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2014年01月06日

第107話「サマンオサ・デモクラシー」(1)

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1 :◆vsQyY1yD2Q
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          ゝ:、       
          7 Lヽ、     〃´,二ニ=-ー‐''<
         ∠   ,∧__∧ し/        フ
          フ ( ´w` ) シ       <
            ,m_'⌒lゝiリ/⌒ヽ  ∧Nヽ∧「 ̄   タイムマスター (DQ7) のAAが無いので
         L.∪. l   ! / ,イ_ノ リ  
          ∩,ゝ\,レ' / l              魔人 時の翁が、代理で回想シーンをお送りします。
             tェノ) ̄~_,ノ  i  γ⌒ヽ
            ''"T~Y   ゝ._ノ リ⌒ゝ
              レ'i'' 、    .,リ
                |:| | | i :.、__彡"
               |:| | | |___,、-.
                    |:| | | |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;〈
               '| | | l.ノ´`ヽ^ヽ;」
                 L|/__..ャ、|、:::l
                  ̄    ∨

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2 :◆vsQyY1yD2Q

         ._,,,,,,,, ノアニール ,                       : .,,,,,,__
       .r'"″   ○ |__,/,/彡--―V!" ,r‐-,、                /    `ヘi、
     ,,,、ヽ,,,,,,,/二ニ"            ゙l‐'"   `i、            ,i´,,-,,,--―''''''^′
   .エジンベア,/′   ○ カザーブ ¬"     ヽ            `'"
   ‘".○ノ  .゙l,、  .ッ丶 ,r‐-‐'゙`        `X″     浅瀬の祠 __、   .イミニ〃
       .,-'" `'''△   ‘|              y/ `'‐、       ○   .`'''i、'ーi、'ニ‐.,、〈゙゙゙゙''i、
      丿 ○ シャンパーニ、  _,r'"フ〜'"`    \             `i、 `゙'-、゙l|,,,,)  `ヽ、
      .|___△     i" ○ 祠の牢獄.        │         /        ○ シャーマン族の集落
      _,l゙  △,x、 、  フ.,-二._,l゙\ .ヽ        ゙l、      ,,,,丿    スー.lm    `i、
    ポルトガ   ゙l゛ ゙l`'''゙/  `゙i、 .゙l,,,,,,il゙         `''ャι  ,,-″  .゙″  、○i、ヽ .、○ いく夫バーク
    .| ○.,,'"   !○′\:    △   △          | ○i、゙ヽ,、 ,,--、_   `゚ー゙l.`'i |:   |
     `''''''゛  ロマリア ,、 ゙ヽ アッサラーム         _,!" ムオル  ̄  : `ヽ    : ミ''⊇  .,ノ
      ./゙゙゚''-、,__,,″  .,,/:  ○ △    △ ,--,,,,,,,,/    .}           |,_    `゙゙l,,,,、|
      ,,l゙△△      `゙'―'゙   /゙,フ     △  ̄] |     `/           ゙''i、 iニ″ `
   `,l゙^△               ,i´}      △ ダーマ    /            ,i´ ,,/"
   .,i´ △ イシス     △゙l-,,,l゙ 丿        △ ○ △   │           丿..i{,―-,,、
   .|、 △  ○      △│vぃ′          ゙ヽ、  ,,-''゚.r‐、           ,/△△△△/'―-、
   ``-、 △△△△△△△,二゙l|  バハラタ ,,,,、  .ヽ./`,-/○ ジパング  ,/`△     ● △△)
      ゙ヽ、    △△r'"   .|| ,,,,,,,,、  ○ ,!y″  │   ̄″        |△     △   △|
       .`i、   △,-x,二_  ..||/  `ヽ、  ゚',\   ,/                ヽ△ ○  _△ △/
       │  △|○,,,,○ | .|      `'-/゜  ゙='"           サマンオサ  l○ エムローム
        |゙゙゙ヽ,、△バラモス城゙                             `'i、△△△△,ノ′
       テドン,〔△    __l゙                     _,,,vィ、,,--,、     │    ,r'′
       ヽ、 ○.゙‐△ ._,-'"                     /″ ○レーベ \、    │   l゙
        `'ヽ,_,,,,-‐"`      ..,..v,            l゙    : 、 アズラエル男爵領:、 ○ アルヘンティーナ
                    /゙゛ ランシール     ゙l     ゙゙父、 ○.|     ゙l,、 .|
                       l゙   ○ ゙l        `li、 ..r‐"[○″  ,}      `゙'┘
                    :  ̄ ゙̄'--,丿         `'-ィ: i,_アリアハン
         ____、ラーミアの神殿
        .'!,,、   `○'''''''゙''i、                             ィ○ ルザミ
          ゙゙''ー-,,,,,,,,,,,,,--゙l‐


3 :◆vsQyY1yD2Q
                      ,ノ:;:;:;.丿   ._
                  : ,-":;:;:;:;.ヽ―'"△~゙‐'△△ヽ
                r-,i´:;:;:;:;:;:;:;:;△△△△△  △\   北の砦
                   |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;△          △△''',! .,-,,,,_、
                  r'":;:;:;:;:;:;△: : : :   ○          ○:△△△△i、
             _,l゙:;:;:;:;:;:;△: : : : : :  カブノール   : _,/゙.,i´  : : : : △│
              ,-'″::;:;:;:;:;:;△: : : : : : :    :;:;:;:;:;:;:;:-‐''"_,●`    : : : : △゙l
          ,/゛:;:;:;:;:;:;:;:;:;△: : : : : : : : : : : : : : :,i´ : /'''": :ロンベッタ  : :△_,!
         │:;:;:;:;:;:;:;△△:;: : : : : : : : : : : : : : : :゙''''△: : : : : : : : : :     △|
            l゙:;:;:;:;:;:;:;△△:;:;:;:;サマンオサ: :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;△: : : : : : : : :○ ニュー速で軍 駐屯地
            |:;:;:;:;:;:;:;:;△△:;:;:;: : : ○ : : : ;:;:;:;. . . . . . . △: : : : : : :○ コスタット
            |:;:;:;:;:;:;:;:;△△:;:;: : : : :  : : : :;:;:;:;. . . . . . . . . .△: : : :    △`'i、
         │:;:;: クレイク ○: : : : : : :::;:;:;:;:;:;:;. . . . . . . . . . △    △: : : ,l゙
         ‘!、:;:;:;:;:;:;:;:;:;△△:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;○;:リーマ砦. . . . . . △△△: : : :,i´
           \:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;△△:;:;:;:;:;:;:;:;. . . . . . . . . . . . . △△: : : : : : : │
            `く::;:;:;:;:;:;:;:;:;△△:;:;:;:;:;:;. . . . 、.'''',,,,,,.`く△△: : : : : : : : _,,i´
             `''┐:;:;:;:;:;:;:;:;△△:;:;:;:;. .△゙i、゙l_○| エムローム _/:
               ゙l、:;:;:;:;:;:;:;:;△△△△:;:;:ヽ,__,,ニr": : : : : : : ../
                  ゙!、:;:;:;:;:;:;:;:;△△:;:;:;:;:;: : : : : : : : : : : : : : : フ
                   ゙'i、:;:;:;:;:;:;:;:;△:;:;:;:;: : : : : ::  :: : : : : : : :,i´  ↓ アルヘンティーナ


4 :◆vsQyY1yD2Q
【二ヶ月前 ロンベッタ グリーンヒル邸】
::;;;::;;ゞ:;:;;ヾ;:::ゞ;;::ゞ:;ゞ,',;:ゞヾゞ;ゞ
;ゞ::://;;;;;::::ヾ;::;;:;ゞ;;:ゞ;ヾ;::;;:;ゞ;;:ゞゞ
::;;;;;;;:ゞヾ::ゞ;;:::ヾ;ヾ;::;;:;ゞ;;:ゞ:;ゞ
::;ゞヾ;;::;//;;;;;;:ゞヾ;ゞゞ
;;:i; l;;//:ゞ;ゞ;:ヾ;ゞゞ
;|;:..|:/::ゞ
ii;;:../       /\                    /\
i::./.      / ロ ロ \=======皿===========皿 / ロ ロ \
:/     /VVVV\        合        /       \
    / ========= \_________/          \
     | |目 目 目| | [田]   [田]   [田] .|    [田田]    |
     | |目 目 目| | .(;;.).  [田]   [田] .|    [田田]    |
     | |        | |(;;:;;:;;:)VVVVVV|              |
  (;;:::;;:;;.) |目 目 目| |;:;;:;:;;::;) l''"^"''l l''"^"''l|.   [田] [田]  .|
:::;;;:;:::::):;;;::;;);;;:;;) 目(;;:;;;:) |(;;.;;;.;);| |;;;;;;;;;;;| |;;;;;;(;::;;:;;;(;;:;;:(;;::;;:;;:)田](;;;:;:;;;:::;;::
;;;:;::):;;;:;::;;:);;::;);;;;):;);;;::;:;;:;;);;:;;);;;;;;;;;| |;;;;;;;;;;;| |;;(;;::;;:;:(;:::;;:;;;:;(;;::(;;;:::;;(:;:;;;:;:;:::;;;;;


5 :◆vsQyY1yD2Q
ー┴ー[__] ─┴||─┴─:[__]─┴─┴─┴[__] ─┴||─┴─:[__]─┴
 ̄ ̄ ̄||: | :|l  ̄ ̄ || ̄ ̄ ̄ ||: | :||:: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||: | :|l  ̄ ̄ || ̄ ̄ ̄ ||: | :||:: ̄ ̄
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___||: | :||:.______||: | :||:.______||: | :||:.______||: | :||::.__
ΤΤΤ||: | :||::ΤΤΤΤΤΤ||: | :||::ΤΤΤΤΤΤ||: | :||::ΤΤΤΤΤΤ||: | :||::.ΤΤ
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⊥⊥⊥||: | :||::⊥⊥⊥⊥⊥⊥||: | :||::⊥⊥⊥⊥⊥⊥||: | :||::⊥⊥⊥⊥⊥⊥||: | :||::.⊥⊥
──‐l二二二l:─────l二二二l:─────l二二二l:─────l二二二l──
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/___/___/___/___/___/___/___/___/___/__
_/___/___/___/___/___/___/___/___/___/__


                  ,、 _ _
               _ ノフ´ /    ̄``ヽ、
               ノヘ / ,/   ,.-ー─ー' 、
               l ′   ,/p ,/ ,ィイハゞヾ   `ヽ
         _ ,,.-┴ー-、 ,/_/ jノソ 〉从ハ、`、ヾ j
   ,.-‐'''"´        ソ.,ィイ'´ー=-、'Nリィヾ、ト、V
    !       、      /;;;:f'´  イテゝ  〈ャッ /Nl/
   ,|!        ヽ   ,ィ´r-、!   . : :  , 〉: .:!ソ'′  そう言えば、先輩って
    !          Y'´^Y ,!〈カ '       ^^  /
   |        「    `ゞ仆ト、    -ー- /        こんな良い所の お嬢さんと幼馴染みとか
   |       |     イ;;::jiil  、   ´ ̄ /
   l          ト、   リ厂''ー、_,>、 _,イー-、     実は結構な お坊ちゃんだったんですか?
    !         !ヽゝ- /   /lヾ、 ヽー'ヽY,/i
     !      ,'  i ̄`¨`ー、 ト、ト、   ,r リ !rー- 、__
    |      i  !    ``ヾ´└ー'─'゙ー' ´ ̄``'ー---`ヽ
      !      ,イ  !      `リ       ; ,  ̄`¨`ー - 」 ヽ
     !    / ,'        i        i        i /  ト、
      V  ,イ !        l        l rj        リ   / 〉、
      ヽ ,iレ' ,/   l     ,!       | r'=ャ      j  ,イ /」 \
       V/    !     !       | j i!      ,レ'´  `>-、 \
        ゙i      |     |       | ,川       ,!   ,     \\
          i!       |     l       |        !,.'´   _ _   ´ ̄\
         1      |     !        !       |``ゝ'"´        ヽ


6 :◆vsQyY1yD2Q

                    ,.-──‐- 、
                 ,.'´        \
                 /         _,,、-ーヽ
                 /          ,ィ<    ゞ`,
              !   <カ  ,.'´  `ミt、   ゙i
              ,>、 _ _,,ィ´ ヽヾ      、_イ!
             ,イ   ,ィイハ、 ト、`三ゞ、  ミ彡ij
               l/l/ ,N'゙ _,ィ ` 、__,ニヾー-、 ,r、,i〈
              l/Vハ, 冖イ  `≡=、  ル' / j !   まさか! 父が商人でね。
                  `i   j       '゙,イ ,ィイ
                  ヽ 、 ゝ<      / ノ爪リ    その仕事関係で繋がりがあっただけだよ。
                /^(、  ̄`'ー=' /  イ/、
                 /   \_ _,/  _/Y  >、
             _, イ´      /!`ヽイ`\! ,/ |
     _,,、-ー<二´ (´  ̄ ̄`ヽ  / i  j 「  ,!/  L _ _
   / ー-、    丿`ー----‐イ_/ 、」 ___,,、ィいヽ ヽ    ̄`''ー-、
  ,/     ヽ   ノ ` ̄つ   |ヽ       !  ゙,    ̄``ー- 、 _ト、
  /         L (  ` ̄つ   |´         !            / ヽ
. /           _,イ  `二つ   |        i  「にk        /  i
/      ,ィ''" ̄  ,,、ーつ  _」        !            /    |



