ。

Posted by at 2018年05月25日 15:44

やはり開きおったぁ〜！！　賢者の職業（加護）が増えたかな？

Posted by at 2021年06月20日 23:50

この世界の悟りって簡単にひらけるからありがたみとかねーｗ

Posted by at 2021年12月20日 18:25

ハルヒや大神官の悟りスキルを得た背景を考えるとやらない子の騎士覚醒って戦士として積み上げた技術と力という下地に加えて

『護りたい主人』

を自覚したことによるものだったりして

主人が仕える対象じゃなくて旦那なのがこの作品らしいけどｗｗｗ

Posted by ハイド・キー at 2022年04月22日 20:00

ゲーム上の処理で流される所を、さらっと大神官が釈迦のオマージュしてるあたり、本当に創作としてバランスが素晴らしい

Posted by 　　 at 2022年09月26日 05:15