         ,.‐''''''''' '' " `ヽァノ_ノi
         / r'⌒j       <
        f´彡 ノノノ j ハノjノ)イ ヽ
        r'´::¨:: f`''‐'´    ''´l:: f´
      r'´:::::::::/::‥−、    _ j:::リ
      レ'´/ヽi:::::::cテヽ r ri'´ 八}
       {、{ Nヽ:  ̄  i ¨ j /   「だけ」 って割には
       J:::ヽ-、::    、 !;  /
       イ:::::| :ト:::: 、、___  /     歓迎されてる気がするがな。
       ヽ乍ヽ\ `' ='´ /
   _.. ァ '' "i'´\  \_  /|ヽ--、、、、_
, ‐'´  /::::::::::|ヽ  `''‥ー-¨‐'  ノ   )  } iTl


7 :◆vsQyY1yD2Q
             /       /    fEミレバビ     ゙i
             {    ヒ三彡    jリj   | lイ       `、
             ヽミ三シ    ノ儿'ヵ   i |リi い、   从ヽ
              {ル彡シンノjノjノ彡'´ 、.,,,__ゝ从ゝミ三モヂ ノ
              V >r'´~二_    ,ィ,-,_、 `ゝ、      し
               V〃ハ '(wル`,    {Hヌ冫  |`iヽ、   {
               ヽ 川..::::`:~::,':   :::: ̄::::   jリjイ)ハ) } リ   ヤンは当時、父の書庫を目当てに
                 \|   ,' :::        ノノ'´ノVリr'´
                  ゙i   ヽ '        ァイ爪リリf      この屋敷に通い詰めていたんですよ。
                   `、  <ニラ      / |  |亅ハ
                    ヽ  `'' ´    /:::::::リjノトnい
                      \   _ ‐'´::::/:::::::ィイリ'´レリ
                   _,..-川¨::´::::   :::_,.、-'´   |
                 f^゙i  r'乂_,..t_,,,、、ーf´i   _,、.‐'「|
                 |  ヽ/   /   , | | |  | |0 |」ト、_
                 ノ  i'´  〃   / | | | |ー''"´    `ヽ 、



                _、-''"´ ̄ ̄`¨''ーシヾjヽ,
                  /       ゞ=‐ミゞ、  ゞ,,
               /             .,.,;:;;:ゝ
              ,ノ          , , ,.. .,,.:;;;:;:、:;リ、
             ,イ,r'゙  ー-‐ィr、,,、ィイ从ソ从,ィ:;;i j トノ
             kイレ'゙  イ/´     ´'アノソ'´リ !/
             カ'´ / ,イイ   '⌒ヾ,      |:;j
             〉'´,r-、ノ    じty丶   '"´ヽ,!イ
             (、イl ,r〉         /テュ、 /'´
             ゙ゞゝヽj         i   /
              `〉 ,コ 、       _,,、ソ  /   へぇ、そりゃ興味深い話だ。
                 Y'ヾ i    、      /
                ,イ、 \   ``ー-  /
         r-‐─y′ i  `ヽ       ,イ_
    ,r--─rr'l   ,!  /    `ー‐‐'´ /  ̄\
  ─'ニゝー─l ,| ̄ ̄`i   ヽ、    , ィ  |    カ、ー-r‐、_
  ,、-‐'´ ̄ ̄i`¨´ ̄ ̄`i      ` -       l-r'´ ̄  ヽ `| ,j丶、`ー- 、
   ヽ    l      ヽ ` 、        |      | Y `ー-、,   `,
    `,   |        \ `ー- 、 _ _  ,!      l <,r-‐' `,  久
     ,  l   〈ニ[二]ニ〉   \      / r===、  l, 〈,r-‐'  l   ,!
     i  /            ` ー--‐'´、       |, 〈,r-‐'  〉   ゙i
     | /  ,r'⌒ヽ      //    `ヾヽ ,r'⌒ヽ l 〈,ハ,_   j    |


8 :◆vsQyY1yD2Q
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                 _,,,,,,....
             ,. '".:.:.:.:.:.:.:.``ヽ                 ,. -─-、,,,
            〃..:.:.:.:.:.::.:.:.::.:.:.:.:.:.:.ヽ、             ,. '´ .. . : .: .:. :.`ヽ
             〃.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ          〃. : : : : : : :ノハ .:i!.:.:.!
          〃;;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:从}          {.:.:ト-彡三彡'  !:i:!.:.:.',
          {;;;;;;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノノノ!            いV斤-、   ー-リハ.:.:.j!
            {;:;:;j;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ミニニ彡ソノ           {.:.:!,r='.  =ミ }:V'   毎日 精が出ますね。
          {;:;j;:;:;:;;:;:;:;;:;:;:;:;.:Yハ彡'´乍'´            ヾ:j  〈     ソノ}
        ,.く{;:{ィイイ彡彡ソノノし'リ 「                ∧  ー   ,.イ`ヽ   お飲み物を どうぞ。
     ,.'´.:.:.:.:.:.:` ぐ゙゙゙゙゙゙゙´ ,′  /              ,. ィ´  ト、 __,. ィ´ j!  ト、
  ,. '´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\   ',.  /               /  `ヽ∧    /\ ̄  \
  .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:/ ⌒ぃ「゙゙´              /      〈 ',.  / /     ヽ
  .:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l.:.:〈   Vl               /       \V//     /  ',
  .:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::;;;;`ー‐ '.:.:',                 /  : : l               /   l
  .:.:.:;;;;;;::::::::::::::::::::::::::;;;;::.:.:.:.;;.:.:.:',            /   : :.l             ! .!     ! ※ 当時 年齢一桁
  .:.:.:::;;;;;;;;;;;;;;;:.:.::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.i             /   ',: ∧       _ _ V.:.:/   l
  ;;:;:;::::::::::::::::::;;:::::::::::::::::::::::「7;;::!          /  ⌒ヽV / ´ ̄ ̄ ̄ ̄/  1 V     !
  ;;;;;::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::,;;;;.:.:.::L           !  ,r‐っ「 ̄ ̄ ̄ ̄|\/   l.:.:〈     !
  ;;;;;;:::::::::::::::::{:::::::::::::::::::::;;:;:;:::::::::::::〉          l  i 〈二二二二二二二二二二イ `ヽ   l
  ;;;;;;;:::::::::::::::::i::::::::::::::::,.イ;;;;;;;:;:::::::::!          い ヽ ニ彡'二二二二二二二二 レ ノノ__ノ
  ;;;;;;;;:::::::::::::::::',::;:;:;::::/;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;::::',          `ー‐‐'    !.:.:.:.:.:.:l:.:l:.:.:.:.:.:.:`ー--‐'
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  ;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;;;;;;;;;;:.:`ヽ ',;;;;;;;;;;;;;:;:.:.:.:.:',                  l:.:.:.:.:.:.:l.:.l.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :. :l
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9 :◆vsQyY1yD2Q


    ありがとう、でもコーヒーより紅茶が良かったな
                     __
                    r'_,.-‐_
                    (:ハj`ヾリ_          r'ハ=ヽ ピシッ
                   ィ´ト、 c辷/`ヽ        f´j彳!
                   |::::|:::|^r}::*|:::_ム ┌┐     ーイ 久'
                   |:__,不イ=-、t/ノ! rL_ヌt-、 _/>⌒ |
                   (::::::::::ノ___ハ_ノ `ー= _ `ヽ_´  ,.-|
                    ゞイ__::::::::::下|     ` -=-イ´/´|
                      | `T´  ||          r'   .k'
                      | __!_ ||        ├‐' ̄ ..!
                      ! ラ厂  |        ! |   ,'
                      /  ハ   |         !.!  |
                      !  / |   |        !',.  |
                     {   | !   !        |.!  |
                     r''´ f|  !  ソ        |! ス
                     |   |   ',  ',          |ト  |
                     |  !|   ',  |           ||.  |
                     |   !|   |  !        |.|  |
                     |_ノ    |_!!       ノ-Lィ'
                   r‐'_r_j    r'-レ!     '--ラュ|
                    ̄       ` メ        `ー'

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10 :◆vsQyY1yD2Q
                      ,イ /,/           ``ヽ、
                   / // 〃 jィイ j   `jト、,   ヽ
               iト、 ,/,イ ,ィイ/, j,リ'´ ! i ゞ、 ヾ、,,ィ   `、
               !1 `´ ミニ彡゙7 ノイリ′  ト、ト、ミミニ≡彡, , `i
                `〉、 _ノ彡,ィイヅ´   _,,、`ゞY''゙"´ヾミゞ、、彳
                !  ,ィイ彡レ'_,,,   "´,  ‐-、  `ゞー- 、 ヾij,j
                ヾj,!」 爪'´, -‐、   ,ィ==ュ   ijレ^ヾ ヽY'′
                    `ヾト、ハ. ,ィ≡`!         ソ弌〉ヽjリ
                      ゙ヾj、   /         ,Y/ j i/!   ―― なんて事もありましたね。
                     ゞ!    ゝ- '        /ソi/リ/l,{
                     ゙、   、_ _,,,    / i リイ jリ
                        ゙、   、__     ,イ リ///1/
                         \     ,.'´/  'リイソ〈
                          ト、 __,.'´  /  _/ `i
                         !爪!    ,、‐'´    ト、
                        / ヽ!,、z‐'´  ,     / ヽ-ー‐-
                      _/  厂``i  」イ  /   ゝ-‐
              ,ィ ニニ二二 ̄∧ ,イ   ,ト、    ,/



   f;:;:;:;:;:;.:.:................... . .. .. .. .. .. .. .  ヌ
  ,イ;:;:;:;:;;:;ゞ、_ ............... :;: .:;:.:;: .. :;:.. :;:.. )ヽ,
  {;:;:;:;:;;:;;:;:ゞ二:::.......::::/::/;/;/;:;.,イ;:/リ.........:}
 、J;:;:;:;:;;:;;:;に三彡シノノ/ノ/ノ/jンオ...リij
  フ;:;:;:;:;;:;;:;;ク       '´      ゙i,,ノイ
 (/;:;:;:;:;;:イイ:::::::::::::         ,.、‐ }£リ
  ゙i;:;:;:;:;彡|::::::::_,..--.、_,ィ:  r:≦_  f了
   レf⌒豸::::::'´ r'〔テ,>:ンヽ i'KEヲィ’ |l
   {シ{f く::::、::::   ̄   .. ゙i,:    |i   あのなぁ……あんた、今からでも謝っとけよ。
   ゞ゙i、 ゙i:::ヽ;:..     :::=l   ,i
    ヽ;ヽリ、::::゙i:u    └=:7'´   ,i
     jノ:;:ハ:、:::::::::  .._,.....=@ ,ii
     {(;:;{/゙i゙、:::::::   ー ''   i'¬;
      `ヾi`''‐\:::        ,i'ン: |
      , .‐{: : : : :`'-、: : .    i': / カ-/`'‐-.、_
   ,..‐'´  /ヽ、: :ー-ー `'‐-…'´/ : ./: ./ : : : : : : : :`''‐-、



      ,,、-''"´ ̄ ̄```ヽ、
    ,/           `-、,,_
   ,/       i, ;      ゙ミ三ー''"
   /       ハハ        ヽ,
  i" ,/ / ,〃i/  い、 \   いN
  / ,/ ,/ノ / ,ノノハ ト,、 ミ`'ー Vリ
  | レ'   _,,、ァチ-ーヒヽ| ゞヒs、ミヽ i
 ハ  rヘ ア'  <モテ;;   i' zッ、`i  ソ
  ゙Yf i゙ |ト        :i `` イ, ノ
  いヽ ゙!, u.    ,_ ;、   ,タ"   ああ、うん……今更だけど、ゴメン。
   `i, `r、    ..__`_  ,リ
    ク',ヘ ゙:、    `''ー‐'´  /゙
   イ,ヘ ゝ\.     ̄  /
  f ̄`''ー─--ミ''-、,,_,,イ!‐-、、,,_
,/         ゙i,⌒ヽz¬"゙ヽ   i
             ト  ヾぃ  )  L,,_


11 :◆vsQyY1yD2Q

          , -‐ ──ー‐ - 、
        ,r'´          ``ヽ、
        ,.'´      , '´ , ,ィ 、:;,、`ヾ、ヽ
     /       ,イ  ,イ // ,!川 `ヽ`ヾ
      /   ,   ,i / , ,イ///,!l ,!lヾヾ,ji,j リ
    ,!  i l ,!lイ / ,イ,!j ,リ,/!i/l! li ヽl,!,l,!
    | i  l il !i j/ / ///l;// リ' ,! ,! ,ィ'i;i' '
    i ;i  l i|リy' ,//,イi-!イ=リ-'  斤jヽ   あ〜、それはともかく
    ゙, i,l. ij /,イ> ,イ/  ,イじィ' .:::. ヽ l
     ヾヾj川,r‐-'´           .:::, , 〉 |   一つ聞いても良いですか?
        \ヾj、レ'ヘ u            !
       `リ.:;ゝ、_ゝ_  r-、`ーy'´`Y´`ir‐y-、
       ,rーリ/レ' (   ヽ、ヽ ヽj `Y j  |  l  l、
     / ト、ヾ、'゙"ヽ   ``ゝ  l  V  ,!  '   \
    ,/   \ \ \     \_,   _  、_ ー   !
   ,イi     `ヽ`ヽ、r-、     `ニ=-、_      l
  /  `ヽ、     `ヽ、ヽ `ー'"´ ̄ヽ  l;;lィニニニゝー}
 ´      \     /`i ヽ,   l l  l;;i〔   〕III、
      /´\   /   |  ヾ,  ,! |  `|ヾニニソ   ゙i
     /    \/    |、   j ,! ,!   ,!´ ̄``ー‐-',
   ,イ              ゙i、 ___,,、-'‐'"i |       |



                       ,.. .::::゙゙゙゙゙゙゙`ヽ、
                   ,'. ''"´.:.:::::::::::::::、:::::::、:.:.`ヽ
                 ,.ィ´.:.:.:::::::::.:.``ヽ:::::.  ........: : :ヽ
                〃.::::::l:l:||:i:::::::、:::::::.`ヽ.::::::::::::::::::::.:.`ヽ
                レ'.::::l::l:l:||:|、;;;;:、::、::::.:.ミミヽ::::ィイ::::::::::::.:.ヽ
                l:!.:.l.l.:川1トミミゞミミミヽ.;ニニ三彡::::::::::::::::::}
                リ.:;l.l.:トト、ミミヽ>=='''''' `ヾミミミヽ:::::::::::}
              、 _ノ,;ノノノ,. 'ニヽ`゙`'‐t〒テ  :: ミミレ' ヽ::::、::::゙i
              彳i.:lj小 ,ィtテ;冫   ` ̄  :: ノノ い´',::i:!:::リ
                V,;i.:l.', ´~ノ         ′)_ノ/:!N::(   何だい、やぶからぼうに。
                   ``ハ  く .:.;;;.          ,..イl.:l.:.:.VV
                  ヾ',   -    ,.     /ハi.:l.:l.::.:ノソ
                       ゙、 ´ニ二´     /  ノハl.:リリノ
                       .゙、        /   _ノノ:\
                      ゙、     /,. '´.:.:::.::::::::::::.ヽ
                       `ーェ‐'彡'´ /ヽ.::::::::,. .:::‐‐\
                      ,r'7⌒i`ヽ.::::く_/.:rェュイ─- 、:.:.:.\
                        / ′/:l::::::.',.:::::::,..ム______ フ´¨¨¨¨``ヽ、
                     {ぃ. /.:.:l.:::::::レ'´. : : :,r'"´. : : : : : : : : : : :.`ヽ
                        い / _/:/.: : : `¨`7.;;;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..',
                    ,r'´.:.:::::::::::::/.:::::::::::::::::/.;;.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:::l
                   /.:.:./.:.::::::::::/.:rュ.:::::::::::::i.:;;;;;;;::::::::::.:.- ==== 、:.:.:.::.:i
                    /.:.:./.:.:::::::::/.::/_ソ.:::::::::::,';. -‐ ー-rr 'ニニニニニヽ.::::::l
                 /.:.:./.:.:::::::::/.::/〃::.....:.:./.:;;;;;;;;;;;;;:;:;:;;l1: : : // / ヽ\:|


12 :◆vsQyY1yD2Q

      ,. '"´  ̄ ̄  ̄. . .``ヽ、
   ,. '´. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.{7.: ヽ
  /. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.,. -‐= く
  !;;;;;;;;;;;:.:;:.::::::::.: . :.: .,. ィ´    ``ヽ
  L;;;;;;;;;;;;:;:.:;:.:.,.. ィ´ .:ノノN  ノ川!.:.'.
  ,〃.:.:;、.:.:;、.:.: .:ィィイ彳/ク{《1.!.:}
 〃.:.:.: ゞミミ彡シノノツ'ぐく, イツノノ
 {{.:/./. :. :.:..,.`ゝミヲ   ,.イ1 jソ'´
  V.:/.//.:.ィ彡/⌒ミ    `` : .ヽ    むしろ、こう言う時にしか聞けないって言うか
  V./.:{.:.:.彡'入い         ,ゝ
   `ヾぃ. :; :;: . :} .        _.j     なんで できない夫の下に付いてるんです?
    ノ.:/.:.,.j.:l.:l/ ', :.      ´_」
   〃{.:{.:l.l.:l.:{  ', 丶、     }
    厂ヽVV{トト、 i   ` 7 ー'′
   ,/.:. :. :.: `ヽ((`¨`''ー┐ノ
  /  ̄ ̄}. :. :. :. :.    L`ヽ.:.ヽ
  /´ ̄ ̄ノ``丶、. :.    i.:.',  `い
,ノ'´ ̄``ヽ、    ヽ、   l.:.:.L__jL
       ヽ、 ___ ノ`ヽ、l .::    1
:.:.:.:.:.:. . . .    \    \      |
::::::::::.:.:.:.:.:. :. :. . . . \    :.:、   |
;:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::: .:.\    .:.:.、  '、



                   ,r ''.:.:  ,ィイ彡'"´.:. ``ヽ .:.:.::::::::::::::.ヽ
                  /"´ . : : : : ´¨``: : : : :::.:.:.:.:::::::::::::::::::::::゙、
                 〃  . : : : : : : : : : : :, : :, : : : :: :;;;;;;:.:.:.:.:.:.:.:.:.',
                〃  . : : : : : jii l l ト、 ', : '; .:.:.:.:.:.:;;;;;;;;;;:.:.:.:.:.:.:.:',
                 l1 . : : : : : :jii l i トト、;;;;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;`、
                  l1: : : : : : ィイリ 川 ヽト、;;;ヽヽ;;;\`ヾ;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙,
                /イ: : : : ;.ィイソ   '、ヽー====-、ミミヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i
              〃,': :.j ィイ  ̄二ニヽ   ';.:.:-モテ=`ヽ )ハ;;;;;,r‐ 、;:;;;;;;;j!
              lハ{ i j j;;',  ィてテン.;,   ``゙゙  ̄`   !;;;;レイ !;:;;;;;;;!.   ……なるほど
                `ヾ从;;;;;',  "゙ ´ ,′:        ノl/リ ) ,!;;;;;;;;!   こう言う時しか聞けないね。
                 `ヾ从;;;',    ノ ,::.        u. ′ノソ/;;;;;;;;j!
                      `゙゙j!   (  `::.:.        、_ノ;;;;;;;;;;j!    周りに余計な耳が無い時にしか。
                       ノハ    `゙゙"´        /, j;;;;;;;;;;;j!
                     jハ    ー===…'    / ,゙ {;;;;;;;;;j!
                       ゙、   、 ___ ,,     / .,′ ;,;,;ッツ
                         ゙、        __ /_ /_ ヾツ-‐…┐
               /´ ̄ `¨` ー-`ト、       /        .:. :.:.:.:.:::::',
                //.::::',   ,.‐くソ ` ー=ニ,'.::::::.! .:r‐ '''"´rカ!.:.:: ::::::',
              ,ノ/.::::::::i / ,r ‐-`y ´ ̄``y.:.::;:;;′.:l rカ `¨  .:.:.:.:.:.:::L.-‐
        ,   =‐-'´.:.:::::::::::::レ′ / /.: : /    l/.::;;;;;;′.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
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                    ,. '´.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.`ヽ
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                  ,ゝ、;:;:;:;:;:;:;:;:;::::::::.:.ィ´/i:|::|:| i.l:ll::',
                   /:/.://:;ィイ彡ヲミ彡ヽ ノノノノ i:l:l:ll::l::}
                     レ'〃ィイミ!´   -='   イイ´`ヽYノソ
                 レ'〃いリ   . : : :´  i:`ー ノノ゙´  レイトンは、軍の上に立つタイプじゃない。
                  Vハ、ヽ         ..., 〉: : /ソ
                  リ/7ハ      _r‐ 、  /'´     できない夫は頼りになるとは思えない。
                  ///:.、', :、    ´二` /
                 ,. ィ´.:.:.:::::`ヽヽ、      /、.       先輩と孔明の二択なら先輩でしょう?
       ,. -─一'"二 ノ`ヽ、.:.::::/^1  > -イ  `L
      /.:/´.: ̄ ̄.:.:.:.:.:.:.:.i:.::::::::\/.:.:.:ト、 ⌒Y⌒ヽ /¨¨`ー----- 、
     /.:.:.:/ .:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::l.:.:::::::::::::::::::::`ヽ: : .L._:_:ノ/.:.:::::::::::::::::::::::::::.:.`ヽ
 r‐ 、 /.:.:.:.,′.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::i.:.:.:::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.゙,
  ヽ、 \.:.,′.:.:.:.::::::::::::::::::::::::i.:.:.::::::::::::::::l.:.:::::::::::::::::::::::::l.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::i::.:.:.:i
  /^Y^ヽ\.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::|.:.:.::::::::::::::::l.:.:::::::::::::::::::::::::l.:.:.:rァ::::::::::::::::::::::::l.:::::::`ヽ
  l ,′ /`1\.:.:::::::::::::::::::::::::|:.:.::::::::::::::::::l.:.:.::::::::::::::::::::::|.:.:.「7::::::::::::::::::::::::レ'.::::::::::'、
  | 〈 /  l  L.:.:.:::::::::::::::::::::|.:.:.::::::::::::::::l:.:.:::::::::::::::::::::::|.:.:.l l!:::::::::::::::::::::::::l:.::::::::::::::ヽ
  |`ヽ ト、 「`Y⌒ヽ.:.:.:::::::::::::::|:.:.:.:::::::::::::::|.:.:.::::::::::::::::::::::|.:.:川.::::::::::::::::::::::::l,.:.'´::::::::::::',
 /.:.:.:.:.`ヽ L ト、  l.:.:::::::::::::::::|:..:.::::::::::::::::|.:.:.::::::::::::::::::::::|.:.:::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::i



                 _,;r''"                      ゙i
                ,r'' 〈;;K〕       _,,;::ニ-ー-----=ニ::,,_ ,ノ
                {         ,,:ニf'l"    ;; :, ,,     `l;,
                ゙:、,,,___,,;r''i" i l | li   li li; li;;,,     ゙ii;
                _;f     ゙ツ,川;  l l l llli;i,  'lii;llliilllllliii;;;;;;;;,,,,liiiii}
                 ら'"~  _,,ツ 川トミヾミミト,llllliii;;,''llliiillllllllllllllllllliiillll}
                 {i" 〃ア~;;;ニ._゙ヾ__三ニ=-゙ミミ゙;iillllllllllllllllllllllllllllli}
                 ゙i,{ ,{{ ゙i "モji:、 ;'" -''モj-=;,   ji;lllll''""゙;;llllllllllツ
                  ゙ヾミ、゙l;  ̄ l:: ::..'  ̄ ̄   ,ノツツ i'" ,ノlllllllツ  できない夫は相応しくないと?
                    ゙リ':l;  l: :::::;,_       ,;ツ' i ノ;illllli;'
                      'l ゙:,__:-''        _,il-''";llllli;'
                       'l; ー─--     ,,r''ノ ゙ミ;illlllli;;ミ;、
                       ''i;, ゙"""    ,,;r'' ,/  ツ'llliiツ l
                    _,;:-''"~''i:,    _,::r'".:::: '_,;ニ-''''~~   :l
              _,,,,,,;;;:-ァ"ヽ  /~'===テ"ー、r''''""   _,:-ーi  :|゙'-::,,_
           ,-ス"    ,/,i' ゙i /   ,イ;"  ィ;i⌒l   r"_r=i-l  jL_  ゙'''ー-
          ,/",i'        ,;i'j  ,}    ,;f ノ  ,i' ノ ‖   レ-'''""    ゙''ー-
         ,/' ;l       ,l,j r'"l,    ''   ,:トツ  ‖   ,;:r''
       . /'  Lニ--ー   l,l "゙l;, `''ー----─''" ラ'  iLェー''"


14 :◆vsQyY1yD2Q

                     , -‐.:.::::::::::.:.:- 、、.
                    /.::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.`ヽ
                   /;:;:;::::::::::::::::::::::::, -‐- 、:ノ
                   !;;;;;;;;;;;;オ::::::::,ィ´  l ト、`ヽ.
                   ヾ;:;;;;;;;;;:,.ィニ彡,ィィノ リ ト彡
                   /`" ミゞィ;≦ィィ"´  ヾミ彳
                   V ィ.:イ´ rtモァ´  ,斤、,'.:.::!
                    〈  い!        ' `` リノ'′ ヤン、そう言う話をするなら
                    ゙7、Vハ     .j  /
                   〈.:,ィイ ',   ‐ -  /      部屋の中で……。
                   _/:::::::.:.:ヽ. 、    ,.イ
               ,. '"´.:.:.::::::::::::::::::V><::ヽ
             /.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::V   ゙,:::L
            .:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.`ー‐'.:::.::::.ヽ、
            .:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
            :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
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                              ---===---
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15 :◆vsQyY1yD2Q
     |                             ____
     |   ____   ____                   |;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:|
     |  (`),/|  /ヽ(゜,)                  |:.:ヽ.○ノ..:.|
     |      'i /                      | :.: .▲.: .: .|
     |      |i                      |;:;:;:;:jヽ;;:;:; |
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     'i,     'i,
     )     ',',',',')      _________
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       ー┷ー      iニニニニニニニニレ
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            /:;:;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
            /;:;:;:::::::::::::::::::::::::::::::::,、-─-<、
          /.:;:;:;:;<カ::::::::::.,、-‐'"´    ヾヽ
          l;:;:;:;:;::;::::::,.ィ´ jji i、  `、 ヾミミ、   さっきの続きですけど
          ヾ;:;;,.ィ"´,ィイ ノノソハトト、ミミヽ `ヾミミ:;!
           入 ヾ彡ィイシノノ ,,>=ュ.:;;:;:;;ヾミミミ!   『異界の勇者』 なら、御輿の価値があるのは認めます。
           V ィイ'''rtァッ  ''゙モtュ  `ト/^VトトV
           `Y;jj!   7  ~`     リ ノ;:;;V    でも、認定書を燃やした できない夫に
                ヾ',: :./   . : . : :   イ;:;:爪.     その価値は あるんですか?
               ハ `"´ . : .:   /^1;:;i :l/L_ _
               _,ル;、 -‐‐-    / ノノハV:::::::::::::.:.:.¨'''ー- 、
        ,,、-‐''"´.:.:::::ヾ、      ,.イ  ノノ^V:::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.`ヽ、
       ,.イ.:.:.:.::::::::::::::::::::::::ト--- <  /.::::/ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:
      /.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::L__  _ /.:::::::V/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
     ,/.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ,イ  ヽ|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
    /.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l/^リ   |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    /.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::L/ __ 丿:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    l.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    |.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

 ※ ポプランは部屋の外で歩哨


16 :◆vsQyY1yD2Q
         /;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ソ;:;:;:;:;:;:;:ゝ、
       〃;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:Yイ|;:;:ヘ;:;:ヽ:;:ヽ
        /;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヾヽ;:;:;:ハ
     /;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ
     ノイ;:;:ノ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ノノ ハヘ ∧;:;:;:;:;:;:;:ヽ
      ルノノ;:;:;:;:ノノ;:;:ノ彡'ソ/ノ ヾミハ;:;:;:;:从リ
      /彡彡ニ彡イ彡ニニ"   __ ヘ;:;:ハル'
       ト彡イ イ.l|   ̄`   ´fォッ` /ソ''
      ヾ;;;;ヾ. ソ         {    ,'       ……そうだね。
       ル;;;;ヽヘ      ー-'   ノ
       从;;;;;;;;;|    / ̄ ̄ ̄`ミ辷ニニヘ   君達は 『民主制』 と言うものを知っているかい?
         >ハルj ヽ  l´        |  i `ヽ、
       |>ー--、.ヽヘ           /ニニ≧.  |
        |.:.:.:.:.:.:.:.:ハ ゝミ、      zヘ、___.  、 |
     /.:.:|φl.:.:.:.:トY´ ̄`Yニニ>ヾ::(    、 |___
--一'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.   ハ ヘ   |.:l´ ̄  、  ∨.:` ̄`ヽ
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.人   |::  J  j.:.:ヽ、       }.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:>ト、___∠.:.:.:.:.:ヘ、.   /.:.:.:.:.:.:.:.:
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ミヽ='.:.:.:.:.:.:.:
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨.:.:.:.:.:.:.:.:.:
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\.:.:.:.:.:.:.:


                     , -───- 、、、
                    ,.'´    .:.:.:.:::::::::::::.:`ヽ
                  /        .:.:.:.:::::::::::::;:;;:;;)
                    /  <カ    ,ィイ彡ミ.::;:;ヾ;:;ヾ!、
                 l     ,、‐'"´j;「``ヾ.:.:.:::`i:;:;ヾj
                 ヾ.: ; ィ´ィ彡'´,イ!   i lト、.::.:.::::.::゙、
                 ィイイ ソィィ彡'"´   ヾ!;:;ミミミ彡i;!
                   !.::::ナ, -一  ー‐- 、、,ヾヲ''"´.::リ
                  `ヾj てモシj  でZ>  `i,r 、;:jil!
                     `i   ,!        リ ノ !リ   解放軍が掲げているスローガンが確か……。
                       l   L        , イ'′
                     ゙、  _ _     / 爪ソ
                       ゙、  ー `   / i;:;:;L
                     _入 __ ,.ィ   _」ソ:::i
                 _ _,/.::::::フこ二_ ,r'".:.:::::::::::::L
               ,r'"´.:.:.:.::/.:;;;;l/´ ,ィイ  「|.::;;;i:::「二フ.:::::.:.``ー- 、、
              /.::i.:.:.::::::::/.:.:;;;;l  l /  リ.:;;;;;|.:.:.::::::/.:.:.::::::::::::::::::.:.`ヽ
            l.:::::|.:::::::::::::::::::::::`ー----‐'゙.:;:;:;;;;l.:::/.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::l
            l::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|


17 :◆vsQyY1yD2Q
                      , .:.:.::::::::::::::::.:.:.:、
                     /;;;;;;;:;:;:;::::::::::::::::::.:.:ヽ
                   !;;;;;:;:;::o::,r'''"´,、 ̄``ヽ
                   ヾ;;;;;;;;,r' 〃ィイハ   ヾi!
                   /.:;:;;彡ノシ ィイ 、_,、ヾミミミハ
                   〈;:;;;;, `'ー'`;  ,ィェ、 !,;'ミ:;.〉   教会の書庫で読んだ事があります。
                   .V;:h ; . :〈 : . : ; /ノハV
                   `;.、j,.  _"_   ,〃ィイ'′   昔あった政治体制ですよね?
                    ルハ ´ ー ` /1;;;;jリ
                    ル;:ハ、 __,.イ .!;;;;l
                    ,r:;;;;;;:;:二二´ ,.イ;;/
                 _ _ノ:::;;:;:;;;;;;;;;;;;;;r<⊥::.ヽ
           ,,,、-‐''"´:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|  ト、ヾ:::::L
          /.:::::::::;:;:;::::::::::::::;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;L _リ_ノ;:::::.:.:.`''ー- 、
          ::::::::::::::::::::::::::::::::::;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;:;:;:::::::::::::::::::::::::::::::::.:.ヽ
          :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',



               ッ-‐…ー-、
              , -'゙. : :: :::::: :: .`ヽ
            / . : :: ::;:::::::::::::::: : ト      r、.,.、
            { : : ;;、厶ヘヘ;;、、;: : ゙!     ゙! ゙i、 >:、
           ラ _;「´セT' f゙セト ):: {      ゙! !i-タ┐.  そう、昔ある国が
          ,r‐ ゙! l、';   ; !、  Tフ:;!.._  r‐、 l,  <,.イ|
           /   ゙!;:::゙!   ,ニ、 /゙:;(  ヽ ヽ.`ー'、、 '  {   民主制を取っていたと言われている。
        /     ,〉::l゙ 、 `ー' ,:'}:::{    ', `ヽ、 ! ,、 >、
        ,'    ,」∧ヽ_`ー‐''゙_ノi::::ト、_  _',__  `Fニノ゙.::..`、
       _l__,,.、-''"...:::::`'| i_| i」 l/::lコ:.`ー""ニ':, ̄`゙';:::::::::::::::..`、
     ,r''" .....::. ...::::::::::::!、  ノ ,|::::::::;' .::::::::::::::::::::::::::::';:::::::::::::::::..゙:、
     / .::::::::::::::::::::::::::::::_:;;:二ニニ,::::,=、:::::::::::::::::::::::::::::::';::::::::::::::::::. ゙:、
    ,' :::::::::::::::::::;、-ニ"`ュ_  _,.、-'゙l, }-{ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.゙i
    ,' :. ::::::::::::::/,: -'ニニァ' ̄ _,..l,リ | ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
   / ::: ::::::_;:/ '  ,、<- ''::"::::::::::{ /::::::::::::::::;r──t─-- 、、;;;:、'゙
   / ::::_;、-''゙.:::!、_ /.:::::::::::::::::::::::::::::レ'゙:::::::::::::::;'/    ',
  ,/ -''"....:::::::::::::.. ;'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;'.;'     ',


18 :◆vsQyY1yD2Q

                       , -── ──- 、
                   ,.'´       .:.:.:.:.:::::.\
                   /        .:.:.:.:.::::::::::::::::.ヽ
                  /.::{カ.:::.:::.,.'´彡ミヽ ̄`¨`ヽ;;;;;ノ
                l.::::::::;.ィイ .: :/   `i   .:. :::.:.:.:ヽ
                ヾ::ィィ彡ィイイ    トト、 __,ィイ.:::.::i
                ィイ彡フ"´       `ヾミミV彡.::〈
                〈ノノイ , -‐、  ー--- 、ヾミミヽ. ::::i|
                  Vi1 トッラ.:, .:::ヒッラミ  .:ト、.:.:::::`,:lレ
                 Vj    i    ̄`  .: リい。:::::i:l   民主制って、元々この世界にあったの?
                    `,   ノ       .::/, イ;;ソソソ
                      ',  `        /「:.1ソソイ     てっきり異界の知識だと……。
                   レ´ ̄`>    / |;;i:;:!ィイ
                    / ´ ̄`ゝ  / .::l;;1;;〔
                     |     ^7 ‐< ,.-‐ ─┤
                     |    l   , ィ.::::::::::::::::::::::L _ ___
              _ ___ノ1     レ'´ /.::::::i::::「二!:::::::::::::::::::::: ``ー-、
            /.:::::::::::::::::::〈 ,イ j^V _/.:::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
          / .::::::::::::::::::::::::/i | | ト、.:::::::::::::::.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
         ,/ .:.::::::::::::::::::::::::l     V:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,rー- 、:::::::/
         /.:.:::::::::::::::::::::::::::::ヽ    ヽ.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/| 「\ ヽ/
        ,/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\    l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ .! |   ヽ l
       /.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.\ ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::l_/ __ 二//
      /.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::「二二//



    /        ,  iii ゙!,ヽ,  ,ヽ, ゝ、.. ;;;, ゙ヽ,
    i゙       ,  ,! , ili l i., l;, i, l;;;;,`ミ゙ヾ';;;, ゙i i
    !i゙ ;'   ,i  ,! ,/!,i,iハト, i, !! |i', ゙i; i;;;';';,,_ミ:: ;;, リ
    lv',ィ' ,;;;i 〃;/ リ.リl| !l゙:,ト,゙:、li;'、 i:.゙i;..;;;;;;;,ヾ ;;:〈
   ,ィ,ィ/ ,,;;:;;イ,/シノン' ノ ゙l! ゙'いミ`ミゝミゝ、゙';;;;;;;;;;;;;'v;;;i
  '" / ,;;-''シr--=、∠,,__゙、 ゙ゝ,;≧-─ミーi;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
   i゙i゙  ;;ヘ | ーt‐:ァミ:`、` ' '<"t::ラー- |;;;ハ;;;;;;;;;;i゙
   ゙;゙、 ( ハ,!  `""´'  ゙:   `' ` ´   ノ;リ ,i;;;;;;ノ
    ゙:,゙:、.ヽ,ミト:       ,  :.      ケノ./;;ャ'′  ……そうだね、順を追って話そうか。
      `:、`ー;      ,'.  :::,     '゙フー';;l゙
       ノ,;;;;゙ト     `ー-‐'゙     /};;;;;;;l、
      ,ィ'ス、;;;|`、   -‐ - ─-   /,.};;;;;;;;;;「
      _」 ゝ、;;;l ;゙:、   '''''''   ,ィ゙ 'ク;;;:;:;;;;」
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19 :◆vsQyY1yD2Q


   捕虜としてアリアハンに連れて行かれた僕は

   魔法が使えたから 『勇者育成計画』 に巻き込まれて教会預かりの身となった。

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                †
                ||
              /'i,ヽ
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             | ̄ ̄| ̄ ̄|
             | l⌒l | l⌒l |
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          ミゞ;;;|  ̄ |  ̄ |;:;ミ__ヽミゞ,,_;;:ヽ_;:ゞ;;____.____ ミゞ;;ミゞ;;
        ヾ;:;:ヽミ;;| l⌒l | l⌒l |;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;; ゞソミゝミゞ;;ヾ;:;;:
          ミゞ;;;| |....:l | |;;;;;l |;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;ヾ;:;;:ヽミゞ;;ソゝミゞ;;
         ヾ;:;ゝ | |;;;;;l | |;;;;;l |;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;ヾ;:; ミヽミゞ;;ヾ;:;;:
         ヾゝソ | __ | __ |;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;ゞゝヽミ;ソミゝミゞ;;
          ミゞ;;;| LLl | LL;;;|    __    .__    __    .__    .__  |ミゞ;;;:;ソソミヾ;:;;:
           |i| | LLl | LL;;;|   i_i_l   i_i_l   i_i_l   i_i_l   i_i_l | |iソ ヾ;:;;:i;i
           |i| | LLl | LL;;;|   i_i_l   i_i_l   i_i_l   i_i_l   i_i_l | i;i;:ヽ_;:ゞi;i
        iliiliiliiliililiiliiiiliiliiliiliililiilii|         |iliiliiliiliililiiliiiliiliiliiliililiiliiiliiliiliiliiliiliiliili|;:ヽ_;:ゞ
        iliiliiliiliililiiliiiiliiliiliiliililiilii|          |iliiliiliiliililiiliiiliiliiliiliililiiliiiliiliiliiliiliiliiliili|;:ヽ _ヾ;;;
        "''"'''"'" '"''"'''"'" '"''"'''"''"'''"'"' "''"'''"'"'"'' "'''"'"'"'"'"''"'''"'" '"'"''"''

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   当初は、それで良いと思っていたんだよ。

   魔王 バラモスを倒せば、世界は平和になると思っていたから。


20 :◆vsQyY1yD2Q


   でも、教会の書庫で孔明先生と知り合って色々と話している内に思ったんだ。

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                           ..一−‐rー-..、
                          i ii  ii .ii  .iifろヽ
                          l ‖ ‖ ‖ ‖┐′
                          ! ‖ ‖ ‖ ‖ .|
                          」‐'''" o  ̄゛''''ー._i
                         _ t-‐‐‐‐----ー-..〔
                        i:::: "`ー'''´ __丶ii:::ヽ
                        t,'‐‐、、  ../__`‐‖:::::!
                        '「 '蓬 〉 `〈蓬 !  t|'':::::!
                        | ! ` /    `"´  l| l:::!
                        fl   、       !L'::::::!
                        iヘ 〆____..ヾ   !,'::::::::.!
                        i:∧'' `''‐‐''´ ` ノノ::::::::::l
                        弋::>、    ,,...:rク≡丶:/
                        _....‐ ミ弋テノ‐//≦ ,,.-..... `''..、
                     ..‐''´ /ミ !! ヘリ! //三ミl │「` 、 `‐..、
                    / /  /ミ ii .| | |//ミ三ミl i !{ ヽ /  ヽ
                   イ ノ  .∧ミi l ( (//ミ三ミ/| i ! l .!/    ∧
                   / '|  i三ミl | .//ミ弐 ヽ l '''ヽl .i .|  / ∧
                  イ  ./|  l三三| |//三ミ丶 ゙│   ヽ  ! ノ     i
                 /  hl  l三三-−‐二≠ .!  ′  ''   !/     ヽ
                /   〈..-‐" ``     |′ ヘ   ,′    !≧、    ヘ
               /′  ,,/′         |,,   .i,, i     i三彡、    ∧
                 /   ./            !為  弋!、    !三彡丶、   ∧
             /  /             .!ミ豸   i`'−''".i三彡  ヽ、   ∧
             ' /               iミ為   i  丶 i三彡    丶  ∧
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   本当に魔王を倒せば世界は、サマンオサは平和になるのかってね。


21 :◆vsQyY1yD2Q

                ,.'"´  ̄ ̄ ``ヽ
             ,、-''´           \
              /;:::.: . . .        _ _ ノ,
             /;;:;:;:;:;:.:.: . .<カ〕.  ,.' ´  ``ヾ
          !;:;;:;:;:.:.: .:. . :. . ,,、 '´      .:..::`,
          ゙、;:;: ;:.:.:.:.: .::,、‐'´;、ィイム、;、 .:.、;.;.;.;ヾ!
          ,イ>--‐''゙´.;,ィイノン'i'`ヾトヾ,,::.::::.ヾノ
          7;.;.;.;.;.;.;, ,ィシ'7_ ,,,、' ゙ 、_,,>トヾ、;::;:.リ
          _」;;;:;:;イ;;j"´,r-デ:;> ,イ^モ7 `i;;;;:;ソ
  _ , - ー'''´,ハ;;;;;;!/j;;;ト    ´ .  i ´  ,イ;イイ   君は どう思う、フレデリカ。
.:.:. :.:. :.:. :.:. :.:.:./;:..ゞ仆ヾlリ      ,   ,!   jソ/′
;;:.:;.,. -─一'/;;:.: .:.`゙ゞヘ_ト、      `ー'   / ヽ ̄``ー- 、
:.:.:.:;.:. :.. :.: . . i;;;;.: .:. .  Yj '、    -ー‐:- /  i   ー - 、_`ヽ、
:.:.:.:.:. :.:.:. :. :.. .\.:.: .. ,ヘ \ヽ __ ´ ̄ ,イ ハ _」;,      ¨``ヽ,
:.:.:.:.:.. .:.:. .: . .:. .:. \:./ -‐'"´    ``ーrァ'ー'-、_,::;:;          i
,. -‐ ─ ''''"´ ̄             ij||       ̄ ``ヽ     |
.:.: .:.: .: . . .:. :. . . . .           1||.   ¨` ー -、 、`,     ヽ
.:.:.:.:::. :. :. .:.: ..: : : : : : : . . . . .,     j i!         i i,1 /   j !
.: .:. :.: .:. :..: .: ,,r'"´  ̄  ̄ `ヽイ;:'´  _,レ^ー-、_   ,r‐y `i j,リ /     ! |
.:.:.:.:.:..:.:.:;:;:;/     `,   ヽ:;: ;:,イ.: .: . . . . ̄`ゝ‐'T二レ'゙ /    ,! 」
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                  /.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.ヽ
                /.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,!
                !.::::::::::::::〈カ〉:::::::::::::::::::,、-‐ 彡.: :i`¨`ー<
                ',;:;:;:::::::::::::::::::::::::::::,、‐'´  .:'.:;,rヾミ!.:.:.:.:;:;:;i
                /ヾ;:;:;:::::::::::::::,、‐'´   .:.:;l:;,!   ミ.:.:.:.::;:;;;i!
                I   ̄ヾミミー -=シィイ彡ノノ  ,イ.:.:.:.:i.:.:::,′
                l ;,' ,ィイ ィィ``゙゙ <_,,,"´  __ト、:::、:;::::イ
                V /⌒リ!  `ー=≡'''  ,r─- ,ゞミミイ
                 ハハ jii!        ,´ ̄` /:;ィイリ
                 ヽjノノヽ         _」   /イ'′'   そ、それは……難しいかと……。
                  >,;.:;' ト、     _ _   ,/
                 ィイノハ  l \  ´ ̄  ,.イK
                /.:::::人 _⊥_  `ー─ <::::::::l
           _ _ , ィ::::/´  ヽ_ ノ ´ ̄`7.:.:::::_/::L_
           .:.:.:::::::::/ j!    /ll     /.::::::::|_/.:.:.:::`¨`ー-、
           .:.:::::::::::l /    / l!   /.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.
           :::::::::::::::L    l/  ノ.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::;:;:;:;;;;;;;


22 :◆vsQyY1yD2Q


   そう、ならないんだよ。

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    : : : : : : : :        `ー--,
        : : : : : 、: .      : : ゙ヽ、
         ::;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:゙゙゙゙'''''''‐- 、 ,,,,,_
   ::;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:::;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:`゙''ー-       _,,.--ー''''''"゙
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   ''"''''"""''"""'''''"""''""''""",,,,-‐'゛'''''"""''""''''""''"''''""''"""'''''"""''""゙''、,,"'''''―--'''""''"''''"""''"""''''
   ..:ヾ:ヾ.ヽ.:ヾ:  ヾヾヽ.:ヾ ...ヾ.,. .ヽ.:,,,,-‐'゛,,,,-‐'゛ヾ:.,..ヽ.:ヾ .. ヾヾヽヾ. ヾ .. ヾヾヾ``'‐.``'‐.、ヾヽ..ヽ.:ヾ .
     ヾヾ      ヽ.:     ,,,,-‐'゛,,,,-‐'゛  ヾ ..    .,.ヾ.,.   .ヽ    .:ヾ:. ..ヽ``'‐.、``'‐.、    .:
     ヾヾヽ ヾ      ,,,,-‐'゛,,,,-‐'゛ :.,..ヽ.:ヾ .. ヾ      ヾヾヽ ヾ       ヾ.,. .ヽ.:ヾ:
   :;.:";|./:;.:'";゙:.:゙,:;ヾ,,,,-‐'゛,,,,-‐'゛      ヾヾヽ ヾ         ヾ::.ヾヾ
   ':;,`:ヽ|/,':,:;*.,:;/.:::;.:":::"''''"""''"""'''''"""''""''"""'''''"""''""''''""''"''''"""''"""'''''
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   :".:;.:'"i゙:.:゙,:;、,"ノ'.:;ノ'.:.:;”:;,`: :::::: '''''"""''""''''""''"''''""
   ":;*;;:ヽ|i/:;,':,:;.,:;.:∨//.:";w
   ::;.:";|./:;.:'";゙:.:*゙,:;//,:;、,"ノ'.:;ノ'.
   .:;,`:ヽ|:i.|;,`*/,':,:;ii|,:;/.:*::;.:"::
   .;;\.:|:i|i;,`:;,:;.:'|ii"゙:.:゙,/:;、.
   ::;*:".:;.|i;i|i;,`:;,'*iiiゾ:.:゙、*,"ノ'.:;ノ'.:.:;”:;,`
   .:;,*`ヽ|/:;,':,:ソ|、_,.,:;.:∨//.*:";'/.:.:;”:;,,,
   .*:;.:'";|'ノ.:.:;”:;,`:;:i;|.':,”ソ::.:゙,:;、,",,,,-
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   アリアハンの豊かな大地を、そこで生きる人々を見てきた僕は断言 出来る。


23 :◆vsQyY1yD2Q


   例えばポプランも、アリアハンに連れて行かれた当初は国の荘園で働かされていた。

   でも、彼は農奴なんかじゃなかった。

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                     __ -._ヽ、、
               . -‐ ¨ `~   `` ヽヾ;ヽ_.._
           .  ´¨                 ヽヽ.
         /        ヘ.____.. , ,       ヽヾ
       . '   ==ニ   ゝ. ゞニニ_ノノ ,,ノノ ,ヽ ,  ヽi`
      ./              ̄ノ   ''"'' ノノ)ノノ/ii !i
      i ,   -===¨ ̄    彡;       ´' '、;''ノ
     .i/   /       _..ノノ,       ¨ ̄¨ヽ.ヘ
      i  /       ¨ニニ¨ ノノ        ,ュ=. `キ
      .i  '  /   ./ .-,、ヽノノ         ゝ._゚i  {      数年は監視されてたけど
    .、_..>   ' /  /.i  /,小ヽ'             ヽ
     `‐,      / / ヽゝ、 < '  ヽ           ヽ.   酒飲む自由ぐらいはあったぜ。
      .{ ,       i   ヘヽ`¨`   ヽ        γ /
       `i      i   ヽ `ー           、_   ヽ
          ゝi     i     ',ヽ              ~=."    監視がなくなった後は
           `、.          iヾ             ク'
          `,    i  i  、 i '                ヽ     荘園を辞めて転職するのも自由だった。
        ゝ._ノ   、 i、  iヘ ヽ      \         ∧
          ¨! 、ヽヽヽヽ.ヘヽヾ ヽ      > ,.._     ノ
             ∧ゞ(`ヾヽ‐-`= ¨ニ .._       i   ¨ - ''
            〈 ヽ‐‐-- _       ̄¨ ‐- i._
         ,._ヽ._`; 、 ‐- ._  ‐-        ¨ヽ
         i    ¨ ‐-ヽ   ¨    ¨  ._ ‐- }


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【 その後、いつかサマンオサに帰る事を考えて船乗りに 】

   それから もう一つ ――




24 :◆vsQyY1yD2Q
   ./      ィ-、    _、-'"、 `ヽ ヽ、
  /       `''゙  ,、-゙    !  ヽl, ヽ|
  !       _、-'デ. , | ,l,:イ川ト、i、`ミ彡ィ,
  ゙>-、,,,,,,,、-''ニ゙=ラ゙ノ ノイイ/イノ,ム-ゝミF''"ハ
  i゙,'゙  ,r' -=ニ彡ィェ幺-ミ: ";゙;ィェr | l レ'ノ
  ゙|  l゙,rニ、ア゙ "´-:セ)`,   i `´ .レ''′
   ヽ ,ハイ へリ      ; '  'i ' . |     ―― 門閥、ですね。
    `ッ' `:、ノ!_       ,.._ ,〉  ,!`ヽ,
    彳,ン  ミー、       _,,...、 ./`i ト--、
  ,、-(レ'シ'ノク「 i:、     ̄ー'' ./レ」  ゙i,ヽ `ー-、,,_
-''"  f,、ィ'::( `、 ゙i`''-、,      /グ  ∧゙i,     `ー、__
     |.l 'v∧ >'`ぅ、>-ェ -‐'ヂ  ,/.'/,ノ,..、-‐…'''"゙´'-'゙)-、,,_
    ,|.l::': (! ゙ / /,オ゙   「 ,∧,.、-゙‐'"へ、_,、、-ー=''"´
    | i:::::`;、゙V :( ,l゙    .レニ-'" :-''"  :、 \     `ー-、,_
    レ''' ネ、`'i_  ソ  ,、-''"        ト、 `>
    ,、-' ト-ヘ, `ーゥ'ア          、 ヽ,゙_ノ^)
-‐''"´    ,.r''~ス´-ヘ、          ヽ、 )-'′
      /  ハ,/ >、    ,、r'て` ノ'′



                           ,.r-‐''"´`丶、、..,,,_
                          ,r'´ゝ、 ,r'´フ  ,、'r ̄`ヾ、
                       /,イ`ヾー=彡' ,ィツイ/   ::ヾ`ヽ,
                       ,!        ,ハ'´   ... . ::;_,ィミ l
                         l,ィ,,,:':::ヾ ミ、;;;,.、-─゙'''ァty、::;ィヅ;;::j
                      ,}``ハヽ;;;;, r'´ -─‐'´゙,ノ'ソイ'ヾ,;;〈
                      /:..;;;,r' ヾ、リ  ,か)ゞ`' ,r'`ヽ,|トj;:リ
                       {jj ハi ノi ,:トj         ,jテy ,ハ;;ir'
                      ,!.;;:::;ヽゝ'ヾ'         ヽ  j-‐'
                     {'ヘ、,ミジゝ         `ャソ ,!   正解。
                        `ゞ リハ彳、.     ``ー-、, /
                        ゙,r-く,._イ, ヽ,    `ー  /
                       /     `丶ミ、_      /
                       ,イ        `ヾ,ー‐r一'
                    / `¨丶-、       `イi`ヽ、
                  ,r'´ ̄ `ヽ、,イ `丶   / |,j、  'j
                ,イ         ヽ、  \,/ ,!j ki、,イ、
               /            `,    'i ``ヾ<'


25 :◆vsQyY1yD2Q


   農奴制と門閥貴族、サマンオサの問題は、大体この二つに集約されている。

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                           ||{}i        i{}||
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                           ||{}i        i{}||
                           ||{}i        i{}||         ,. '"´ ̄ ̄``ヽ、
                           ||{}i   〃`'''ヽ i{}||       /.:.:.:./```ハ.:. :. :.:. ``ヽ
                           ||{}i    {{ ` ,'' }} . {}||      ,.イ.:.:.:.ノノ   /ハハ.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
                           ||{}i   ,.ハ`ニ' ノノ i{}||     jハ.:.:,ィイ   ′  ヾ.: . :.: .: .:ヽ
         ,. '"´  ̄`ヽ  ̄`ヽ          ||,r‐‐ ' li.:.:.:.:./ム i{}||      ヾ{ 二ヽ ー='´__  ヽ.: .:.lii.:.:.i
       /        \  \      /     VハハV  ̄`ヽ     /:,′ ¨7  ``  ̄``  V.:lii.:.:.:l
      /           ヽ  ヽ    /   ,.ィつハハハ   リ  '、   ,'.:.{   〈 .. .,、      ハ:.:.:.:.:.ヽ
    / /        ,r'ニミ彡ミヽヽ.   /  _,ム/  ソll: :::ll  /   i   {.:.:.!  ,r=== 、_,    ハl.: .: .: .:.ヽ
   / /        ,.ィ彡'     ',  ',  L ____ノ´  ll::::::ll,. イ   l   l.:.:.l  ヽ ___ノ  , '  _ ノ.:.:.l.:l:.:l:.:l!
   .:/      ,.ィィ彡'′      l l l l  (  ()   /.:.:ハ.:/ Vノノ イ    ',.:.:.',        /,.: .:. :l .:l :. :/
   /.:/.:/.:.:./ 乍彡'、、、,,_     ,,,,,iソノノ   /.:.:.:.:`V:.:.:.:.:./ハハ/.:.:.:.:.:!      ヾ.:ヽ    __ /  i.: l:l :l: :l: /
   VV/.:.:.:ヽU〈   ==`′ ,r==イjjjj!    l.:.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l      ヾ「¨¨¨´     .: .: .l :/
    ``ヾ彡'ゝ1     "´ l!  ノソソ     ヽ.:.:.:.:.:ノ`Y´YY ハ.:.:.:.:.:ノ      / L    ,. '´  ``く
    , .ィ 〈   {      ,__」  /        l  ',.:.:ノ________/⌒7  _ _,.. イ  /⌒ヽ"´      /```'''''
   .:.:.::l  ヽ  ヽ    r---ァ/         l   l     ,.ィ "´. :. :. :. :.: .:l/     ヽ    / . :. :.: .: .: .
   .:.:.:.:l   \.  \   `ニ./.:.:.`丶、       ',  l    /:./. :. :. :. :. :. :. :./       ヽ /. :. :. :. :. :. :. :. :
   .:.:.::.:l     \  ヽ __/.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:`丶、    i.  l.   /.:/. :. :. :.: .: .: .:/        ,. イ. :. :. :. :. :. :. : .: .: .:
   .:.:.:.:.:l      \_/  l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:lヽ   l  l  /.:.,′.: . :. :. :. :. :.`7~~~~~~~~~~~~ト、/.: .: .: .: .: .: .: .: .: . :.
   .:.:.:.:.:.ト、    ,.イ((  ハ l.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.r==== ∩、 /.:.:,′.: .: .: .:. : .:. `7ーー ー ー ーー ーV.: . :. :. :. :. :. :. :. :. :. :
   .:.:.:.:.:.:l \/// `ー' V.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\     l lノ.:.:.:.:.i .: .: .: .: .: .: .:.:7ーー ー ー ー ー ーV. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :
   .:.:.:.:.:.:.l   //     ト、..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:( ̄`ヽ ,.イl.:.:.:.:.:.:l. :. :. :. :. :. :. :. :7~~~~~~~~~~~~~ V.: .: .: .:. :. :. :. :. :. :. :
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   孔明先生と何度も議論を重ね、僕達は そう結論付けた。


26 :◆vsQyY1yD2Q

                  ,、 _ _
               _ ノフ´ /    ̄``ヽ、
               ノヘ / ,/   ,.-ー─ー' 、
               l ′   ,/p ,/ ,ィイハゞヾ   `ヽ
         _ ,,.-┴ー-、 ,/_/ jノソ 〉从ハ、`、ヾ j
   ,.-‐'''"´        ソ.,ィイ'´ー=-、'Nリィヾ、ト、V
    !       、      /;;;:f'´  イテゝ  〈ャッ /Nl/
   ,|!        ヽ   ,ィ´r-、!   . : :  , 〉: .:!ソ'′  サマンオサの抱えている問題は
    !          Y'´^Y ,!〈カ '       ^^  /
   |        「    `ゞ仆ト、    -ー- /        魔王とは別のところにあったって事ですか。
   |       |     イ;;::jiil  、   ´ ̄ /
   l          ト、   リ厂''ー、_,>、 _,イー-、
    !         !ヽゝ- /   /lヾ、 ヽー'ヽY,/i
     !      ,'  i ̄`¨`ー、 ト、ト、   ,r リ !rー- 、__
    |      i  !    ``ヾ´└ー'─'゙ー' ´ ̄``'ー---`ヽ
      !      ,イ  !      `リ       ; ,  ̄`¨`ー - 」 ヽ
     !    / ,'        i        i        i /  ト、
      V  ,イ !        l        l rj        リ   / 〉、
      ヽ ,iレ' ,/   l     ,!       | r'=ャ      j  ,イ /」 \
       V/    !     !       | j i!      ,レ'´  `>-、 \
        ゙i      |     |       | ,川       ,!   ,     \\
          i!       |     l       |        !,.'´   _ _   ´ ̄\
         1      |     !        !       |``ゝ'"´        ヽ



                /;:;::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.::ヽ
             /;;;;;;;:;:;:;:;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, .イ、
           /;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:::::::::::::::::,、-‐'''"´..: .:;.;:;ヽ,
            |;:;;;;;;;;;;〔カ;:;:;:;:;:;:::::,r'´ ヽ.:.:;;;:;;ヽミヽ;.:.:..ヽ
           !;:;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;;イ  ;:ト、 ;:;;、.:.:;:;:;:;;;;;`ヽ;:;:;!
           `ト、;:;;;;;;;;;;,、‐'ィイ ;:; :; ;;、 ;:;:;、`ミミミ、:;;;`ヾ;:;;|
           ,'.:;: ,: ,ィイノlノ;'ハトト、ヾ;:;:トト、ヾミヾ;: ;;;;;;.:;;;リ   かつてバラモスは
           V,:;`,;',;,'ル'゙-イ=≡'´  ``''=- 、`ノノ .:.:/
            ル,;:',ヘ;;!  ー='''´ヽ  ー=‐`  ii! l;:;/    サマンオサとアリアハンを戦わせて
            トト;;ト、j!    "´   ``     / //       人類の連携を断った。
             '`ヾ>ト、       ;      ,ヘ;:;k.
               `1ik、    `ー′   ,ヘ;:;;イ      その時に、サマンオサの方を利用した理由は
               /.:.:L:.、   -‐-‐-  / 1;;/ヽ        その辺にあるんじゃないかと思うんだ。
                /.:.::.:.:/1ヽ  ´ ̄  ,.イ /;:;:;ハ.:`,
            _,ノ.:.::::::/;:;;レ''``ー─.< V;;;;;i.:l/.:::::L__
        -‐''"´.:.:.::::::::::/;:;;;;;l   /l   ヽi;:;;;;;;l.::::::/::::::::::::.`
       .:.:.:.::::::::::::::::::::V;:;:;;;;;;;|  lk!    l;:;;;;;;;|.::/.::::::::::::::::::
       .::.::::::::::::::::::::::::::;:;:;;;;:;::::L_|ノ __」_ノ;:;;;;;;;;;/::::::::::::::::::::::


27 :◆vsQyY1yD2Q

                   ,,、、-──‐- 、、
                ,.'".:.:.::::::::::::::::::::::::::::.:.`ヽ、
                /.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
               /.:.:.:.:<カ.::::::::::::,,、、、-‐───- <
            /.:.:.:::::::::::::::,、‐'´. ::.:.:.:.:.゙ヾヾ.::::ヽ.::::ヽ
             |.::::::::::::;:イ   ノf´ ̄`ヾ.:::゙,::゙,::::::::::::;:i
            !.:::;:ィ´; ィイハソィイ    i1;;;i.::::::::::::::i;:ト,
            `ヲィイイソ   '′    リ:ミミ::ィ彡'.:;;:リ
             V丁 -‐、    ー‐- 、`ヾミ彡'゙.:;:;:;:リ
              Vハ. でシハ   でZュ   Y.:.::.:::::i::l:!   国内に問題を抱えていたから
               V!   i     ̄    ,リ ヘ!从ソ    アリアハンではなくサマンオサに入り込んだ……。
                 `i   〈 _        , イN/
                  ',   __      ,ィ.:ノソソ′    だからヤン達は民主制で
                   ゙、  `ー゙    /1爪ソ      この国を変えようと考えたのね。
                   _ヽ     , ィ'  |i ;i;lL
               /.:::::::コ`二´   __」.:::::::::::i
           _ ___/.:::::::/´ ̄`yーァ /.:::::.::::::::::::.:``''ー-、、、
         /.:.:::::::::::::::::::::i   / 〃/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:`ヽ
        /.:.::::::::::::::::::::::::::::L    /.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
       /.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l



            , .:.:.::::::::::::::::.:.:.:、
           /;;;;;;;:;:;:;::::::::::::::::::.:.:ヽ
         !;;;;;:;:;::o::,r'''"´,、 ̄``ヽ
         ヾ;;;;;;;;,r' 〃ィイハ   ヾi!
         /.:;:;;彡ノシ ィイ 、_,、ヾミミミハ
         〈;:;;;;, `'ー'`;  ,ィェ、 !,;'ミ:;.〉
         .V;:h ; . :〈 : . : ; /ノハV   門閥を打倒するのは良いです。
         `;.、j,.  _"_   ,〃ィイ'′
          ルハ ´ ー ` /1;;;;jリ      でも、農奴を解放して民主制にすれば
          ル;:ハ、 __,.イ .!;;;;l
          ,r:;;;;;;:;:二二´ ,.イ;;/      本当にサマンオサを救えるんですか?
       _ _ノ:::;;:;:;;;;;;;;;;;;;;r<⊥::.ヽ
 ,,,、-‐''"´:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|  ト、ヾ:::::L
/.:::::::::;:;:;::::::::::::::;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;L _リ_ノ;:::::.:.:.`''ー- 、
::::::::::::::::::::::::::::::::::;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;:;:;:::::::::::::::::::::::::::::::::.:.ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',


28 :◆vsQyY1yD2Q
                  /.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
                   ./.:.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
                  |.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ
                  !.:.:.::::::く可:.:::::::::::::,、-‐─:;:;:.:.:;:;:.:;:;:.:;:;:;:く
                ,〉 .:.:.:..:.:.::::::::::::,ィ´.:.,、:.:、ヾミミミヽ ミ<.::`、;:!
               i.:.:.`ー----‐ィィハ、゙''ミミヾ:::ミミミヾ`ヾ ヾ.:.:;}
                {;;;;.:i.:.:::::,ィ‐イ;シ‐' `ヾz≦ニ'''ートト;:;,r‐、;:;;;;;!
                 .l;;;;;::;;;::イ r''モメ`  "´''モテュ`` ソj.:! ウ1;;;ハ   ……アッテンボローは
                 'ト;;;;;;;;ハ   '7  .: ``     リ::j! い,!;;ハ
                 `ト;ヽ!    ,′.:.:.:.      / _ノ.::〈     どうして そう思うんだい?
                  `ヾi!   `ー       /.:.:.::::::::::::i
                    ,.イ:',  -‐-‐一    / .:.:.:.::::::::::L_
           ,,,、、、-‐'''"´.:.:.::::::',   ー      / //.:.:::::::::::::::::.:.``'''ー- 、
         ,r'"´.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::.ト、      ,.イ //.:.:.:::/|:::::::::::::::::::::::::::::::::
        ./.:.:.:.::::::::::::,r‐‐、:::::::::::::::::レ'`フ""´t‐レ'  l.:.::::::::::l/:::::::::::::::::::::::::::::::::::
       /.:.:::::::::::::/  /.:::::::::::::::::1 ,イ1   i ト、 ;!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      ./.:.::::::::::/    /.:.::::::::::::::::::|  川   | l リ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
                /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/^ト、.::::::::::::.ヽ



      ,. '"´  ̄ ̄  ̄. . .``ヽ、
   ,. '´. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.{7.: ヽ
  /. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.,. -‐= く
  !;;;;;;;;;;;:.:;:.::::::::.: . :.: .,. ィ´    ``ヽ
  L;;;;;;;;;;;;:;:.:;:.:.,.. ィ´ .:ノノN  ノ川!.:.'.
  ,〃.:.:;、.:.:;、.:.: .:ィィイ彳/ク{《1.!.:}
 〃.:.:.: ゞミミ彡シノノツ'ぐく, イツノノ
 {{.:/./. :. :.:..,.`ゝミヲ   ,.イ1 jソ'´
  V.:/.//.:.ィ彡/⌒ミ    `` : .ヽ.    むしろ、どうして先輩が
  V./.:{.:.:.彡'入い         ,ゝ   上手く行くと思っているのかが聞きたいんですけど?
   `ヾぃ. :; :;: . :} .        _.j
    ノ.:/.:.,.j.:l.:l/ ', :.      ´_」     民主制の抱える欠点。
   〃{.:{.:l.l.:l.:{  ', 丶、     }
    厂ヽVV{トト、 i   ` 7 ー'     それだけ議論を重ねて来たと言うなら
   ,/.:. :. :.: `ヽ((`¨`''ー┐ノ        分かってないとは言わせませんよ?
  /  ̄ ̄}. :. :. :. :.    L`ヽ.:.ヽ
  /´ ̄ ̄ノ``丶、. :.    i.:.',  `い
,ノ'´ ̄``ヽ、    ヽ、   l.:.:.L__jL
       ヽ、 ___ ノ`ヽ、l .::    1
:.:.:.:.:.:. . . .    \    \      |
::::::::::.:.:.:.:.:. :. :. . . . \    :.:、   |
;:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::: .:.\    .:.:.、  '、


29 :◆vsQyY1yD2Q

      / ̄二ニ= 、     __, --―==ニ二≧.__
.      / /   、  \  // ス、   -=○≠‐ゝ,-‐ `ヽ
     レ'/   ヽ\\ `< .イ / -‐=≠ニ二_ / ̄ `   }
     レ'  , -‐  ハハ ト、 ':. |-‐ _,.=ァテ从:. (_、 ̄`  '.
     |  // //  |li ト、,(] |.ィ=彡'/ル'‐-ハト、ヽヽ    >―=ァ‐―--
     |/// /    | l 川ト、ソ ル'.:://(  行_ヽ ノハ_;ハ  _/  r‐'   ̄
     |//       | l' ムィ斗くハ:l八   `ニ=  (fハリ:j:;>く.{  ノl\
     |/      | ト、::::V人ゞ リ          _、〉/:イ   \ニ{ ヽ\       民主制が上手く回るのは
     '         | |',ハ::::)ノノフ′     __ 、_ ´/人ゝ    `ヽヽ\\
     ,         | |'i 川'((.:/      ´ ¬` /         \ ー==ミヽ.    小国の内だけ……かな?
     |        , リ/{/ ̄ ̄`ヽ\     /               ー=、 ヽ
     |       ,' //     //lト.\_ ..ィ_              \
     |       , //l\ー-=// | \_|_,ヘ ∧ー‐≠ニフ ̄ ̄ ̄ フ77ア广
     |        l l/ |ヽ \ //、__,l`ヽ   ノ}/ ハー-=ニ、     / // //
     |         l ; /|  \{{  ー-=二ニ=-く'_/_}ー-、  ヽ_/ /// /'
     |        /, |   ヽ   \\  爪     \ {  | /// /
    |     l // |i    ',      \{ l,ハ      ';i  |'/// /
.      l     ///  ||     ',  l      \ヽ}     ハ |'// /     /
      .    //イ i l||      ヽ. l         | ̄ ̄ ̄「' | l|i/ /   /
       ',   / 八ハ l||       \       |      | | l|   /


30 :◆vsQyY1yD2Q
                    ,. '´.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.`ヽ
                  l;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:::::::::::::::::::::::::;r'´´ `ヽ
                  !;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:rァ:;:;:::::::::,.ィ´ l:!  `Y′
                  ,ゝ、;:;:;:;:;:;:;:;:;::::::::.:.ィ´/i:|::|:| i.l:ll::',   分かってるじゃないですか。
                   /:/.://:;ィイ彡ヲミ彡ヽ ノノノノ i:l:l:ll::l::}
                     レ'〃ィイミ!´   -='   イイ´`ヽYノソ   国民の意思が政治に反映されるのは素晴らしい。
                 レ'〃いリ   . : : :´  i:`ー ノノ゙´
                  Vハ、ヽ         ..., 〉: : /ソ      でも、ロンベッタだけならともかく
                  リ/7ハ      _r‐ 、  /'´     サマンオサ全土となると
                  ///:.、', :、    ´二` /
                 ,. ィ´.:.:.:::::`ヽヽ、      /、.         意志を確認するのに、どれだけ手間が掛かるか。
       ,. -─一'"二 ノ`ヽ、.:.::::/^1  > -イ  `L
      /.:/´.: ̄ ̄.:.:.:.:.:.:.:.i:.::::::::\/.:.:.:ト、 ⌒Y⌒ヽ /¨¨`ー----- 、
     /.:.:.:/ .:.:.:.:.:.:.:.::::::::::::::::l.:.:::::::::::::::::::::`ヽ: : .L._:_:ノ/.:.:::::::::::::::::::::::::::.:.`ヽ
 r‐ 、 /.:.:.:.,′.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::i.:.:.:::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.゙,
  ヽ、 \.:.,′.:.:.:.::::::::::::::::::::::::i.:.:.::::::::::::::::l.:.:::::::::::::::::::::::::l.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::i::.:.:.:i
  /^Y^ヽ\.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::|.:.:.::::::::::::::::l.:.:::::::::::::::::::::::::l.:.:.:rァ::::::::::::::::::::::::l.:::::::`ヽ
  l ,′ /`1\.:.:::::::::::::::::::::::::|:.:.::::::::::::::::::l.:.:.::::::::::::::::::::::|.:.:.「7::::::::::::::::::::::::レ'.::::::::::'、
  | 〈 /  l  L.:.:.:::::::::::::::::::::|.:.:.::::::::::::::::l:.:.:::::::::::::::::::::::|.:.:.l l!:::::::::::::::::::::::::l:.::::::::::::::ヽ
  |`ヽ ト、 「`Y⌒ヽ.:.:.:::::::::::::::|:.:.:.:::::::::::::::|.:.:.::::::::::::::::::::::|.:.:川.::::::::::::::::::::::::l,.:.'´::::::::::::',
 /.:.:.:.:.`ヽ L ト、  l.:.:::::::::::::::::|:..:.::::::::::::::::|.:.:.::::::::::::::::::::::|.:.:::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::i



        _ __ _
     ,r'"´.:.:.:::::::::::::::.``ヽ
    /.::::::::::::::::::::::,r-‐ヾjrーヽ
   l:::::::::::::::.:.:<カ::/ ノ/^^! ヽ!、
   ヾ::::::::.:.:..ィィィ彡ソ  ヾミミ彡
    ,イイニ二ヲr'-‐‐、   ,r‐ hイソ
    V;:r‐<j! ,r rモ   ,rモ リ'゙
    Vト、 リ      ヽ ,′  な、なるほど、それは確かに……。
     `ヾミゝ,.u    " /
      `iN!\   ´` /、
     /:;:;/^> > r‐ '.:::::ヽ
    _」:::::{    / !:::::::l/::::::.:.`ー-、、
  "´.:.:::::::::.ヽ_,イノ:::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.`ヽ
 .:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r‐ェェ::::::::::::::::::::::::::::|


31 :◆vsQyY1yD2Q
              ,r ''.:.:  ,ィイ彡'"´.:. ``ヽ .:.:.::::::::::::::.ヽ
             /"´ . : : : : ´¨``: : : : :::.:.:.:.:::::::::::::::::::::::゙、
            〃  . : : : : : : : : : : :, : :, : : : :: :;;;;;;:.:.:.:.:.:.:.:.:.',
           〃  . : : : : : jii l l ト、 ', : '; .:.:.:.:.:.:;;;;;;;;;;:.:.:.:.:.:.:.:',
            l1 . : : : : : :jii l i トト、;;;;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;`、
             l1: : : : : : ィイリ 川 ヽト、;;;ヽヽ;;;\`ヾ;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙,
           /イ: : : : ;.ィイソ   '、ヽー====-、ミミヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i
         〃,': :.j ィイ  ̄二ニヽ   ';.:.:-モテ=`ヽ )ハ;;;;;,r‐ 、;:;;;;;;;j!    ……そうだ。
         lハ{ i j j;;',  ィてテン.;,   ``゙゙  ̄`   !;;;;レイ !;:;;;;;;;!
           `ヾ从;;;;;',  "゙ ´ ,′:        ノl/リ ) ,!;;;;;;;;!   僕達の議論は
            `ヾ从;;;',    ノ ,::.        ′ノソ/;;;;;;;;j!    いつも そこで止まっていたんだ。
                 `゙゙j!   (  `::.:.        、_ノ;;;;;;;;;;j!
                  ノハ    `゙゙"´        /, j;;;;;;;;;;;j!.     民主制が抱える課題を どうクリアするか。
                jハ    ー===…'    / ,゙ {;;;;;;;;;j!
                  ゙、   、 ___ ,,     / .,′ ;,;,;ッツ     その答えを見出せずにね。
                    ゙、        __ /_ /_ ヾツ-‐…┐
          /´ ̄ `¨` ー-`ト、       /        .:. :.:.:.:.:::::',
           //.::::',   ,.‐くソ ` ー=ニ,'.::::::.! .:r‐ '''"´rカ!.:.:: ::::::',
         ,ノ/.::::::::i / ,r ‐-`y ´ ̄``y.:.::;:;;′.:l rカ `¨  .:.:.:.:.:.:::L.-‐
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32 :◆vsQyY1yD2Q


   そんな僕達の前に、彼は現れたんだ。

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                  |     __´___ノ   そう言うのは、「直接民主制」 って言うんですよ。
                  |     `ー'´}
                  ヽ        |     僕達の世界には、その欠点を克服した
                   ヽ     ノ
                 _,/( `' 、 _゙T     「間接民主制」 と言うものがあります。
             ノ.ヽ`ヽ. ヽ`ヽム `
         _.. -‐ ´  ヽ   \  l;;::ヽ
     /´         ヽ   ハ/`ァヘヽ
     . : .         ` ー/   ヽ|:. ヘ \、_
     , : : . \        ヽ    ヽ:::. ' <. ヽ
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     !: :     ヽ: : : :       ヽ   ヘ:: l  .! .|
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          l:!.:.l.l.:川1トミミゞミミミヽ.;ニニ三彡::::::::::::::::::}
          リ.:;l.l.:トト、ミミヽ>=='''''' `ヾミミミヽ:::::::::::}
        、 _ノ,;ノノノ,. 'ニヽ`゙`'‐t〒テ  :: ミミレ' ヽ::::、::::゙i   この世界とは異なる 「民主制」
        彳i.:lj小 ,ィtテ;冫   ` ̄  :: ノノ い´',::i:!:::リ
          V,;i.:l.', ´~ノ         ′)_ノ/:!N::(    それが上手く行っている世界から来たんだ
             ``ハ  く .:.;;;.          ,..イl.:l.:.:.VV   できない夫は。
            ヾ',   -    ,.     /ハi.:l.:l.::.:ノソ
                 ゙、 ´ニ二´     /  ノハl.:リリノ    彼は……サマンオサの希望なんだよ。
                 .゙、        /   _ノノ:\
                ゙、     /,. '´.:.:::.::::::::::::.ヽ
                 `ーェ‐'彡'´ /ヽ.::::::::,. .:::‐‐\
                ,r'7⌒i`ヽ.::::く_/.:rェュイ─- 、:.:.:.\
                  / ′/:l::::::.',.:::::::,..ム______ フ´¨¨¨¨``ヽ、
               {ぃ. /.:.:l.:::::::レ'´. : : :,r'"´. : : : : : : : : : : :.`ヽ
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          <   L- ̄/V二/´-'―`ー´` ̄          `ー'    `―``―、__ノ | /  /
           ヽ∠― ̄                                    \__./
                    やる夫はDQ3の世界で生きていくようです

                     第107話 「サマンオサ・デモクラシー」


                        ((::))
                        〈==〉    __ /  ̄ ̄ ̄ \
                         |:||:|     ィoヾヽ_____ヽ_                 ______
                        ( ヾj:Y¨ 、 i廴ノ_________]              ,ィ´   〈  )
                       (`ヾ.|:|',  ',. √,∠`         ヾ7、          /       ヾ/
                        (`´.|:(  .ノ、) {j))         / Y\      _ .ィ        }辷ス:、
                        ,辷彡 / ((  )       ,/   ,入: :\__ . ´/         ト、
                      =≡≡≡= `亡´     ,.ィ´  / _ ミx、:\―フ             ノ  ヽ
                        》=《ヽ  / `>ァ、rfチ彡 =彡' ̄  `ヾ::\、\_    /     /
                        | l | `く  〃 ヾr- ャ ィイ:/        \:}) /rヽ. イ     /
                        | l |    \     卞x¨ヾ { L、        ハ //ヽyミ、       _L . _
                        | l |     `  ̄ ̄ヾX   ヾミx      i斗彡⌒7\_ . '´    `ヽ、
                        | l |     . -――ヾミー――:ヽ:、   /<:::/У: : :.\___    /
                        | l |   /       ト、`ー -ァ/`ー7/てイ:ィ/\: : : : :.\ `ー "


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この記事へのコメント
古代ギリシャの頃はまだ機能していたんだよな>直接民主制
けど、その後の古代ローマからは結局君主制へと変わったけど。
しっかし、間接民主制に移行する時につきものの「革命」だが…
サマンオサは今その状態か…。
Posted by at 2014年01月06日 20:57
もっと大本の所が欠けてるような・・・
Posted by at 2014年01月06日 21:04
おお、魔術師ヤンではなく民主主義の殉教者ヤンの顔が姿をあらわしてきたな。
こうなったヤンは怖いぞ
Posted by at 2014年01月06日 21:08
やってることには賛同できないがなぜこんな事をやろうとしてるのか
ってのはなんとなく分かるな
このままだと魔王に潰されるか動脈硬化が悪化してして自壊するかの二択だ
Posted by at 2014年01月06日 21:41
…なーんか爆弾あるよねこれ
Posted by at 2014年01月06日 21:46
今でこそ悪し様に語られる事が多い制度だが
農奴制も貴族制も、後の制度を生んだ母体や前段階としての価値は認めたい
人類は一足飛びに進んできたわけではないからね
Posted by at 2014年01月06日 21:48
間接民主制というのは銀英伝本編でも触れてたが、最終的には「少数による多数の支配」に結び付く。
結局のところブラウンシュバイク公爵がトリューニヒト議長になるだけなんだよなぁ。
まぁどっちも制度の使い方次第でそうはならないんだけどさ。
一般市民の知識が低い事も合わせて前途多難だねぇ。
Posted by at 2014年01月06日 22:05
少なくとも現在の中堅国から先進国レベルの教育を全国民にいきわたらせるところからやらないと本当の意味での民主制にはたどり着けないしねぇ。
制限かかった民主制ならどうにかなるけど実質貴族制と変わらないしな。
Posted by at 2014年01月06日 23:00
間接民主制の方が確かに直接民主制よりは色々良くなっているんだけど、現代社会でそれがきっちり機能しているところがどれほどあるやら。どのみち分の悪い博打な気がするねぇ。国を良くしていきたいというのは間違いなく正しい信念なのだけど
Posted by at 2014年01月06日 23:13
結局のところ君主制と実態は大して変わらない。
主権を持った人間が専横する。
今は国民が専横して俺たちに少しでも不利なことは反対反対言って政府の足を引っ張る世の中。
しかし、建前が必要な世の中にはなるので、大分マシ。
そして、基本的人権、(建前上は)平等、民主制、以上のキレイな建前は(今のところ)ないので、政治体制は停滞している。
さて、これからは、それこそ銀河英雄伝説みたいに君主制に戻るぐらいしか変化は思いつかない、という袋小路ぶり。
詰んどる。
Posted by at 2014年01月07日 00:10
肝心要の主権を持つ市民ひとりひとりの教育・教養が\(^o^)/式なの考えてんのかねコイツら?
権利与えてもその権利に付随してくる責任を理解せにゃ何の意味もなかろーに
Posted by at 2014年01月07日 01:02
ヤンはできない夫にそれなりに価値を見出してたのか。
完全に神輿でサマンオサ解放後、他国との関係改善に過激なことを言ってたのはできない夫だけで
自分たちはそこまで考えていなかったと売れるんじゃないかと思ってた。

まぁやる夫とのお茶会が実現して実態を聞いたら見限られそうだが。
Posted by at 2014年01月07日 01:14
独裁政治は権力が細分化していって強固な政策はとれなくなり
民主政治は権力が集中化していって多様な政策はとれなくなる
両者はやがて近しい政治形態となる
――ニーチェ()
Posted by at 2014年01月07日 09:26
昔の偉い人が言った話で

政治体制には「君主制」「貴族制」「民主制」の3つがあり
君主制が腐敗すると是正すべく貴族制に移り
貴族制が腐敗すると革命が起きて民主制になり
民主性が腐敗すると英雄が望まれ君主制に戻る
結果ぐるぐると回り繰り返す…なんてのがある

政体循環論とか言ったかな
どれかを絶対視するわけじゃないあたりは結構気に入ってる
Posted by at 2014年01月07日 17:26
民主制にいくら欠点があろうと現状が致命的である以上民主制に移行するしかないってことなのかな。
いずれ民主制が倒されるとしても。
Posted by at 2014年01月08日 01:13
原作ヤンさんは「どんだけ腐敗してても武力以外に修正の可能性が存在する民主制の方がナンボかマシ」って考えの人だったからなあ
もっとも向こうは何千年っていう歴史を学んだ上での思考だからこっちの視野が広がりきってないヤンさんも同じ考えに至るとは限らんけど
Posted by at 2014年01月08日 10:49
間接民主制か……一応上手く行ってる方だけど
国民一人一人が様々な分野の知識と、共通した倫理感を持って初めて成功に傾くもんだからなぁ
直接だろうが、間接だろうが、民主制の国は国民の平均より上には決してなりえない
しかもいったん衆愚制になったら『リセットも自殺もできない国』になる

でも貴族のあの腐れっプリを見ると、貧民も全部まぜこぜにして一からやり直ししても今より悪くはならない底打ち感があるんだろうなぁ
Posted by at 2014年01月08日 14:55
民主制で国民の無能が原因で国が荒れるならそれは国民自身のせいだからしゃーないという考えもあったな。
暗君と腐敗した貴族と無能な国民しかいない国なら、いっそ民主制にして誰の責任にもできずに滅ぶ方がいい気はする。
Posted by at 2014年01月09日 11:29
民主主義は最悪の政治形態である。ウィンストン・チャーチル
まあ、その後に「これまでに試みられた全ての政治形態を除けば」と続く
要するに一番マシなだけって事ですね

そもそも間接民主制も民衆側に学力や倫理観がなければ上手くいかないからね
某国の様に宇宙人が首相になる可能性もさもありなん
Posted by at 2014年01月09日 13:25
メディアのないところにメディアを急に作ろうとしても
いつでもどこでも基本的にロクなことにはなってない。

ドラクエの世界って牧歌的な雰囲気なようで何気に
胸くそ悪いエピソードが多いし(特に7とか)。
お花畑のようにはいかんだろうな。
Posted by at 2014年01月10日 00:08
この世界に必要なのはまずは「基本的人権」の思想ではなかろうか
Posted by at 2014年01月11日 09:55
たぶん、あのころのケロロとか今のやる夫の文化的功績をきいたら
3賢者全員やる夫のほうに鞍替えしそうな気はするなw
Posted by at 2014年01月12日 12:16
民主主義の前に経験しなきゃいけないことがあるのよ。
遵法精神。法を守ろうとする心。
この精神的土壌が無いと民主主義はただの数の暴力になる。
民主主義が支配の道具になるんだ。
Posted by at 2014年01月12日 14:23
あと民主主義には国民すべてに情報を伝える報道機関が必要だ
今の国はどういう状況なのか、自分の選んだ議員はどのような行動をとっているか。
次に選ぶ議員はどういう政策をしようとしているのか。それらをこと細かく伝えなくては主権者が正しい判断を行うことができない。

・・・ここはドラクエスレのコメント掲示板だよな?
Posted by at 2014年01月13日 15:20
いいんでない?
こういう風にまじめに論議ってのもこの作品らしいし
しかしヤンが民衆語るとやっぱ似合うねえ
Posted by at 2014年01月13日 18:12
どんな政治体制にも欠点はあるなんて分かりきってるし、
だったら、今よりマシになるならそれは成功なんじゃないかな
Posted by at 2014年01月16日 21:13
ふむ、調べれば内通者をすぐに特定できそうですね。

部下からはできない夫は三賢者より下に見られているようですね。
カブノールの農奴の反応だとあまり差はなかったように思いましたが。
個人的にはできない夫が無能だとは思いませんが。能力について知らないのかな?

民主制がこの世界にあったと? では、何故今はないのでしょう。
現在進行形で国民の生活を破壊し、遺恨を残しまくってることにはついてどう考えているのかな?
しかし、国民の意思ねえ。利益誘導や情報操作に容易く引っ掛かる状態で意味があるのかな。
判断する知識が致命的なまでにないと思うのですが。酒でも奢れば票をいくらでも集められそうです。
法で縛ろうにも、ねえ。
Posted by とあるA at 2014年01月19日 21:43
まあその間接民主制も……他に比べればマシってだけで、
現日本の団塊どもに牛耳られた国会見てたら ほんとにこれがベストなのか? と問いたくなるけどね…。
SFだとコンピューターに判断を任せるってのもあったな。第四形態の政治だね。
まあその場合人類排除って結論に至るのがパターンだけど。
Posted by at 2014年02月04日 19:53
国民の教育水準が低い国で急に間接民主制をやろうとして
結局投票さえまともにできず酷いことになってしまった地域がいくらでもあったろうに
それこそ中学生でもTVや新聞見てれば分かってそうなものだが…できない夫ェ…
Posted by at 2014年02月21日 21:03
ここのヤンはアリアハンでの虜囚生活の分、原作で死んだ時よりも歳をとっているはずで、その彼と幼馴染のフレデリカもこの世界的には大年増に……

古代ギリシャの直接民主制って、農業などの単純労働を奴隷にやらせた上で奴隷所有者である市民たちだけで成立していたものなんですよねぇ。

Posted by at 2014年10月14日 12:33
政治家も権力者も無し、民衆の教育レベルゼロの場所で間接民主制を試してみたところで、いい加減に代表が決められた揚句、結局その人たちも何もできないという衆愚政治が出来上がるだけだと思うのだが。
例としては適切ではないが、ナチスの政権奪取までのプロセスを一度確かめた方が……。
Posted by at 2014年11月29日 19:23
まず前提として、有権者の識字率ほぼ100%は必須だよね。
男女同権でやるなら予算と時間が死ぬほどかかるな。
Posted by at 2015年02月02日 02:37
できない夫も相当馬鹿だけど、散々議論を重ねたヤンとかも国民の教育が前提だって事すら分からないのはどうなんだ
Posted by at 2015年08月12日 22:01
間接民主制は素晴らしい!(ナチス)
Posted by at 2015年08月19日 18:33
本スレでもツッコミの荒らしだったからなぁw
Posted by at 2016年01月13日 00:43
色々意見は出ているけど結局のところは「君主制も貴族制も民主制も統治システムの一つに過ぎない」と言う事でしょうね。
その時代にあったシステムをその国に住む人たちが悩み努力しながら成立させていくしかないんでしょう。
そして古くなったシステムはまた新しいシステムに代替されていく・・・。
ヤンとできない夫は民主制を盲信しているみたいだけどできない夫自身がきちんと理解しているとは言い難いうろ覚えの中途半端な入れ知恵でどだい最初から上手くいくはずがないと思います。
革命軍そのものを全否定はできませんけどやっぱり意図的に悪い方向に誘導されてる気はしますね。
Posted by at 2016年07月23日 18:29
で、当然その「間接民主制」とやらについてとことん議論したうえで
テロやらかしてるんだろうな、ヤンよ。
Posted by at 2016年10月23日 21:53
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